VIOの自己処理はどうやるの？チクチクしないセルフVIO脱毛の手順と注意点を解説！

VIOのセルフケアに関心を抱いている人は少なくありません。

VIOのムダ毛は、「濃く強い毛が多く集まっている」「位置的に見にくい」「繊細であるため肌荒れなどの肌トラブルが起きやすい」などの特徴がありますから、自己処理の難易度は高いです。

しかし、適切な方法・手順でお手入れをすればキレイに処理できますし、肌荒れも避けることが可能です。

そこでここでは、

などについてお伝えしていきます。

VIOの自己処理で使用するアイテム

VIOはとても繊細な場所ですから、適切な方法で丁寧にムダ毛ケアをしなければなりません。

腕や脚など他の部位と同じように自己処理をすると肌を痛める可能性があるため、注意が必要です。

ここでは、VIOの自己処理に使いやすいアイテムと使い方を紹介します。

カミソリ

安価で手に入りやすいカミソリは、VIOの自己処理でも使用できる基本アイテムです。

最近では、デリケートゾーン専用の肌に優しいジェルがついたカミソリも売られています。

シェービングをする前はVIOの肌をしっかり保湿してから行いましょう。

毛の流れに沿ってやさしく一方向に撫でるように動かすと負担が少ないです。

毛量を減らしたり、Vラインのデザインを整えたりするなど微調整ができます。

一方で、浴室に置いたままなど湿気のある不衛生な状態で管理していると、肌の湿疹・かぶれに繋がることも。

強く押し付けるとヒリヒリして血が出ることもあるため、注意しましょう。

ハサミ・電動シェーバー

ハサミと電動シェーバーがあれば、カミソリだけでVIOの自己処理をするより、効率良くシェービングできます。

基本的な手順は、下記の通りシンプルです。

毛量が多い場合は、あらかじめハサミを使って処理したいムダ毛を短くするのがセオリーと言えます。

ハサミでカットする手順は以下の通りです。

入浴後などにカットする場合は、タオルドライした状態で行いましょう。

最終的にシェーバーで処理するので、無理をして短くカットする必要はありません。

シェーバーを使うときの注意点は以下の通りです。

電動シェーバーの刃は直接皮膚に触れることはありませんが、毛流れに逆らったり強く押し付けたりしないように注意しましょう。

ヘッドがコンパクトなシェーバーを選べば、凹凸の多いVIOの自己処理がしやすいです。

ヒートカッター

ヒートカッターは、VIOのムダ毛処理後のチクチクを防ぐのにおすすめのアイテムです。VIOのチクチク対策を行うべき理由として下記の3点が挙げられます。

VIOの毛は硬いため、生えてくるとしなってくれず、真っ直ぐのまま皮膚や下着に刺さることが多いです。

また、「カットしたムダ毛の断面が尖りやすい」というのも問題の一つと言えます。

ヒートカッターを使えば、ムダ毛を電熱線によって焼き切って、毛の断面を丸くすることができます。

そのためムダ毛の断面が肌や下着に当たりにくくなり、チクチクを和らげることが叶うのです。

ヒートカッターを使用するときはヤケドをしないためにも、必ず皮膚から離して使ってください。あくまでもムダ毛の後処理として補助的に使いましょう。

家庭用脱毛マシン

家庭用脱毛マシンであれば、電気シェーバーと比べてさらに楽にVIOのセルフケアを行うことができます。

大手メーカーからデリケートゾーン対応の脱毛マシンが幅広く展開されているので、チェックしてみましょう。

家庭用脱毛マシンはフラッシュ式の光脱毛が多く、ケアを継続することでVIOのムダ毛の抑毛・減毛が期待できます。

家庭用脱毛マシンの主なメリットは主に4点です。

この他にも、家庭用脱毛マシンによってムダ毛が柔らかく細くなれば、不快なチクチクも軽減されるはずです。

上記のようなメリットを享受するためにも、家庭用脱毛マシンの使用前後は必ず保湿を行ってください。特に脱毛後は保湿をすることで、埋もれ毛が表面に出るため、脱毛の効果を高めることが期待できます。

ちなみにVIOのセルフケアが主な目的なのであれば、フラッシュ式（IPL光）タイプの脱毛マシンがおすすめです。メラニン色素に反応して脱毛するため、VIOのような濃くて太い毛に向いています。

