「ショートパンツやミニスカートを穿いたときに太ももの毛穴が気になる」「太ももの毛穴を目立たなくしたいけどどうすれば良いのか分からない」という方もいますよね。
そんな方のために、この記事では太ももの毛穴が目立つ原因から目立たなくするための方法までまとめて解説していきます。太ももの毛穴に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
太ももの自己処理が毛穴が目立つ原因に
太ももの毛穴が目立つ原因として主に挙げられるのが、ムダ毛の自己処理です。特に、足や腕などは頻繁に自己処理を行う箇所なので、自己処理による肌トラブルが起こりやすく、結果的に毛穴が目立ってしまいます。では、どのような自己処理をしていると肌トラブルが起こりやすいのか、ここでは肌への負担が大きい自己処理方法について解説していきます。
毛抜きでの処理
剃るだけの処理では少しだけ残った毛がポツポツと目立ってしまうのが気になって、毛抜きで毛根から抜いているという方もいるのではないでしょうか。しかし、毛抜きでの処理は無理矢理引っこ抜いている状態なので、皮膚や毛穴にかなりの負担がかかります。
毛を引き抜く際に毛穴を傷付けてしまう可能性が高く、抜いた後にぽっかりと空いた毛穴に菌が入り込むと炎症を起こして膿んでしまう可能性もあるのです。また、体はその穴を埋めようとしますが、何度も繰り返すと皮膚が厚くなって埋もれ毛の原因になってしまうこともあります。
カミソリでの処理
安く手に入れられて簡単に処理をできることから、自己処理方法として人気のカミソリ。しかし、カミソリは、簡単に皮膚が切れてしまうほど強力な刃です。骨の凸凹した部分や皮膚に引っかかって、血が出てしまったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
毛と同時に肌の表面に負担を与えてしまうため、自己処理としてはあまりおすすめできません。特に、下記のような使い方をしている方は注意してください。
- 逆剃りする
- 何も塗らずに剃る
- 石鹸の泡で剃る
なぜこれらの使い方はいけないのか、詳しく見ていきましょう。
逆剃りする
毛の流れに逆らって剃ったほうが早く処理ができますし、根元からムダ毛を剃れて見た目も綺麗になってザラザラ感もなくなるという理由で逆剃りをされている方は多いです。しかし、逆剃りは毛穴や肌にダメージを与えやすく、肌トラブルにつながりやすくなります。余計に毛穴が目立つ原因にもなるので、毛穴が気になるという方にはおすすめできません。
また、ザラザラ感がないのは、深剃りになっている証拠でもあります。深剃りは埋もれ毛の原因になり、埋没毛になるとより毛穴が気になってしまう可能性があるので、できるだけ避けるようにしましょう。
何も塗らずに剃る
シェービングクリームなどを塗らずにそのままカミソリを使うと、刃を直接肌に当てることになります。肌との間のクッションになる部分がないため、処理をして綺麗になったとしても、その後赤みやかゆみなどの肌トラブルが出る可能性が高いです。滑りが悪く剃り残しも多くなりやすいので、より頻繁に処理をしなければいけないというデメリットもあります。乾燥もしやすく、毛穴が目立つ原因にもなりやすいです。
石鹸の泡で剃る
お風呂に入って体を洗うときに一緒にカミソリで毛の処理をするという方も多いのではないでしょうか。お風呂では皮膚がふやけて柔らかくなり、毛穴が開いた状態になっているので、肌に必要な角質まで剥がして剃れている可能性が高いです。
肌の角質は外的刺激などから皮膚を守るために必要なものなので、それがなくなると肌トラブルが出やすい状況を作ってしまいます。
