「医療脱毛で産毛を処理したいけれど、脱毛し切れないと聞いた」
「むしろ濃くなるって本当?」
などと心配している方は少なくないはずです。
「産毛は色素が薄いため、脱毛をしても変化が見えにくい」ということは事実です。
ですが、産毛に効く脱毛形式を取り入れているクリニックであればきちんと処理できます。
そこでここでは、産毛に効く脱毛形式と、おすすめクリニックについて解説します。
「施術期間や回数」や「医療脱毛で産毛を処理するメリット」なども挙げていきますから、ぜひ最後までご覧ください。
本記事の要点
- 産毛に効く医療脱毛マシン:蓄熱式ダイオードレーザー
- 産毛医療脱毛の回数:最低5回
- 産毛医療脱毛のおすすめクリニック:おすすめクリニックを5つ紹介
- 産毛医療脱毛のメリット:医療脱毛で産毛を処理するメリット
医療脱毛で産毛を処理し切れないのは脱毛マシンのせい
ずばり、医療脱毛で産毛を処理することはできます。
ですが「医療脱毛を行ったのに産毛が残った!」という口コミは少なくありません。
その理由の大半は「産毛処理に向かない脱毛マシンを使ったから」です。
多くの脱毛形式は「毛の黒色の色素に反応するタイプ」であるため、脚や腕にあるような濃いムダ毛であれば問題なく処理できます。ですが産毛は色素が薄く細くて、柔らかい毛なので、このタイプの脱毛マシンでは上手く脱毛できません。
ですから産毛を処理したいのであれば、産毛の脱毛に特化した脱毛マシンを使わなければなりません。
では、産毛に効く脱毛マシンと、それを取り入れている主なクリニックを挙げていきます。
産毛脱毛なら蓄熱式ダイオードレーザーがおすすめ
医療脱毛で産毛を処理する場合は、蓄熱式ダイオードレーザーを推奨します。
では、主な蓄熱式脱毛マシンとその特徴を紹介しましょう。
機種名 | レーザー | 特徴 |
---|---|---|
ラシャ | 蓄熱式ダイオードレーザー 熱破壊式ダイオードレーザー |
|
ソプラノアイスプラチナム | 蓄熱式ダイオードレーザー ヤグレーザー アレキサンドライトレーザー |
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ソプラノチタニウム | 蓄熱式ダイオードレーザー ヤグレーザー アレキサンドライトレーザー |
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メディオスターネクストプロ | 蓄熱式ダイオードレーザー 熱破壊式ダイオードレーザー |
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メディオスターモノリス | 蓄熱式ダイオードレーザー 熱破壊式ダイオードレーザー |
|
日本のクリニックは主に
- ヤグレーザー
- 蓄熱式ダイオードレーザー
- アレキサンドライトレーザー
を医療脱毛レーザーとして使っています。
そして、それぞれ
- ヤグレーザー(波長の長いレーザー):硬くなった毛や剛毛におすすめ
- アレキサンドライトレーザー(メラニンに反応):黒色のムダ毛におすすめ
- 蓄熱式ダイオードレーザー:産毛を含め、様々な毛質・肌質に対処可能
という特徴があります。
実際、脱毛業界でも「産毛処理ならダイオードレーザー」と言われています。
※医療脱毛器の種類についてはこちらの記事に詳しくまとめておりますので、ご参照ください。
また、「産毛は当然として、剛毛や他のムダ毛も一気に処理したい」場合は、色々なタイプのレーザーを出せる脱毛マシンを使っているクリニックに通うことも検討しましょう。
蓄熱式脱毛マシンを使用している主なクリニックは以下の通りです。
クリニック名 | 蓄熱式脱毛マシン |
---|---|
リゼクリニック | メディオスターネクストプロ ラシャ |
エミナルクリニック | クリスタルプロ |
TCB東京中央美容外科 | メディオスターネクストプロ ラシャ |
フレイアクリニック | メディオスターネクストプロ メディオスターモノリス |
アリシアクリニック | ソプラノチタニウム |
産毛の医療脱毛は最低回数は5回
産毛の医療脱毛ですが、満足できる結果を得るためにも5~8回程度は施術を受けなけれなりません。期間は1~1.5年ほどかかります。長丁場になる前提で通いましょう。
回数によっておおよそ以下のようになります。
肌や毛の様子 | |
---|---|
3回 | 目立つ産毛が減少してくる |
5回 | 全体的に産毛が減ってくる |
