急に足のムダ毛が濃くなったり、自己処理で足にブツブツができたりする状態になったことはありませんか?今回は足の脱毛後の肌トラブルに焦点を当てて原因を解説し、自己処理でも美しい仕上がりを追求できる4つの方法を紹介します。濃い毛にもブツブツにも悩まされなくなる、脱毛サロンを利用する魅力も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
足は自分でムダ毛処理がしやすい部位
足はさまざまな角度に動かしやすく、また両手を使えることから、比較的ムダ毛の処理がしやすい部位です。ただし、自己処理がしやすい部位だからこそ処理頻度が多くなりがちで、その分肌トラブルを引き起こすリスクが高くなってしまうため注意が必要になります。
例えば、足のムダ毛処理には以下のようなリスクが伴うでしょう。
肌トラブル | 自己処理による刺激やワックスやクリームに含まれる成分により、肌にツッパリ感を感じたり、ブツブツや赤み・かゆみなどが起こる |
色素沈着 | 刺激によってメラニン生成が活発になり、排出がうまくいかないとくすみ・黒ずみとなる |
埋没毛 | ダメージを受けた肌が回復する際に毛穴をふさいでしまい、肌の下で毛が成長する |
痛みやケガ | 毛を強く引っ張る際に強い痛みを伴いやすいほか、カミソリの刃などによって切り傷ができる可能性がある |
毛が濃くなる | 自己処理による刺激によって毛が濃くなる可能性もある |
以下では足のムダ毛に起こりやすい「毛が濃くなる」状態や、自己処理で起こりやすい「ブツブツができる」状態に焦点をあてて原因を紹介し、足のムダ毛処理に関する注意点を解説します。ムダ毛のない、美しい足を手に入れるおすすめな方法として脱毛の魅力にも言及していますので、ぜひご一読ください。
足のムダ毛が濃くなる原因は?
足のムダ毛を見て「なんだか濃くなった気がする」と感じた場合、原因は主に以下の4つが関係していると考えられます。
- 遺伝子によるもの
- 加齢などによるホルモンバランスの乱れ
- タバコやお酒による栄養の吸収阻害
- 自己処理による刺激
ただし、中にはこれらの原因が当てはまらず、「剃毛処理をしたら余計に毛が濃くなった」と、自己処理が原因だと思っている方もいるかもしれません。
まず、このことを言及しておくと剃毛処理で毛を生え際の太い部分でカットした結果、肌に毛の太い断面が残り、毛が太く濃く見えるからです。
この現象は、除毛クリームやワックスでは起こりにくく、カミソリなどの自己処理方法で起こることが多いため、剃毛で満足いく処理ができない場合は、別の方法を試してみることをおすすめします。
では主な足のムダ毛が濃くなる4つの原因を見ていきましょう。
遺伝子によるため
足の毛が濃くなる原因には、遺伝子が関与している可能性が考えられます。
具体的には、以下の2つの条件があてはまる場合に遺伝子が大きく影響していると言えるでしょう。
- 幼少期は気にならなかったが、思春期から20代にかけて毛が濃くなったと感じる
- 体毛が濃い家族、または親戚がいる
人の体に存在する毛穴の数や、男性ホルモンの1つであるテストステロンの分泌量には、遺伝子的要素が深く関係しているとされています。
そのため、遺伝的に毛穴の数が多く、男性ホルモンの分泌量が多い場合は、思春期に入ると体の成長が本格化し、足の毛が濃くなったと感じてしまうかもしれません。
加齢などによるホルモンバランスの乱れのため
足の毛が濃くなった場合、体内でホルモンバランスの乱れが起きているかもしれません。
ホルモンバランスの乱れを引き起こす原因はさまざまですが、誰にでも起こりうる要因をあげるとすれば加齢があります。
女性の場合、歳を重ねると女性ホルモンの分泌が減少すると言われており、結果として男性ホルモンが優位になることが考えられるでしょう。
男性ホルモンは毛を成長させる働きがあるため、優位になることで足に濃い毛が生えてくることがあります。ちなみに男性の足の場合は加齢とともに男性ホルモンが酵素と結びついて変化し始めるようになり、体毛を濃くする作用を持つジヒドロテストステロンが増えるためです。
タバコやお酒で栄養の吸収が阻害されるため
タバコやお酒をよく摂る方は、それが足の毛が濃くなる原因と考えられるかもしれません。理由は、タバコもお酒も体が必要としている栄養の吸収を阻害してしまう要因であるためです。
栄養不足は体にさまざまな影響をもたらしますが、主に毛周期の乱れがあります。
毛周期の乱れが起こると、毛の生え変わるタイミングがズレるのですが、中でも成長期を長くしてしまうケースには注意が必要です。成長期が長くなると太くて濃い毛が生えやすいとされており、かつ成長し続けることから毛が長く目立ちやすくなる状況を作り出してしまいます。
自己処理による刺激のため
足の毛の自己処理において、強い刺激を継続的に与えている場合、自己処理による刺激が原因かもしれません。自己処理方法には、剃る・抜く・溶かすなどのさまざまな方法がありますが、中でも抜く自己処理方法は、肌だけでなく毛を生成する組織にまで強い刺激を与える傾向にあります。引き抜くという強い刺激が毛周期の乱れを引き起こしてしまうことがあり、成長期が長くなったり、肌が防衛機能を働かせることで、結果的に濃くて太い毛を生やしてしまう状況を作り出します。
また、剃毛や除毛クリームを使用する自己処理にも注意が必要で、強い摩擦や継続的な刺激によって毛が濃くなることもあるようです。
ムダ毛処理で足がブツブツする原因は?