また、お風呂で処理をされるという方はカミソリをお風呂場に置きっぱなしということがほとんどではないでしょうか。湿気が多い場所で放置していると菌が繁殖する原因になります。処理をした次の日に赤いプツプツができる場合は、この菌が毛穴に入り込み炎症を起こしているという場合も多いです。
除毛クリームでの処理
剃るだけではチクチク感が気になる上にすぐ生えてきてしまうのが気になるという理由で、除毛クリームを使う方も少なくありません。しかし、除毛クリームは肌が敏感な方には刺激が強すぎてしまいます。
除毛クリームは、毛を溶かして除毛をする仕組みです。毛を溶かすために薬品が使われているので、特に敏感肌の方にはおすすめできません。毛を溶かす成分が肌にも刺激を与えて、赤みやかゆみ、痛みなどの肌トラブルにつながる可能性があります。
もちろん、肌負担を軽減したり保湿成分が入っていたりと、さまざまな種類の除毛クリームが販売されていますが、肌負担に不安がある方はあまり使用しないようにしましょう。使用する場合は、説明書をよく確認して、推奨されている使い方で処理を行うことが大事です。綺麗に処理をしたいからといって規定の時間を超えて使用するのは絶対にNGです。
脱毛ワックスでの処理
毛抜きよりも広範囲をまとめて処理できることなどから、脱毛ワックスを使う方もいるでしょう。
剃るよりも長持ちしますし、毛抜きよりもまとめて処理ができて便利なアイテムですが、毛抜きでの処理と同様に無理矢理引っこ抜いている状態なので、その後の肌トラブルのリスクが高いです。毛嚢炎や埋没毛などが起こりやすいため、注意してください。
ここまで、さまざまな処理方法をご紹介しましたが、どの処理でも肌への負担は避けられません。処理をする際には、使用方法を守る、保湿ケアをしっかりと行うなどの対策がとても重要です。乾燥は毛穴を目立たせることがあるので、保湿はしっかり行いましょう。
肌への負担が少ないのは電気シェーバー
ここまで、肌に負担を与えてしまう処理方法として、さまざまな方法を紹介しました。しかし、1番肌への負担が少ないおすすめの自己処理方法は電気シェーバーです。その中でも細かい部分から広い範囲の箇所まで、体中１本で全て処理できるI字型の電気シェーバーがおすすめです。
顔の産毛や眉毛を剃るのに使ったことはあるけど体に使うイメージがないという方も多いと思いますが、しっかり処理できます。
電気シェーバーは刃こぼれなどがない限り、皮膚が沈むくらい刃を押し当てても血が出ることは滅多にありません。カミソリなどに比べると、圧倒的に肌負担は少ないです。
太ももの毛穴を目立たなくする正しい自己処理方法
電気シェーバーでの自己処理がおすすめと紹介しましたが、電気シェーバーでの処理でも、間違った使用方法をしていると肌に負担を与えてしまう可能性があります。太ももの毛穴を目立たなくするためにも、正しい使用方法を把握しておくことが重要です。ここからは、電気シェーバーでの処理方法を見ていきましょう。
まず、処理をする際には、保湿がされてしっかりと肌が潤っている状態で処理を行うことが大切です。乾燥は毛穴を目立たせる原因でもありますが、処理時に肌負担が大きくなるという面もあります。化粧水で肌を整えてから油分のあるジェルやクリームなどでしっかりと保湿をしてから処理を開始しましょう。
肌に傷がないかなどを確認したら、電気シェーバーで毛の流れに沿ってシェービングしていきます。この際に、シェービングクリームなどを塗ると、より肌への負担を軽減できるでしょう。剃るときは、電気シェーバーを皮膚に沿って撫でるように動かすのがポイントです。皮膚に対して歯が垂直の状態だと、うまく剃れなかったり肌に傷ができたりする可能性があるので注意してください。