保湿クリーム

VIOの自己処理には、自分の肌に合った保湿クリームが欠かせません。

シェービングや脱毛など、肌の自己処理をする際には、必ず皮膚の保湿をしてください。

少しの刺激でも、見た目では分からない微かなダメージを負っているからです。

肌荒れや乾燥肌を予防するためにも、丁寧な保湿を心がけましょう。

VIOの自己処理後の保湿ケアのポイントは以下の通りです。

保湿ケアを怠ると、肌荒れや乾燥だけでなく、赤みや、埋没毛を招く可能性もあります。

VIOは色素沈着しやすい部位であり、乾燥から黒ずみが悪化することもあるため、注意しましょう。

VIOの自己処理で注意すべきアイテム

皮膚がデリケートなVIOの自己処理では、下記のアイテムはあまりおすすめできません。

これらは正しく使うことでメリットはあるものの、慣れていないと取り扱いが難しいアイテムです。

毛抜き

毛抜きは、VIOの皮膚の自己処理に使うと肌に大きな負担がかかってしまいます。

特定のムダ毛を毛根からすっきりと抜けるので、後からチクチクすることが少ないですが、その分強い痛みを感じやすいです。

さらに、毛穴が赤くなり埋没毛になったり、細菌による炎症を引き起こして毛嚢炎になったりすることがあります。

また、脱毛との相性が悪く、毛抜きをしてしまうとVIO脱毛がスムーズに進みません。

家庭用脱毛マシンのフラッシュ脱毛や医療脱毛クリニックのレーザー脱毛は、メラニン色素に反応して、脱毛を行います。

毛根のメラニンがなくなった状態では、効果が得られないので注意しましょう。

ブラジリアンワックス

ブラジリアンワックスは、ハチミツや松脂・砂糖などの成分を溶かしたワックスをムダ毛に塗って、乾いた時に一気にひき剥がすことで毛を抜く仕組みになっています。

肌に優しい粘度の高いソフトタイプのワックスもありますが、基本的には毛穴に強い刺激が加わるので、赤みや腫れなど肌トラブルの原因になりやすいです。

毛抜きと同様に、毛根のメラニン色素も根元から取り除くため、脱毛を考えている人に適しません。

ツルツルの状態が2，3週間持続しますが、その後は再び毛が生えるので、自己処理の手間がかかります。

除毛クリーム

除毛クリームは、毛のたんぱく質成分を溶かす「チオグリコール酸カルシウム」という薬剤を使用して、ムダ毛を目立たなくさせることができます。

手軽な価格で購入できて、除毛後はムダ毛が生えてきてもチクチク感が少ないというメリットはありますが、VIOに対応している除毛クリームは少ないです。

また、粘膜にクリームが付着すると刺激が強く、敏感肌の方は特に注意しなければなりません。

除毛クリームで一時的にムダ毛が減っても、再び生えてくる毛量は変わりないので、コスパも悪いです。

長期的な利用はおすすめしませんが、一度除毛クリームを使ってVIOの自己処理をしたい場合は、パッチテストを行って安全を確かめてから塗りましょう。

Vラインの正しい自己処理の方法

ビキニラインと呼ばれるVラインは、VIOの中では比較的自己処理しやすい場所です。

しかし、理想のデザインにシェービングするのは、初めから上手にできるとは限りません。

まずは、Vラインの基本的な手順や処理のポイントを把握して、試してください。

Vラインの自己処理の手順

Vラインは、ハサミと電動シェーバーで自己処理を行います。

大まかな手順は下記の通りです。

電動シェーバーで剃る前には、自己処理する部分をホットタオルで温めるとムダ毛が扱いやすいです。

髪の毛や肌の角質層に含まれるケラチンが、熱を加えることで柔らかくなります。

乾燥した状態の肌でシェービングをすると、細かい傷がついてしまうので、気をつけましょう。

Vラインの自己処理のコツ

衛生面を配慮してハイジニーナ脱毛をする人が増えていますが、Vラインの自己処理では、「形を整えるだけ」という人が多いのではないでしょうか。

Ｖラインは左右対称にしないと違和感が出ますから、剃る範囲を決めてから慎重に処理をすることが大事です。

ポイントは以下の通りです。

まずはVラインのデザインを決めましょう。

身につけたい水着や下着がハッキリしていて、はみ出る分だけ処理したい場合は、それだけ剃るのがおすすめです。

ボリュームを少なくしたい・全体のデザインを整えたい方は、正面から鏡で確認しつつデザインを検討してください。

上から見てハサミでカットすると、想定よりも短くなり不自然になる恐れがあります。

性器が自然と隠れるように、Ｖラインの下側は最低でも3ｃｍは残すと良いでしょう。

Ｖラインの上側は3ｃｍより少し短くカットすると全体の仕上がりが綺麗になります。

Iラインの正しい自己処理の方法

粘膜に近いＩラインは、目視しにくい部位なので自己処理が難しいです。

肌の刺激や負担が強いと、色素沈着しやすいため気を付けなければなりません。

Iラインは、刃が直接当たらない電動シェーバーで処理をすることをおすすめします。

鏡も用意して、肌を傷つけないように丁寧にシェービングしましょう。

Iラインの自己処理の手順

Iラインを自己処理するときは、座って鏡をのぞき込む姿勢か、立った姿勢で片足を曲げて目視する方法を選んで行います。

大まかな手順はVラインと同様ですが、粘膜に近いため慎重に行ってください。

Iラインはショーツを着用した時に両サイドからはみ出る毛を処理します。

強い力で押しあてると皮膚が炎症を起こしやすいため無理は禁物です。

Iラインの自己処理のコツ

Iラインは「Oラインに近い場所」であるほど、自力だけで見るのが困難になります。

そのため鏡を使って全体をチェックしながら剃っていくことを強くおすすめします。

ポイントは以下の通りです。

特に「前方（Vライン付近）→後方（Oライン方向）」へと慎重に剃っていくことが非常に大事です。

Ｖラインは鏡で確認しつつ剃っていくべきですが、同時に目視でもチェックしていれば、位置がズレにくくなりますからリスクが下がります。

しかし「後方→前方」と剃ってしまうと、「前方のムダ毛が邪魔で、後方が見えにくい」という状態になりますから、やはり毛流れに沿って前方から剃っていくことを推奨します。

