脱毛の基礎知識

介護脱毛のメリット・デメリットや料金・回数は?おすすめ医療脱毛クリニック5院

介護脱毛(VIO)のメリット・デメリットを解説。おすすめの医療脱毛クリニック5院をご紹介

最近、TVのワイドショーでも良く話題にあがっている”介護脱毛”って知っていますか?

介護脱毛とは、将来的に自分が介護される側になった時に、介護者に負担をかけないようにするため、予め、デリケートゾーンの脱毛を済ませておくことです。

介護脱毛を行えば、家族など介護者の負担が大幅に減るといっても過言ではありません。

将来、おむつを着用することを考えると、蒸れ等による肌トラブルも起こしやすく、デリケートゾーンの脱毛をした方がリスク軽減に繋がります。

10~30代の女性に人気のVIO脱毛ですが、”介護脱毛”の考え方から、今、40代以上の女性にも需要が高まっており、大久保佳代子さんやいとうあさこさんなど多くの芸能人もVIO脱毛をしていることで知られています。

今回は、介護脱毛のメリットやデメリット、注意点を詳しく解説していきます。

VIO脱毛におすすめのクリニックもピックアップしてご紹介させていただきますので、介護脱毛を検討している方は是非参考にしてください。

◎こんな方におすすめ

  • よく耳にする”介護脱毛”についてもっと詳しく知りたい方
  • どんなメリット・デメリットがあるのか知りたい方
  • VIO脱毛におすすめのクリニックを知りたい方

目次
  1. 介護脱毛は将来の自分や周囲の方のためにするもの
  2. 介護脱毛のメリット
  3. 介護脱毛のデメリット
  4. VIO脱毛におすすめの医療脱毛クリニック5選
  5. 介護脱毛をする前に注意しておきたいポイント
  6. 介護脱毛の実際の施術の流れとその方法は?
  7. 介護脱毛に関するよくある質問
  8. 介護脱毛 まとめ

介護脱毛は将来の自分や周囲の方のためにするもの

介護脱毛とは、冒頭でも紹介した通り、介護が必要になったときのために役立つVIO脱毛のことです。

今は想像つかないかもしれませんが、将来、寝たきりになって、排泄介助が必要になる可能性もゼロではありません。

介護が必要になった時、アンダーヘアが脱毛されていると、どのような変化があるのでしょうか?

デリケートゾーンのふきとりやおむつの交換など、ムダ毛がないことによって、排泄介助がスムーズになります。

また、介護脱毛は、介護者のためだけに行うものではなく、”自分のため”に行うものです。

VIO脱毛を行えば、デリケートゾーンの蒸れやにおいなど、肌トラブルのリスクが減り、常に清潔に保ちやすくなるでしょう。

『介護脱毛』の認知度は年々増加し、実際に、開院年である2010年9月から2020年8月末にかけて、「アンダーヘア脱毛を契約された40歳以上の女性患者さま数」はここ10年間で【75倍(75.0倍)】と右肩上がりに伸びています。

リゼクリニック「アンダーヘア脱毛を契約した40歳以上の女性患者数推移(全国)」

医療脱毛専門のクリニックであり、最近はメディアにも広告を出している「リゼクリニック」の調査によると、2010年9月~2020年8月末までの10年間、Vライン・Iライン・Oラインといったアンダーヘアの脱毛を契約する40代以上の女性がどんどん増えていることが分かっています。

40代の女性は子育ても一段落して、自分の時間やお金の余裕も生まれたというのが1つの要因であるとも思います。

また、介護を実際に経験して、「自分は脱毛を済ませておこう」と感じる方も多いようです。

VIO脱毛というと”見た目”のために、若い女性がするもの、とイメージしている方も多いと思いますが、近年は男性の需要も伸びており、衛生面のメリットから脱毛する方も増えています。

