「肌の悩みは少ないけど自分の肌は何タイプなのか知りたい」「普通肌といわれたけど、普通肌におすすめのスキンケア方法はある?」という疑問を抱えている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、肌状態を見分ける方法や普通肌の特徴、スキンケア方法などをまとめて解説していきます。肌状態をさらに綺麗に見せる方法も解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
普通肌の特徴
普通肌とは、どのような肌なのでしょうか。普通肌の特徴は「水分と皮脂のバランスが整っている」「肌トラブルが少ない」の2つが挙げられます。詳しく解説していきますので、自分の肌の特徴に当てはまるかチェックしてみてください。
水分と皮脂のバランスが整っている
普通肌の1つ目の特徴は、水分と皮脂のバランスが整っていることです。乾燥やベタつき、テカリがなく、見た目にツヤがあります。肌表面のキメが細かいため、化粧崩れしにくいのが特徴といえます。普通肌は肌の状態が安定している、理想的な肌タイプといえるでしょう。
肌トラブルが少ない
普通肌の2つ目の特徴は、肌トラブルが少ないことです。皮脂と水分のバランスが良いため、肌のバリア機能を十分に発揮します。にきびや乾燥、肌荒れなどの肌トラブルが起きにくいというメリットがあるのです。しかし、季節の変化に影響を受けて、肌質が変化する場合もあります。夏は汗をかいたままにしておくと脂性肌に傾きやすく、冬は乾燥しやすくなって乾燥肌に近づく傾向にあるので注意が必要です。
ホルモンバランスの変化によって皮脂の分泌量が変わって、肌トラブルが起きやすくなることがあります。
普通肌かどうかを見極める方法
自分の肌のタイプが何なのか分からない、見極める方法を知りたいという人も多いのではないでしょうか。ここでは、普通肌かどうかを見極める方法について解説していきます。一般的に、肌のタイプは下記の4種類です。
- 普通肌
- 脂性肌
- 乾燥肌
- 混合肌
自分がどのタイプなのか見極める方法を知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
普通肌
普通肌の人は、基本的に乾燥やテカリなどが気になることはありません。洗顔後、保湿をしないで放置していても、ベタつきかさつきを感じず、そのまま過ごせないほどではない状態です。
化粧崩れしにくいのも普通肌の特徴となっています。水分量が多いので、うるおいは感じられますが、周りの環境で変化しやすい肌質が普通肌といえるでしょう。
脂性肌
脂性肌の人は、Tゾーンの皮脂が多くテカリやすいのが特徴です。化粧崩れがしやすいことに悩んでいる人も多いでしょう。脂性肌は洗顔後そのままにしておくと、鼻や額がベタついてきます。脂性肌は、小鼻の周りの毛穴が目立ちやすく、ザラザラした質感が気になります。
乾燥肌
乾燥肌の人は、洗顔後何もつけないと肌がつっぱり、そのまま過ごすのが辛く感じるのが特徴です。目元や頬が乾燥しやすく、小ジワが目立つ場合もあります。乾燥肌は乾燥による刺激を受けやすいため、赤みやかゆみなどの炎症につながることが多いのも特徴の1つです。
混合肌
混合肌の特徴は、水分量が少なく皮脂量が多いことです。洗顔後に何もつけずそのままにしておくと、Tゾーンなどはテカリや皮脂が気になりますが、口の周りなどは乾燥しやすいのが特徴です。部分的に乾燥を感じたりごわついたりする場合は、混合肌といえるでしょう。
肌タイプが変わることはある?
肌トラブルが少なく悩みが少ない普通肌ですが、さまざまな要因で肌タイプは変化する可能性があります。肌タイプを左右する主な要因は、「季節」「湿度」「紫外線」「年齢」などです。
季節によって、気温や環境は大きく変わります。夏は汗をかきやすく皮脂が残りやすいので脂性肌に傾き、冬は乾燥しやすくなって乾燥肌に傾きやすくなります。季節によって肌のケア方法を変えないと、夏はベタつきが酷くなって、冬は乾燥に耐えられない可能性があるので注意しましょう。
湿度も肌の状態を変化させる要因になるため、注意が必要です。湿度が50%以下になると肌の乾燥を引き起こします。湿度が低い日やエアコンを使う日などは、加湿器を使う、コップに水を入れて置いておくなどの対策をして、湿度は常に60%以上を保つことを心がけてください。
紫外線も肌にダメージを与え、乾燥肌を引き起こす原因です。紫外線はシミやシワ、たるみなどの肌の老化も引き起こします。紫外線対策は、1年中怠らないように気をつけましょう。