Oラインの正しい自己処理の方法

Oラインは、凹凸のある形で自己処理が最も難しい箇所ではありますが、ムダ毛処理をしたいと思っている人が多い部位です。

自己処理できれいになれば、生理やトイレの際の不快感が軽減されるといったメリットがあります。

I字の電動シェーバーや肌に優しい4枚刃のカミソリを使用して安全に行いましょう。

Oラインの自己処理の手順

Oラインは、鏡を使ってムダ毛を確認しながらシェービングします。

床に鏡を置いてまたぐように立つか、Iラインと同様に座った状態でOラインを確認しましょう。

大まかな手順は下記の通りです。

鏡を使っても、操作しにくい部分は決して無理をしないでください。

Oラインは、脱毛サロン・クリニックでスタッフがシェービングしてくれることが多いです。

頻繁に自己処理をすると肌トラブルになりやすいため、必要最低限にすることをおすすめします。

Oラインの自己処理のコツ

Ｏラインは粘膜の付近ですからとても繊細です。また、鏡を使ってもチェックしにくい場所でもあります。

下記の3つのポイントを意識してOラインのセルフケアをしましょう。

Ｏラインは目視しにくいですから、特に気をつけてください。

鏡を使いつつ、それでも見えなければ、指でムダ毛の状態をチェックします。

また、小さいヘッドで細かく動かせるシェーバーやI字型シェーバーが使いやすいでしょう。

Oラインは粘膜の付近ですから無理は禁物です。

セルフケアの際は安全を第一に考えて、「もう少し剃れそう」というくらいでやめておくのが無難と言えます。

VIOの自己処理をする際の注意点

VIOの自己処理をするときは、注意したい4点を解説します。

安全にシェービングするために、チェックしましょう。

生理前・生理中は肌が荒れやすいので控える

生理前1週間～生理期間中は、肌が敏感になる時期です。

VIOはただでさえデリケートな部分なので、自己処理は控えましょう。

おすすめのタイミングは生理が終わった後の一週間です。

エストロゲンの分泌が高まる卵胞期は、比較的心身共に安定しやすいので、落ち着いてシェービングできます。

清潔にしてから自己処理する

VIOの自己処理は、不衛生な状態で行うと肌荒れを起こしやすいです。

万が一、肌を傷つけてしまうと雑菌が入って感染症のリスクが高まってしまうので、入浴後が望ましいでしょう。

硬くて太い毛も、お湯で温めると柔らかくなるため扱いやすいです。

自己処理をする際は、使用するシェーバーやハサミも清潔にしてください。

粘膜に近いところは無理して処理をしない

小陰唇や肛門に近い部分のムダ毛は、ギリギリまでシェービングをしようとすると肌を痛めてしまいます。鏡で確認することも大変な部分なので、自力で処理せず、脱毛クリニックなどでシェービングしてもらう方が安心です。

保湿を怠らない

VIOはきちんと保湿をしないと乾燥しやすいパーツです。

特に自己処理の後は、黒ずみやくすみの原因になりやすいため、こまめに保湿をしなければなりません。十分に保湿されると、肌が柔らかくなり埋没毛の予防にもなります。

自己処理が面倒なVIOは医療脱毛がおすすめ！

デリケートゾーンの自己処理は、タイミングや衛生面、範囲など気をつけなければならないところが多く、面倒に感じることもあるでしょう。

手間を減らして、VIOの自己処理を楽にするためには、「VIOの医療脱毛」がおすすめです。

VIOの医療脱毛の主な利点は以下の通りです。

VIO脱毛の施術を行えば、自己処理の頻度を減らすことができます。皮膚にダメージを与えることが必然的に少なくなるので、メリットはとても大きいでしょう。

また、医療脱毛は医師や看護師が行ってくれますから、自分の肌の状態に合わせて適切に施術をしてくれます。

ここでは、VIOの医療脱毛ができるおすすめクリニックを3つ紹介します。

全身脱毛プランもあるので、検討中の方はぜひ参考にしてください。

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ここまでVIOのセルフケア方法や注意点などについてお伝えしました。

美しく快適なVラインをキープするためにも、正しい手順で慎重にムダ毛を処理しましょう。

最後に改めてVIOの自己処理のコツをまとめます。

VIOのムダ毛の処理できれば、臭いやムレを解消することもできます。

適切なやり方で処理をして、快適な状態を手に入れてください。。

また、セルフケアにかかる労力や時間を省きたいのであれば、医療脱毛クリニックでVIO脱毛を検討することをおすすめします。

関心がある方は、まずは脱毛クリニックでカウンセリングを受けてみましょう。

※医療脱毛施術には基本的に保険が効きません。