介護脱毛のメリット

今注目されている”介護脱毛”のメリットは大きく分けて以下の3点です。

介護脱毛のメリット

  1. 介護者の負担を軽減できる
  2. デリケートゾーンの衛生管理ができる
  3. 肌荒れなどのトラブルを減らせる

VIOの中でも、特にIライン・Oラインは下着の中でも蒸れやすく、不衛生になりやすい部分です。

アンダーヘアがあると、汗や汚れを取り除くことが難しくなるため、においも気になるでしょう。

ムダ毛がなくなると、トイレットペーパーやおしりふきなどで拭き取りやすく、簡単に綺麗になります。

そのため、介護者の負担は減るだけでなく、自分自身もストレスなく快適に過ごせます。

この3つのメリットについて、さらに深掘りしていきまます。

① 介護者の負担を軽減できる

介護脱毛の1番のメリットは、家族や介護士などの手を煩わせないこと、負担を減らせることです。

赤ちゃんのおむつ替えの場合、サッとおしりふきで拭けば、ものの1分で綺麗になります。

赤ちゃんは当然、アンダーヘアがありませんので、おむつを開けてサッとおしりふきで拭けば、ものの1分で綺麗になります。

しかし、大人だとアンダーヘアで汚れが確認しにくく、毛に絡まることも多くなるでしょう。

介護”する側”も”される側”も、嫌な思いをすることなく、排泄介助がスムーズに終わることは大きなメリットです。

② デリケートゾーンの衛生管理ができる

介護脱毛のメリットは、デリケートゾーンの衛生管理がしやすくなることです。

日常生活動作が自立しており、自分でトイレに行ける場合でも、高齢になり体力・筋力が衰えると十分に拭き取れず、不衛生になっていることも少なくありません。

オムツを着用することになれば、ますます自分で衛生管理は難しくなり、特にお肌の弱い方は赤みやおむつかぶれを起こしやすくなってしまいます。

介護脱毛を行えば、雑菌の繁殖を防ぎ、アンダーケアの絡まりによる痛みや不快感をゼロにできます。

若い世代の方のVIO脱毛経験者の口コミをみると、「においが気にならなくなった」という嬉しい効果もあるため、清潔に気をつけたいと考えている方には特におすすめの脱毛です。