足のムダ毛を処理した際に「ブツブツができてしまった」場合の原因には以下の4つが関係していると考えられます。
- ムダ毛の自己処理による刺激
- 生活習慣の乱れでホルモンバランスが乱れ
- 入浴タイムにムダ毛を処理している
- 足のムダ毛処理後にケアをしていない
この自己処理の後にできやすいブツブツは毛嚢炎(もうのうえん)と言われ、毛穴に細菌が侵入し増殖することで引き起こる肌トラブルです。
自己処理方法だけではない、誰にでもあてはまる原因も取り上げつつ解説していきます。
ムダ毛の自己処理による刺激のため
足のムダ毛を処理した際にブツブツができてしまった場合の原因は、自己処理による刺激が考えられるでしょう。毛抜きやワックス脱毛をしている場合は、毛根から毛を無理やり引き抜くため、与えるダメージが強く、毛嚢炎を引き起こしやすいです。
また、毛抜きやワックスは毛穴の炎症を引き起こしやすい自己処理方法でもあります。
正しい方法で行えていない場合は毛穴1つ1つが炎症を起こし、赤いブツブツに悩まされる可能性が高いため注意しなくてはいけません。
もちろん、毛抜きやワックス以外の自己処理方法も注意が必要です。
毛の流れに逆らったり角質層を剥がすような刺激の強い処理や、肌の機能が再生しきる前に行う頻繁な処理は、毛嚢炎につながりやすいとされています。
生活習慣の乱れでホルモンバランスが崩れるため
正しい自己処理方法を守っていたのに足に毛嚢炎ができてしまう場合は、ホルモンバランスの乱れが原因となっているかもしれません。ホルモンバランスの乱れは皮脂の分泌量を増やすため、毛穴が詰まることで毛嚢炎が引き起こされます。
ホルモンバランスが乱れる原因はさまざまありますが、誰にでも該当する一般的な要因としては、生活習慣の乱れがあげられるでしょう。タバコやお酒のほか、食事・睡眠・運動の乱れがブツブツを引き起こす原因となってしまう点に注意しなくてはいけません。
また、生理や妊娠でホルモンバランスが崩れている要因もあります。
入浴タイムにムダ毛処理をしているため
入浴タイムに足の毛を処理している場合は、シェービングの際に使うせっけんやボディーソープが原因かもしれません。せっけんやボディーソープは、洗浄力が強いため、肌を守る油分が落ちやすく、バリア機能が低下するため、毛嚢炎を引き起こしやすい条件となってしまいます。
また、使用するカミソリの刃が錆びている場合は、錆(サビ)が原因です。錆があることによって肌が傷つきやすく、肌で雑菌が増える可能性もあり結果的に毛嚢炎につながってしまいます。ムダ毛の自己処理は肌にダメージを与え、バリア機能を低下させる上、入浴タイムの肌は水分を含み、通常よりも敏感になっているため注意が必要です。
足のムダ毛処理後にケアをしていないため
足のムダ毛を処理した後にケアを行っていない場合は、保湿不足が毛嚢炎の原因となっているかもしれません。足のムダ毛の処理方法はさまざまありますが、どの方法も肌の角質層や毛根に少なからずダメージを与えており、無防備な状態かつ敏感に反応しやすい状態を作り出してしまいます。
そのため、自己処理後には保湿ケアを行い、水分を補って回復をサポートしますが、保湿ケアをしないと肌を無防備な状態で放置することになり、細菌が侵入しやすく毛嚢炎を引き起こすリスクが高まります。
また、乾燥しやすくなるため、肌に痛みやかゆみが出たり、最悪の場合は色素沈着など、さまざまな肌トラブルにもつながってしまう可能性もあるでしょう。
足のムダ毛処理|失敗しないための注意点
きれいな肌に仕上げるためには、以下に取り上げる4つの方法を実践するのが効果的です。
- 力を入れないように処理する
- 肌が敏感な時はムダ毛処理を控える
- ムダ毛処理の頻度に注意する
- 足のムダ毛処理後はアフターケアをする
おすすめな自己処理アイテムや適切な頻度にも触れながら解説しますので、ぜひ参考にしてください。
力を入れないように処理する
足は範囲が広く、剃毛処理をする場合は急いでしまいがちで、処理を進める手に力が入ってしまいやすい部位です。結果的に足のムダ毛の自己処理は、肌トラブルを引き起こしやすく、カミソリは、跡が残ってしまうような切り傷を作ってしまうかもしれません。
もし、剃毛処理を選ぶ場合は、力を抜いて滑らすようなイメージで処理する点に注意してください。力をかけない処理をしたい場合は、自己処理方法に除毛クリームを選ぶのも良いでしょう。
肌が敏感な時はムダ毛処理を控える