肌は年齢を重ねると水分量が徐々に減っていく傾向があります。25歳くらいまでは皮脂の分泌が多くオイリーなことに悩んでいた人も、20代後半からは水分量が減り始め、乾燥肌に近づいていくといわれています。長年同じスキンケアをしている人は、一度自分の肌をチェックしてみてください。普通肌だったはずなのに乾燥肌に変化しているという場合もあります。現在の肌の状態をきちんと見極めて、ケア方法を選択していくことが重要です。
普通肌のスキンケアの順番
スキンケアは毎日のことなので、間違った方法をしていると、日々肌にダメージが蓄積されていきます。せっかくの理想的な普通肌も、日々のケア不足で脂性肌や乾燥肌に傾く可能性があるため、注意しましょう。普通肌のスキンケアの順番を詳しく紹介するので、スキンケアの順番に気を付けて、毎日のスキンケアに役立ててください。
クレンジング
クレンジングは、洗浄力がマイルドなミルクタイプかクリームタイプのものがおすすめです。オイルタイプのものは洗浄力が強く、乾燥しを招く可能性があるので注意が必要です。
クレンジングのときは、クレンジング剤の使用量が重要なポイントになります。クレンジング剤が少ないと肌が擦れてしまい、肌への負担が大きくなります。摩擦は乾燥につながるため、十分な量のクレンジング剤を使いましょう。
頬などの広い部分は手の平を使って馴染ませて、小鼻のわきなどの細かい部分は指の腹を使い丁寧に洗います。クレンジング剤を落とすときは、ぬるま湯でしっかりとすすいでくださいね。
洗顔
洗顔は朝晩の2回が基本です。まず、ぬるま湯で肌を濡らしてから、泡立てネットなどを使って十分に泡立てた洗顔料を肌にのせていきます。泡を下に向けても落ちないくらいの弾力が理想です。
肌を洗うときは、摩擦が起きないように泡をたっぷりとのせて優しく丁寧に指を動かしてください。長い時間洗顔料が肌についていると乾燥を招くため、洗顔は1分以内に済ませるのがおすすめです。
泡を流すときも、ぬるま湯を使ってゆっくり丁寧に行いましょう。シャワーは水圧が強く肌に負担がかかるため、直接顔に当てないようにしてください。すすぎ残しがあると、肌トラブルの原因になるので注意しましょう。
保湿
化粧水はたっぷりつけましょう。化粧水をつけるときも肌への摩擦がないように、優しく手の平で化粧水を押し込むようにつけます。肌に浸透させるために手で叩いたり擦ったりするのは肌トラブルの原因になるので、避けるようにしてください。
普通肌の人は肌トラブルが少ないため、乳液やクリームをつけない人もいますが、それは要注意です。化粧水の後は、油分で蓋をしてあげるのが基本です。ベタつきが気にならない使用感の良いクリームや乳液を毎日使うようにしましょう。
普通肌のスキンケアのコツ
普通肌は肌トラブルが起こりにくいですが、周りの環境の変化に影響を受けやすいという特徴もあります。そのため、普通肌の人でもスキンケアの際には注意が必要です。注意点としては、主に下記の3つが挙げられます。
- 季節によってスキンケア方法を変える
- 敏感肌用のものを使うと安心
- エイジングケアも取り入れる
それぞれ見ていきましょう。
季節によってスキンケア方法を変える
普通肌の人は季節の変わり目に肌が乾燥したり、皮脂量が多くなったりしがちです。皮脂量が増える時期は化粧水や乳液を軽いテクスチャーのものに変えてみる、乾燥が気になる季節にはクリームを重ね付けして保湿をしっかり行うなど、季節ごとにスキンケア方法を変更するようにしましょう。
敏感肌用のものを使うと安心
普通肌の人でも、敏感肌用のスキンケアアイテムを使うと安心です。普通肌は外部の刺激を受けやすい特徴を持っています。外部の刺激によって肌のバランスが乱れた際に肌トラブルを起こさないように、常日頃から敏感肌用のアイテムや添加物が少ないスキンケア用品を使用していると良いでしょう。
エイジングケアも取り入れる
普通肌は理想的な肌タイプですが、加齢による乾燥は防げません。年齢を重ねるごとに紫外線やターンオーバーの影響を受け、徐々に乾燥肌に近づきます。理想的な肌の状態を維持するためにも、早めのエイジングケアが重要です。
加齢による乾燥を防ぐには、保湿効果の高い「セラミド」や「アミノ酸」の配合された保湿アイテムを選ぶのがおすすめです。普段から、自分の肌の状態を観察して年齢にあったスキンケアアイテムを選ぶようにしましょう。
スキンケア以外に注意すべき点は?