③ 肌荒れなどのトラブルを減らせる

介護脱毛のメリットは、肌トラブルのリスクが減ることです。

年齢を重ね、介護が必要になった頃には、免疫力も低下しています。

下着やおむつの中は、常に湿った状態だと衛生環境が悪くなり、雑菌の繁殖や、感染症のリスクが高まってしまうことも。

アンダーケアがあると、拭き取る回数が必然的に増えてしまうため、皮膚の薄いデリケートゾーンの負担が増えて、肌トラブルが起きやすくなります。

感染症予防としても健康を維持するためには、介護脱毛をしておくと安心です。

介護脱毛のデメリット

介護脱毛をすることで、自分も周囲の人も気持ちよく生活できるのは間違いありません。

ただ、脱毛すること自体のデメリットは生じます。

介護脱毛のデメリット

  1. VIO脱毛は痛みが出やすい
  2. 脱毛料金は決して安くなく、時間もかかる
  3. 施術が恥ずかしいと感じる人もいる

VIOの内、とくにIとOは皮膚が薄く、粘膜の多いデリケートな部位です。

医療脱毛をする場合、”永久脱毛”も叶いますが、施術時に痛みが出やすいので事前に把握しておく必要があります。

また、VIO脱毛の料金は決して安くはないので、コスト面や通院して効果が出るまでに時間がかかることも考慮しておきましょう。

① VIO脱毛は痛みが出やすい

他の部位と比べても、皮膚の薄いデリケートゾーンの脱毛は痛みを感じやすいです。

とくにクリニックのレーザー脱毛は、脱毛サロンよりも高出力の脱毛器を使用するため、バチッとした一瞬の痛みが強く出ることも。

ただ、”永久脱毛効果”を得られるのは、レーザー脱毛のみなので、近年は脱毛サロンよりも医療脱毛を選択する方が増えています。

高い脱毛効果があっても痛みが心配という方は、脱毛サロンと迷う人もいるかもしれませんが、医療脱毛は麻酔を使用して痛みを緩和することも可能です。

麻酔の処方は医療機関であるクリニックのみで行えるものなので、脱毛サロンでは取り扱っていません。

高い脱毛効果が期待できる永久脱毛をしたい!でも、痛いのはイヤ!という方は、麻酔を使用して医療脱毛を受けることをおすすめします。

② 脱毛料金は決して安くなく、時間もかかる

デリケートゾーンの毛は、太く濃い毛が密に生えているため、時間や費用がかかります。

脱毛料金や回数の目安は、以下を参考にしてください。

脱毛方式1回あたりの脱毛料金施術回数必要期間
レーザー(医療脱毛)10,000~50,000円5~6回5ヶ月~1年

医療脱毛のVIO脱毛の料金相場は5回で、5~10万円くらいです。

5回などの回数制の契約ほど安く、1回ずつ都度払いするとなると、もう少し費用がかかることが多いです。

決して安くはありませんが、脱毛効果は期待できるので、是非検討してみてください。

③ 施術が恥ずかしいと感じる人もいる

デリケートゾーンの脱毛は、恥ずかしいと思い抵抗を感じる人がいることは当然のことです。

しかし、施術中はリラックスして受けられるようにタオルをかけて配慮してくれるクリニックがほとんどなので安心してください。

VIOの施術部位によって、照射する際の体勢が変わります。

  • Vライン‥仰向けになり、足を少し開いて力を抜いた状態
  • Iライン‥仰向けになり、照射する方の膝を立てて外側に開いた状態
  • Oライン‥うつ伏せで足を開いた状態、または横向きで膝を曲げた状態

体勢については、その都度説明してもらえますし、無理な姿勢をとる必要はありません。

完全個室が完備されているクリニックもあるため、調べる際にはチェックしましょう。

VIO脱毛におすすめの医療脱毛クリニック5選

介護脱毛とは、いわゆる”VIO脱毛”のことであり、デリケートゾーン3箇所を全て脱毛できるプランになります。

今回紹介するのは、脱毛料金、痛みの少ない脱毛器の導入、麻酔の有無、必要期間を重視してピックアップしたおすすめの5院です。

クリニック選びに迷った時に参考にしてください。

クリニック名リゼクリニック
リゼクリニック 全身+VIO+顔 医療脱毛
レジーナクリニック
レジーナクリニック 医療脱毛 スピードプラン 全身+VIO脱毛
フレイアクリニック
フレイアクリニック 全身脱毛コース VIO 顔 医療脱毛
TCB東京中央美容外科
TCB 東京中央美容外科 全身脱毛
ミラクリニック
ミラクリニック 美容医療 全身医療脱毛
VIO脱毛
5回の料金
81,600円92,400円99,000円48,000円89,980円
麻酔の処方麻酔クリーム:3,300円
笑気麻酔:3,300円
麻酔クリーム:無料麻酔クリーム:無料麻酔クリーム:2,750円
笑気麻酔:2,750円
麻酔クリーム:3,300円
通院期間最短10ヶ月最短8ヶ月最短8ヶ月最短5ヶ月最短5ヶ月

介護脱毛の場合は、自己処理が完全に必要のない”永久脱毛”を目指すのが理想的です。

毛量が減り、毛質が細くなるだけでも介護負担は減りますが、”ツルスベ肌”を目指していただくのが、1番だと思います。

各クリニックの詳細は以下の通りです。

リゼクリニック|約30分でデリケートゾーン全て照射できる

リゼクリニック

リゼクリニック 全身+VIO+顔 医療脱毛

◎おすすめポイント

  • 脱毛器を使い分けて効果的脱毛できる
  • 麻酔クリーム、笑気麻酔を選べる
  • 剃毛代やキャンセル料がかからない
VIO脱毛
5回
81,600円
導入脱毛器
  • ラシャ
  • メディオスターネクストプロ
  • ジェントルヤグプロ
通院期間最短8ヶ月
シェービング無料
麻酔麻酔クリーム:1回 3,300円
笑気麻酔:30分 3,300円
診療時間<午前>
10:00~14:00
<午後>
15:00~20:00
休診日不定休
クリニック数25院