肌が敏感になっていると感じる場合は、肌トラブルを引き起こすリスクが高いため、ムダ毛の処理を控えるようにしてください。
例えば、肌につっぱりを感じる、いつも使っている化粧水などがしみる、肌が粉を拭いている場合があげられます。季節の特徴でいえば、夏場は日焼け、冬は気温の低さや空気の乾燥が肌のコンディションに影響を与えることが多いです。
また、病み上がりや生理前後、ストレスを抱えているなど、体が本調子ではない場合も、自己処理は控えた方が良いでしょう。
ムダ毛処理の頻度に注意する
足のムダ毛処理が毛嚢炎などの肌トラブルの原因となっていることを考慮すると、やはり頻度には注意が必要です。とはいうものの、足の毛は1日に0.2〜0.4mmは伸びるとされており、自己処理をしてもすぐに生えてきてしまいます。
できる対策としては1週間に1回のペースを守り、肌を休ませるため2週間は空ける期間を作ることです。剃毛処理は自己処理後に黒いブツブツが目立つため、毛を溶かす除毛クリームを選ぶのも良いかもしれません。
足のムダ毛処理後はアフターケアをする
自己処理後のアフターケアには、毛嚢炎などの肌トラブルリスクを下げる効果が期待できます。基本的に、自己処理後はローションで水分を補給し、油分のあるクリームなどを使用して水分を閉じ込める保湿を心がけてください。顔用ではなく、塗りやすいボディ用を選ぶと伸びが良くて便利です。
もし、毛抜きやワックス・光脱毛器などの肌が熱を持つような自己処理方法を選ぶ場合は、自己処理後に肌を冷やす処理を取り入れる点にも注意してみてください。
失敗しない足のムダ毛処理なら脱毛サロンへ!
足のムダ毛の自己処理に、脱毛サロンを検討してみるのはいかがでしょうか。
脱毛サロンを選べば、濃い毛が生えブツブツができてしまうといった自己処理による失敗を防げます。
また、脱毛サロンには、以下のようなメリットもあります。
- 産毛レベルの毛も確実に処理できる
- 肌トラブル対応ができる
- 脱毛後のアフターケアがしっかりできる
それぞれ詳しく解説していきましょう。
産毛レベルの毛も確実に処理できる
足の毛の処理に脱毛サロンを選ぶと、気になりやすい濃い毛はもちろん、産毛も含めて生えにくくさせることができます。
足はセルフ処理しやすい部位とはいえ、剃り残しや太ももの産毛に気付けていなかったりする場合があり、完璧な仕上がりは追求しにくいものです。
一方で、脱毛サロンでの処理を選べば、専門スタッフにすべてを任せることができます。
希望した部位に関しては漏れなく効果的な施術をしてもらえるため、一定回数をこなせば、濃い毛も産毛も気にならない美しい足が手に入るでしょう。
肌トラブル対応ができる
脱毛サロンは万が一のケースに備えて、光脱毛による肌トラブル対応が可能な病院と提携をしているケースが多いです。
足の毛の脱毛処理をした後の肌に不安がある場合も受診する病院を自分で探す必要がなく、スムーズに診察を受けられます。
また、脱毛サロンに通うことによって、都度肌のコンディションを確認してもらえる点も大きなメリットです。自分だけでなく、専門のスタッフにも肌の調子を気にしてもらえるため、安心して毛の処理を進められるのはもちろん、美しい肌も維持しやすいでしょう。
脱毛後のアフターケアがしっかりできる
脱毛サロンで足の毛を処理する場合は、脱毛施術が受けられるだけでなく、ダメージを受けた肌の修復や回復を促すアフターケアも受けられます。肌トラブルのリスクを軽減するのには素早いアフターケアが重要となってきますが、脱毛サロンを選んだ場合は全てを任せられるため、アフターケアに関する心配が少ないです。
サロン脱毛を体験することでアフターケアのやり方も覚えられるため、自宅に帰ってからのアフターケアをしっかりできるようになるのも大きなメリットでしょう。
まとめ
「毛が濃くなった」「自己処理後にブツブツができた」などの肌トラブルが起きにくく、美しい仕上がりになる自己処理をしたい場合は、剃毛時に力が入りすぎないようにし、脱毛した時はアフターケアを徹底しましょう。
また、肌が敏感な時は処理を控え、処理頻度に注意してください。今回ご紹介したポイントに注意しても自己処理がうまくいかない場合は、脱毛サロンを検討してみるのが良いかもしれません。脱毛サロンには産毛まですっきり処理ができ、肌トラブル対応やアフターケアがしっかりできる魅力があります。
ムダ毛のない美しい足を目指すなら、自己処理方法に悩むのではなく、脱毛サロンで専門家の手によってムダ毛をなくしてもらうのはいかがでしょうか。