処理後は必ず保湿を行いましょう。自己処理前にも行いましたが、自己処理後にも必ず行うようにしてください。処理後は乾燥しやすい肌状態になりますので、肌トラブルを軽減させるだけでなく、毛穴を目立ちにくくさせるという点でも保湿は重要です。
自己処理以外の毛穴が目立つ原因
ここまで、自己処理で毛穴が目立ってしまう原因について解説してきましたが、それ以外の理由で毛穴が目立つ肌状態になっている可能性もあるので、合わせて紹介していきます。
- 毛孔性角化症
- 毛嚢炎（毛包炎）
- 埋没毛
それぞれ見ていきましょう。
毛孔性角化症
肌はターンオーバーによって細胞が生まれ変わり続け、目には見えないですが押し出された古い角質が自然と剥がれ落ちています。本来剥がれ落ちていくはずの角質が毛穴に詰まってしまうことで起こるのが、毛孔性角化症です。
毛穴が膨らみ小さなブツブツができる症状で、毛穴がある部分であればどの箇所でも発症する可能性があり、遺伝しやすいといわれています。改善するためには、できるだけ刺激を与えないようにし、角質ケアをじっくり長い時間をかけて行って治していきましょう。
毛嚢炎（毛包炎）
毛穴にバクテリアや菌が入り込むことで起こるのが毛嚢炎（毛包炎）です。お風呂場に放置し菌が繁殖したカミソリを使用したりすると起こりやすく、衣服や日常生活の摩擦や薬品での刺激でも起こることがあります。
毛穴が赤く膨らみ、毛の根元に白いできものができる症状です。ヒリヒリ感やかゆみを伴うことも多く、その間は毛の処理は控えなければなりません。自分で改善を目指す場合はしっかりと保湿をすることが重要です。それでも治らない場合は、病院を受診して、薬を処方してもらいましょう。大体は刺激を避けることで改善していきますが、長引く場合は他の症状と併発している可能性もあるので必ず病院を受診してください。
また、正しいシェービングで毛包炎になるリスクを下げることができるので、一度処理方法を見直してみましょう。
埋没毛
埋没毛は皮膚の表面に毛が埋もれている症状です。皮膚の中で毛が成長を続けてしまい、剃れないのに肌表面には毛が残っているように見えてしまいます。無理矢理引き抜く毛抜きや脱毛ワックス、もしくはカミソリでの深剃りなどで起こりやすいので、埋没毛が起きた場合も処理方法を見直す必要があるでしょう。
埋没毛が起きた場合は、肌のターンオーバーによって自然に毛が出てくるのを待つ必要があります。無理矢理引き抜くのは肌や毛穴への負担が大きく、別の肌トラブルにつながる可能性もあるのでやめましょう。
太ももの毛穴を目立たなくするならサロン脱毛
自己処理ではどうしても肌への負担が大きいですし、自己処理を繰り返している限り、肌トラブルや毛穴の悩みとは付き合い続けなければいけません。そのため、太ももの毛穴を目立たなくしたいのなら、サロン脱毛を検討してみてください。
サロン脱毛は、光脱毛と呼ばれる脱毛方法です。毛の黒いメラニン色素に脱毛機の光を反応させ、光から生まれる熱で毛根にダメージを与えることでムダ毛を弱らせていきます。サロンの光脱毛は自然に毛が抜け落ちていくため、肌や毛穴に与えるダメージが少ないのが特徴です。次の見出しで、サロンで太ももの脱毛をするメリットについてより詳しく解説していくので、太ももの毛穴に悩んでいる方はぜひ検討してみてください。
サロンで太ももの脱毛をするメリット
サロンで太ももの脱毛をするメリットは、主に下記の3つです。
- 自己処理の必要がなくなる
- ムダ毛がなくなれば乾燥しにくくなる
- 埋没毛のリスクもなくなる
それぞれ見ていきましょう。
自己処理の必要がなくなる