リゼクリニックは、肌質・毛質に合わせて脱毛器を使い分けて照射してくれるので、高い脱毛効果を得ることが期待できます。

リゼクリニックのスタッフは、座学の他、実技の研修をしっかり行っているので、患者さまの毛質・肌質に合わせて最適な施術が可能です。

また、VIO脱毛で使用できる麻酔は、表面麻酔と笑気麻酔の2種類を用意。

麻酔を使用すれば、高出力のレーザーでも痛みを感じにくく安心して施術を受けられます。

リゼクリニックは皮膚科医が常駐しているので、肌トラブル発生時も速やかに対応してくれます。

診察はもちろんのこと、薬の処方も無料なので、お肌が弱い方も安心です。

レジーナクリニック|VIO脱毛は自分好みに仕上げられる

レジーナクリニック

レジーナクリニック 医療脱毛 スピードプラン 全身+VIO脱毛

◎おすすめポイント

  • 5回の通院で脱毛を完了できる
  • 剃毛、麻酔ともに無料
  • 完全個室で人目が気にならない
VIO脱毛1回 46,200円
5回 92,400円
8回 147,840円
導入脱毛器
  • ジェントルレーズプロ
  • ソプラノアイスプラチナム
  • ソプラノチタニウム
通院期間最短8ヶ月
シェービング無料
麻酔麻酔クリーム:無料
診療時間<平日>
12:00~21:00
<土日祝>
11:00~20:00
休診日不定休
クリニック数22院

レジーナクリニックの最大の魅力は、脱毛料金以外の部分がほぼ”無料”であることです。

例えば、剃毛代、麻酔の処方、キャンセル料といったクリニックにおいて、無料・有料の分かれる部分も全て無料です。

介護脱毛をする方にとって、剃毛代と麻酔の処方代が一切かからない点は、魅力的なポイントでしょう。

特に麻酔の相場は1回あたり3,000円と意外と高いため、毎回有料で利用するとなると、結構な額になってしまいます。

しかし、レジーナクリニックであれば、痛みを我慢せずに麻酔を気軽にお願いできるので、他クリニックよりも脱毛費用を大幅に抑えることができます。

VIO脱毛では、基本的に自己処理をする必要がありますが、レジーナクリニックの場合、剃り残し部位のシェービングは無料です。

自分の手が届く範囲はご自宅で剃毛して、Oラインなど難しい部位のシェービングは、お任せすると良いでしょう。

フレイアクリニック|痛みの少ない脱毛器を導入

フレイアクリニック

フレイアクリニック 全身脱毛コース VIO 顔 医療脱毛

◎おすすめポイント

  • 痛みの少ない脱毛器を導入
  • 肌質問わず脱毛できる
  • 女性スタッフによるカウンセリング
VIO脱毛1回 41,800円
5回 99,000円
8回 149,600円
導入脱毛器
  • メディオスターネクストプロ
  • メディオスターモノリス
通院期間最短8ヶ月
シェービング無料
麻酔麻酔クリーム:無料
診療時間<月~金>
12:00~21:00
<土日祝>
11:00~20:00
休診日年末年始
クリニック数16院(2023年夏 千葉院開院予定)

フレイアクリニックの脱毛器は、SHR式(蓄熱式)と呼ばれるもので、医療脱毛の中でも低出力でお肌の負担を抑えて脱毛するマシンです。

通常レーザー脱毛に向かないとされている日焼け肌や色黒肌にも照射できるので、VIOの黒ずみが気になっている方でも安心して脱毛できます。

また、フレイアクリニックのカウンセリングは女性スタッフが対応してくれるので、VIO脱毛の気になる点や介護脱毛について、気軽に相談することもできます。

また、VIO脱毛プランは、全てをツルツルにするハイジニーナの他、Vラインをデザインすることもできるので、このあたりもスタッフさんに相談してみると良いかもしれません。

