全身脱毛を行うためには、いくつかの準備が必要です。
その準備は、全身脱毛を受ける当日に行うよりも、余裕のある前日に行う方が効果的になります。
しっかりと準備してから脱毛にいけば、余計なお金がかかる可能性も少なくなりますし、肌トラブルが起こるリスクも少なくなるでしょう。
ここではそんな、全身脱毛前日にしておくべき準備や用意、自己処理について紹介します。
欠かせないのは前日の自己処理
全身脱毛を行うためには、全身に生えている毛が短くなっている必要があります。
脱毛サロンでの脱毛の多くは、メラニンに反応する脱毛マシンにより行われます。
メラニンに反応するマシンを使用するのに、毛が長く生えていたらどうなるでしょうか。
そのマシンが反応しすぎてしまって、肌にダメージを与えてしまったり、ダメージを与えるまではもいかなくとも強い痛みを与えてしまう可能性が高くなります。
そうならないようにするためにも、全身のムダ毛はある程度短くしておく必要があるのです。
とはいえ、限界まで短くする必要はありません。
だから当日に処理をする必要もないのです。
全身脱毛当日に自己処理をすると、その自己処理によるダメージから肌が癒えきらないうちに全身脱毛を行うことになるでしょう。
それだとやはり肌が不要なダメージを受けてしまう可能性が出てきます。
かといって全身脱毛の日よりもすごく前に処理をしていたのでは毛が伸びてしまって、処理をした意味が薄くなってしまいます。
一番バランスのよいタイミングが、前日になるのです。
前日の自己処理は電気シェーバーが吉
全身脱毛の前日には自己処理をしておくことが必要だといっても、その自己処理はどんな方法で行ってもよいというわけではありません。
前日の自己処理は、できれば電気シェーバーで行うのが理想です。
自己処理といえばカミソリでの処理を想像する人もいるでしょう。
確かにカミソリでの処理も、絶対に避けるべきというわけではありません。
ただカミソリと電気シェーバーでは、どうしてもカミソリの方が肌に与えるダメージが大きくなってしまいます。
場合によっては肌に切り傷をつけてしまう可能性もあるでしょう。
ダメージを強く受けている肌には、脱毛の施術を行うことはできません。
もし前日にカミソリで処理をしてしまっていたら、最悪の場合全身脱毛の中で受けられない部位が出てくるのです。
それはできれば避けたいところなので、カミソリではなく電気シェーバーで処理をするのがおすすめです。
処理方法の中には、カミソリ以上に避けないといけない処理方法もあります。
毛抜きやブラジリアンワックス等、「抜く」という方法での処理です。
毛を抜いてしまうと、肌の表面近くに、マシンを反応させるべきメラニンがない状態になってしまいます。
メラニンがないので、脱毛マシンの照射をしても効果は与えることはできません。
全身脱毛をしても、全然効果がなくなってしまうのです。
そんなにもったいないことはないので、抜くという処理は絶対に避けないとなりません。
できるだけ体調を整える
全身脱毛前日にしておくべき準備・用意として、体調をできるだけ整えるということもあげられます。
体調が悪いと、全身脱毛の施術を受けることができなくなることがあります。
それではたとえ脱毛サロンに足を運んでいても、場合によっては当日キャンセル扱いになってしまう可能性があるでしょう。
そうなってしまってはペナルティが発生することもあります。
また体調があまりよくないと、脱毛を受けることはできても、いつもよりも痛みを感じやすくなったり、肌トラブルが起こりやすくなったりもします。
そうした不要なトラブルを避けるためにも、なるべく体調には気を使わないとなりません。
特に真夏や真冬には、冷房の寒さやシンプルな気温の寒さにより、一晩にして体調が悪くなることもあります。
真夏の夜の冷房はあまり温度を下げすぎないようにしたり、真冬にはあまり薄着で寝ないように気を付けて、少しでも体調が悪くなるリスクを下げるように努めてください。
肌の調子を整えておくことも大切
もう一つ、全身脱毛前日にしておくべきことがあります。
それが、肌の調子を整えるということ。
たとえばしっかりと保湿をしたり、赤くなっているような箇所があれば冷やしたりして、少しでも健康な状態に肌全体を近づけていきます。
肌の状態が良くないと、全身脱毛をしたときに痛みを感じやすくなります。
脱毛サロンの脱毛はそこまで痛いものではありませんが、全く痛みがゼロかといわれれば、そうではないところも多々あるものです。
でも肌の状態が良ければ痛みをかなりやわらげることができるので、肌の状態は整えておくのがベターです。
まとめ
全身脱毛をする前日には、電気シェーバーで自己処理をしつつ、できる限り体調と肌の調子を整えておくことが必要です。
特に自己処理は、しておかないと無駄なお金がかかる場合があるので、しっかりと忘れずに処理しておくようにしてください。