普通肌のスキンケアについて詳しく解説してきましたが、普段の生活の中にも普通肌を維持するために注意したい点があります。ここでは、「洗顔・クレンジング」「生活習慣」「紫外線対策」の3つのポイントについて詳しく解説していきます。
洗顔・クレンジング方法に気をつける
洗顔とクレンジングの方法には注意が必要です。洗顔、クレンジングのときに摩擦を与えてしまうと肌が乾燥しやすくなります。
「強い力でゴシゴシ洗わない」「熱いお湯を使わない」「優しい力ですすぐ」「タオルで拭くときは優しく抑えるようにする」といったポイントを抑えて、洗顔とクレンジングを行うようにしましょう。
生活習慣を常に意識する
生活習慣を意識することも、普通肌の維持には重要です。「食生活」「睡眠」「ストレス」は肌の状態に関係してくるので、この機会に普段の生活習慣を見直してみましょう。
バランスの良い食事
食事で体に取り入れたものが肌の材料になるため、食事内容はとても重要です。特に肌に直結する栄養素で不足しがちなタンパク質は、意識的に摂取すると良いでしょう。肌を健やかに保つためには、ビタミン類やミネラルもおすすめです。脂っこい食事や糖質の多い食事は、皮脂が多くなったり、肌の老化を招いたりするので控えるようにしてください。
十分な睡眠をとる
肌の調子を整えるためには、十分な睡眠をとることも大切です。睡眠中は成長ホルモンが分泌されて、肌の入れ替わりを促進します。肌のゴールデンタイムであるPM10:00〜AM 2:00の時間帯は成長ホルモンが分泌されるため、この時間帯に就寝しているのが理想です。
寝る2時間前には入浴を済ませ、就寝前の飲食は控えてください。寝具や寝巻きにこだわって、心地良い眠りにつけるように工夫してみると良いでしょう。
ストレス解消
過度なストレスは、自律神経を乱し肌荒れを引き起こす原因です。ストレスを感じやすい、普段からストレスに思うことが多いという人は、自分なりのストレス解消法を見つけてみてください。ストレス解消方法には、運動や入浴などが挙げられます。その他にも、好きな音楽を聞いたり料理をしたりなど、自分の趣味の時間をとるのもおすすめです。
紫外線対策をしっかりと行う
紫外線は肌にダメージを与えるため、日々の紫外線対策はとても重要です。紫外線は肌の乾燥を招き、シミやシワ、たるみなどの肌の老化につながります。
季節を問わずに日焼け止めを塗って、日焼け対策をしましょう。日焼け止めは時間が経つと効果が薄れるので、こまめに塗り直すように習慣づけるようにしてください。日差しの強い日はサングラスや帽子を身に着けたり、日傘をさしたりして露出部分を少なくするように心がけてみてください。
普通肌の人が肌をより綺麗に見せるなら脱毛がおすすめ
普通肌は皮脂と水分のバランスが良く、ツヤがあり毛穴も目立ちにくい理想的な肌タイプです。そんな魅力的な普通肌をより綺麗に見せるなら、サロン脱毛がおすすめです。
サロン脱毛とは、脱毛サロンやエステサロンで行う光脱毛です。専用の脱毛機でムダ毛に照射して毛根にダメージを与えて、サロン脱毛を継続することでだんだんと毛が細く少なくなっていきます。
ムダ毛が目立ちにくくなることで、肌がさらにツルツルに綺麗に見える効果が期待できるのです。普通肌の人がさらに美肌を目指したいということであれば、サロン脱毛を検討してみてください。
サロン脱毛を行うメリット
最後に、普通肌の人がサロン脱毛を行うメリットを3つ紹介していきます。主なメリットは下記の3つです。
- 肌のトーンがアップする
- 美肌効果も期待できる
- 肌トラブルのリスクが少ない
美肌のために脱毛を検討中の人は、ぜひ参考にしてみてください。
肌のトーンがアップする
サロン脱毛を行うメリットの1つ目は、肌のトーンがアップすることです。サロン脱毛により毛が少なくなれば、肌を遮るものがなくなって肌がワントーン明るく見えます。
また、普段からカミソリでの自己処理をしている人は、乾燥しやすく色素沈着を起こしている可能性があります。サロン脱毛をすることで、自己処理の頻度が減り、色素沈着しにくくなるため、肌のトーンアップが期待できます。
美肌効果も期待できる
サロン脱毛で使う光脱毛は、種類によっては美肌効果が期待できます。特に、IPL脱毛という脱毛方法は、光フェイシャルに使用する光を照射するため、シミや黒ずみの改善効果があるとされているのです。
さらなる美肌を目指したいという方は、美肌効果も狙える光脱毛を検討してみてください。
肌トラブルのリスクが少ない
普通肌の人は、サロン脱毛による肌トラブルのリスクが少なく済むのもメリットの1つです。乾燥肌の人の場合は肌のバリア機能が低下しているため、照射時に火傷などのリスクが高まりやすい傾向があります。しかし、普通肌の人は肌の水分量が十分にあるので、照射時に肌がダメージを受けにくくトラブルが起きにくいです。
また、水分量があると脱毛時の痛みも少ない傾向にあります。サロン脱毛はもともと痛みは少ないですが、部位によっては痛みを感じることもあるので、痛みが軽減できるのはメリットでしょう。
まとめ
普通肌の人は肌の状態が安定しているため、肌の悩みは少ないかもしれません。しかしケアをおろそかにしたり、生活習慣が乱れたりすると、肌が影響を受け乾燥肌や脂性肌に傾く可能性があります。普通肌は外部の影響を受けやすい肌質なので、しっかりとスキンケアにも気を使うようにしましょう。
普通肌の理想的な肌をより綺麗に見せるには、サロン脱毛もおすすめです。脱毛しようか悩んでいる人は、ぜひサロン脱毛も検討してみてください。