TCB東京中央美容外科|スピーディーに脱毛できる

TCB東京中央美容外科

TCB 東京中央美容外科 全身脱毛

◎おすすめポイント

  • VIO脱毛1回にかかる施術時間は約30分
  • お肌にやさしく脱毛できる
  • 女性スタッフが対応してくれる
VIO脱毛3回 38,000円
5回 48,000円
導入脱毛器
  • メディオスターネクストプロ
  • ラシャ
通院期間最短5ヶ月
シェービング2,040~3,060円
麻酔麻酔クリーム:2,750円
笑気麻酔:2,750円
診療時間10:00~19:00
クリニック数72院89院

TCB東京中央美容外科の脱毛器は人気のメディオスターとラシャで、痛みを抑えつつ、しっかりと脱毛することができます。

脱毛器自体は痛みの出にくいマシンを導入していますが、2,750円で麻酔も利用できるので、安心して脱毛に臨めます。

お肌に直接塗布する麻酔もありますが、吸入するタイプの麻酔もありますので、好きな方をお選びいただけます。

施術時間は約30分でササッと終わるので、VIO脱毛に抵抗のある方や、痛みに弱い方も緊張することなく施術を受けられます。

脱毛料金も他のクリニックと比べて割安なので、初めての医療脱毛にもおすすめです。

ミラクリニック|最短5ヶ月で脱毛を完了できる

ミラクリニック

ミラクリニック 美容医療 全身医療脱毛

◎おすすめポイント

  • 1ヶ月間隔で脱毛できる
  • 蓄熱式脱毛器で痛みが少ない
  • 剃り残しのシェービングは初回無料
VIO脱毛5回 89,980円
導入脱毛器メディオスターネクストプロ
通院期間最短5ヶ月
シェービング剃り残し:5,500円
(初回は無料、自己処理の難しい背面は無料)
麻酔麻酔クリーム:3,300円
診療時間10:00~21:00
クリニック数4院

ミラクリニックの脱毛は、通院間隔が短く、最短5ヶ月で完了できます。

一般的に医療脱毛というと、成長期の毛にレーザーを照射するものが多いため、毛周期と呼ばれるヘアサイクル(2~3ヶ月)に合わせて通院スケジュールを組まなければなりません。

また、剃毛代が初回無料で、手の届きにくい範囲は施術前にシェービングしてくれるので、安心です。

VIOの自己処理は電気シェーバーを使ってもなかなか難しく、剃り残しができやすいことも。

そのため自分のできる範囲で剃毛し、後はスタッフさんにやってもらうと良いでしょう。

介護脱毛をする前に注意しておきたいポイント

脱毛の需要が伸びていることにより、VIO脱毛をする方の割合も増えています。そして、介護脱毛自体の需要も高まっています。

将来的な介護の負担を軽減し、衛生管理のできる介護脱毛はメリットも大きいですが、脱毛前に注意しておきたいポイントもあります。

介護脱毛をする前の確認ポイント

  1. 医療脱毛以外の方法は再び生えることもある
  2. アンダーヘアが白髪になるとできない
  3. 自己処理の方法によっては肌が傷つきやすい

この3点について、詳しく解説していきます。

① 医療脱毛以外の方法は再び生えることもある

アンダーヘアの脱毛方法としては、大きく分けて脱毛サロンの光脱毛とクリニックの医療脱毛がありますが、光脱毛は”永久脱毛”ではなく、あくまでも、抑毛・減毛効果しか得られません。