サロンの光脱毛は、施術を繰り返すことで徐々にムダ毛が生えなくなっていきます。脱毛が完了すれば自己処理を行う必要がほとんどなくなり、自己処理が原因で起こる肌トラブルのリスクを大幅に減らすことが可能です。脱毛をしてしっかりと保湿なども行っていれば、ムダ毛がなくなった毛穴もだんだんと閉じていき、毛穴が目立つこともなくなるでしょう。こういったメリットから、サロン脱毛は毛穴が目立つことに悩んでいる人におすすめといえます。
ムダ毛がなくなれば乾燥しにくくなる
また、サロン脱毛には乾燥しにくくなるというメリットもあります。もちろん施術直後は乾燥しやすい肌になっているのですが、ムダ毛がなくなることで化粧水などが浸透しやすくなって、しっかりと肌の内側まで保湿できるようになるのです。毛は水分や油を弾いてしまうため、ムダ毛が生えていると、化粧水などが肌の奥まで浸透していない可能性があります。しかし、ムダ毛がなくなれば保湿成分がダイレクトに肌に伝わり、しっかりと保湿をすることが可能です。
埋没毛のリスクもなくなる
サロン脱毛は毛根に作用するため、皮膚の内部に埋まってしまっている埋没毛にも脱毛効果を発揮します。もちろん、埋没毛ができていないことが理想ですが、すでに埋没毛ができている方は、無理矢理毛をほじくりだすよりもサロン脱毛のほうがおすすめです。
また、脱毛をして毛抜きや脱毛ワックスなどで処理をする必要がなくなれば、今後埋没毛が起こるリスクも軽減できます。埋没毛にお悩みの方は、サロン脱毛を検討してみると良いでしょう。
サロンの太もも脱毛
ここまでサロン脱毛のメリットについて解説しましたが、サロンの太もも脱毛はどのくらいで効果が得られるのでしょうか。ここでは、脱毛完了までに必要な回数や期間、太もも脱毛の範囲などを解説していくので、参考にしてみてください。
回数/期間
脱毛回数は、毛量や毛質、どこまでを目標にするのかなどによっても変わってきます。産毛もないくらいに完璧にツルツルにしたい場合は18回程度を目安にすると良いでしょう。自己処理が必要なくなるくらいで良いという方は、10〜12回ほどで満足する方もいます。
脱毛は毛周期という毛の生えるサイクルに合わせて行うのが一般的なので、1回施術をしたら、1〜3ヶ月程度の期間を開ける必要があります。そのため、脱毛期間は下記のようになるでしょう。
- 18回：約3年（2ヶ月に1回ペース）
- 12回：約2年（2ヶ月に1回ペース）
脱毛回数や期間には個人差があるので、大体の目安となります。太ももに濃い毛が生えている場合は、紹介した回数が多くかかる可能性もありますので、カウンセリング時に必要回数についてしっかり相談すると良いでしょう。
脱毛範囲
脱毛範囲はサロンによって大きく変わります。太ももの場合、もも全体を脱毛してくれる、もしくはももの前と裏に分かれているなどのケースが考えられます。料金などで比較する際や契約をする際には、脱毛範囲もしっかりと確認しておくようにしましょう。
サロンによっては、太もも・膝・膝下・足の指がセットになった足脱毛セットなどもあるので、足をまとめて脱毛したい方は、そういったセットプランも確認してみてください。
まとめ
太ももの毛穴が目立つ原因としては、間違った自己処理方法を行っていることが挙げられます。毛孔性角化症、毛嚢炎（毛包炎）、埋没毛などが原因で起こる場合もありますが、これらの肌トラブルも自己処理によって引き起こされるケースが多いです。
毛穴を目立たなくするためには、自己処理の頻度を減らすなどの方法が効果的といえます。しかし、夏場などの露出する機会が多い季節などはそうもいってられないですよね。その場合には、サロン脱毛がおすすめです。サロン脱毛をすれば自己処理の頻度を減らせるので、自己処理が原因で起こる肌トラブルのリスクも軽減できます。太ももの毛穴に悩んでいる方は、ぜひサロン脱毛を検討してみてください。