毛量が減ったり、生えてくる毛が細くなったりする効果は得られますが、毛が生えないことを目指すとすると、医療脱毛一択です。

また、自己処理をして除毛する方法としては、T字カミソリやブラジリアンワックス、電気シェーバーなどがありますが、約1~2週間毎に継続して行い続ける必要があります。

自己処理ができる今はそれでも良いと思いますが、介護が必要になるということは、自己処理もできないということになりますので、やはり脱毛が1番効果的といえるでしょう。

VIOの自己処理は、足や腕と比べて難しく時間もかかるため、医療脱毛がおすすめです。

② アンダーヘアが白髪になるとできない

医療脱毛のレーザーは”メラニン色素”に反応するものですので、色素のない白髪の毛にはあまり効果がありません。

白髪になる、ならないは個人差が大きいものですが、40代以降の女性で医療脱毛を検討しているのであれば、白髪にならないうちに、早めに始めるのがおすすめです。

「やっぱりあの時脱毛しておけばよかった」と思っても後の祭りですので、1本でも白髪の少ない内に取り組んでみてください。

自己処理の方法によっては肌が傷つきやすい

デリケートゾーンの自己処理は、自己流で行っている方が多く、長期間継続していると肌を傷つける原因になります。

カミソリで何度も肌を滑らせていると、肌表面に見えない細かな傷がつき、あせもや感染症にかかりやすくなることも。

また、すぐに生えてくるとチクチクして痒みを感じる人も多いです。

ブラジリアンワックスのような一気に毛を抜く方法もあまり好ましくありません。

強い力で毛抜きをすると出血や炎症を引き起こし、毛嚢炎のリスクも高くなります。

自己処理に不安がある方は、無料カウンセリングで正しい方法を教えてもらいましょう。

介護脱毛の実際の施術の流れとその方法は?

いざ、VIO脱毛をするとなっても、アンダーヘアをなくすことに抵抗のある方や、施術中の恥ずかしさから一歩踏み出せないという方もたくさんいます。

少しでも不安を払拭できるように、ここからは、実際の施術の方法と流れを紹介していきます。

ハイジニーナ脱毛とは?Vラインをデザインできるって本当?

VIO脱毛の方法の1つに”ハイジニーナ脱毛”というものがあります。

この方法は簡単にいってしまうと、Vライン・Iライン・Oラインの全ての毛を脱毛してツルツルにするものです。

ハイジニーナというのは「hygiene」に語源があり、”衛生”という意味。

日本では少しずつ人気が上がってきている程度ですが、世界各国では主流の方法であり、男女問わず、ハイジニーナ脱毛の需要があります。

将来のことを考えると、ハイジニーナがベストな選択だとは思いますが、やっぱり抵抗感を感じる人も少なくありません。

そんな方におすすめなのが、”Vラインのみデザインする方法”です。

クリニックによって対応していないこともありますが、VラインをI型や卵型、スクエア型などにデザインする方法で、Iライン・Oラインのみハイジニーナにします。

カウンセリングの時に人気の形を確認できるので、完全に毛がなくなるのは抵抗があるという方は、Vラインのデザインができるクリニックを選んでください。

予約日の施術の流れ

女性のスタッフしか居ないとはいえ、VIOの脱毛をしてもらうのは、少々恥ずかしいものですよね。

実際、どのような流れで脱毛をするのか簡単にご紹介します。

VIO脱毛前は下半身の衣類を下着含め全て脱いでいただき、専用の紙ショーツを履いて施術を行います。

タオルやショーツをずらして、少しずつ照射していきますので、陰部全体が見えることはありません。

VIOは人に見られたくない部分であり、毛の濃さや、形、色等にコンプレックスを抱えている人も多いと思いますが、スタッフは、医療従事者、看護師さんで、患者さんの身体を気にする方はいません。

「病院(医療機関)」だと思うと、少し不安も和らぐのではないでしょうか?

患者さまの気持ちに寄り添って、「痛くないですか?」などの声掛けもしつつ丁寧に施術してくれるので、安心して受けていただけます。

初めてのVIO脱毛は確かに緊張しますが、スタッフの対応が本当に親切なので、2回、3回と回数を重ねると、自分自身もリラックスして受けられるようになります。

介護脱毛に関するよくある質問

介護脱毛は、広く認知されるようになってきたとはいえ、デリケートゾーンの脱毛なので、周囲の人と話題にするのは難しいかもしれません。

ここでは、人に聞きにくい、介護脱毛に関するよくある質問を紹介します。

◎介護脱毛に関するよくある質問

  • 【Q1】 介護脱毛は何歳から行うのが良い?
  • 【Q2】 介護脱毛はどこまでの範囲を行うべき?
  • 【Q3】 VIOに黒ずみがあっても介護脱毛できる?
  • 【Q4】 介護脱毛は保険適用になる?
  • 【Q5】介護脱毛は男性も行うべき?

【Q1】 介護脱毛は何歳から行うのが良い?

介護脱毛を始める年齢は、特に制限や決まりはありません。

しかし、一般的には、白髪が生える前の40代~50代に行うことが望ましいです。

実際に、45歳以上の女性の多くが介護脱毛を希望しており、子育てが落ち着くタイミングで施術すると良いでしょう。

また、若い年代のうちにVIO脱毛を済ませることで、水泳などのスポーツを思い切り楽しめたり、月経や出産後の不快感も少なくなったりとメリットがたくさんあります。

【Q2】 介護脱毛はどこまでの範囲を行うべき?

介護で負担がかからないようにするためには、どこまで脱毛すべきなのか迷う方も多いのではないでしょうか。

VIOをツルツルの無毛にすることが最も清潔ではありますが、温泉など公共施設を利用する際に恥ずかしいと思う人もいるようです。

その場合は、Vラインをデザイン脱毛にして、Iライン・Oラインは完全に脱毛するのがおすすめ。

Vラインは全体的に減毛して、汚れが絡まりにくい程度まで脱毛しましょう。

排泄介助の際に拭き取りが大変なIライン・Oラインは、衛生面を考慮して全範囲を脱毛すると清潔です。

【Q3】 VIOに黒ずみがあっても介護脱毛できる?

VIOは、薄いデリケートな皮膚のため、下着の摩擦やホルモンバランスの変化によって黒ずみが起きやすいパーツです。

黒ずみや日焼け肌などは、メラニン色素に反応する脱毛方法は向いていません。

しかし、医療脱毛(蓄熱式)なら、黒ずみがあっても問題なく介護脱毛できます。

蓄熱式レーザーは、出力量の調整はできるため、カウンセリングで相談しましょう。

また、施術後に肌トラブルが出た際に、すぐに診察・治療してもらえるか確認することも大切です。

【Q4】 介護脱毛は保険適用になる?

介護脱毛は、保険適用にはならず全額自費です。

病気を治療するための医療行為ではないため、自由診療に該当するからです。

介護脱毛には、まとまった費用が必要なので、一括支払いが難しい場合は、都度払いや医療ローンを検討しましょう。

【Q5】介護脱毛は男性も行うべき?

介護脱毛は、女性のみならず男性の需要も高いです。

特に身体の大きい男性の場合、排泄介助・オムツ交換に伴う介護者の負担はますますかかってしまいます。

40~50代までに介護脱毛を済ませておくことで、不衛生による感染リスクを予防できるだけでなく、VIOの臭いや汚れも各段に付着しにくくなるでしょう。

アンダーヘアの場合、頭皮の白髪が出始めて、しばらく経過してから白髪が増える傾向にあります。

「まだ介護を意識するのは早い」と思う方もいるかもしれませんが、今のうちに対策を講じることがおすすめです。

介護脱毛 まとめ

デリケートゾーンの脱毛をするのは本当に勇気のいることですが、将来のことを考えると、予めVIO脱毛を済ませておくことをおすすめします。

VIO脱毛をすると、時間はかかるものの、少しずつ毛量や毛質に変化がみられるので、やっていく内に「良いものだ」と実感される方も多くいらっしゃいます。

後々の介護者の負担の軽減はもちろんのこと、今の自分の衛生管理にも繋がりますので、是非、検討してみてください。

最後に介護脱毛(VIO)をする前のポイントを紹介します。

介護脱毛(VIO)をする前のポイント

  • ・太く濃い毛を脱毛するため、バチッとした痛みが出ることもある
  • ・医療脱毛の場合は、麻酔の処方をしてもらえるので、痛みは緩和できる
  • ・医療脱毛料金(5回)の相場は、5~10万円と安くはないが、高い効果に期待できる
  • ・何度か重ねて照射する必要があるため、時間がかかる
  • ・白髪には効果が薄いため、なるべく早いうちに始めるのがおすすめ
  • ・脱毛サロンでもVIO脱毛はできるが、抑毛・減毛効果しか得られない
  • ・介護脱毛なら”毛の生えない状態”を目指せる医療脱毛がおすすめ

是非将来のために検討してみてください。