8回 | 産毛が目立たなくなりセルフケアが不要に |
10回以降 | 産毛がほぼ生えてこなくなる |
簡単に抜けるよう見える産毛ですが、普通のムダ毛や剛毛に比べると「施術による変化」が緩やかですから、根気よく続けていくことが大事です。
それもあってか産毛処理に対応しているクリニックの中には、「8回~のコース」や「コース完了後の追加脱毛」を用意しているところも少なくありません。
しっかり産毛を退治したいのであれば、こういったプランを用意しているクリニックをチョイスすることをおすすめします。
産毛脱毛ができる医療脱毛クリニックの選び方
以下に該当する産毛脱毛クリニックをチョイスするのがおすすめです。
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- 蓄熱式など色々なレーザーを導入しているクリニック
- 肌トラブルの保証やアフターケアが充実したクリニック
「産毛を処理できること」は大前提として、「肌トラブルが起きにくいこと」も重要です。
産毛が目立ちやすいのは比較的皮膚が薄い、うなじ、胸、顔などですから、少しくらい価格が高くなっても、「肌トラブル対応やアフターケアの質が高いクリニック」を利用することを推奨します。
では、上記2つの条件についてそれぞれお話ししましょう。
蓄熱式など色々なレーザーを導入しているクリニックを選ぶ
蓄熱式脱毛マシンは、「毛の色素」ではなく「毛の成長因子」に働きかけて脱毛しますから、細くて薄い産毛も処理しやすいと言えます。
ですが産毛脱毛は「顔脱毛コース」の一部である場合が多いです。そして「顔」に関しては、眉毛周辺や鼻の下などに「しっかりした濃い産毛」が生えているケースがほとんど。
この黒いムダ毛については、「アレキサンドライトレーザー(濃いムダ毛との相性が良い)」の方が向いている傾向にあります。
そのため、「産毛以外も処理したい」のであれば、色々な波長のレーザーを用意しているクリニックに通うべきです。毛質や場所によってレーザーを適切に使い分けてくれます。
また、脱毛マシン次第で照射速度や痛みが違いますから、レーザーのタイプではなく機種を重視してクリニックをチョイスするのも良いでしょう。
ただ、いずれにしても産毛処理をする場合は「蓄熱式脱毛マシンがあること」が必須です。
肌トラブルの保証やアフターケアが充実したクリニックを選ぶ<
医療脱毛は、安全なレーザーを使用しているとはいえ、肌に負担を与える医療行為です。
そのため、肌トラブルの保証やアフターケアが充実しているクリニックを選べば、安心できるでしょう。
敏感肌の方は「赤み」などが発生するかもしれませんし、産毛が多い背中、胸、うなじ、顔など、部位を問わず注意が必要です。
クリニックでは皮膚のトラブルに以下のように対処してくれます。
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- トラブルの診察、治療を行う(コース料金内でのサービス)
- 脱毛後にドクターが肌の状態を確認してくれる
- 抗炎症剤などを処方してくれる(必要な場合のみ)
※クリニックよって対応は異なります。
また、施術後は、意識的にスキンケアを丁寧に行い、きちんと保湿することで赤みなどの肌トラブルを予防することもできます。
特にアトピーや敏感肌の方は、使える脱毛マシンも限られてくるので、慎重にクリニックを選びましょう。
ただ、いくら頑張っても肌質・体質・体調次第では問題が起きる可能性もありますから、やはりトラブル対応が充実しているクリニックを探すべきです。
産毛脱毛(医療脱毛)におすすめクリニック5選をご紹介
- 産毛脱毛に強い脱毛マシンがあること
- 利用しやすい料金設定であること
- 通いやすい診療時間であること
などを判断基準として、産毛の医療脱毛におすすめのクリニックを5つ厳選しました。
※「脱毛マシンのタイプ数」には蓄熱式脱毛マシンを含めています。
リゼクリニック:顔の産毛脱毛だけをしたい人にも向いています
リゼクリニック
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- 蓄熱脱毛式マシンによる顔脱毛コース
- 医師によるカウンセリングをしてから契約できる
- 3タイプの脱毛マシン
リゼクリニックは、「産毛がたくさんある顔脱毛」も得意ですから、「顔の産毛だけ脱毛したい」という人にも向いています。
また、脱毛マシンは3タイプあり、そのうち2つは蓄熱式ダイオードレーザーを照射できるマシンです。毛質などを見ながら最適な脱毛マシンを選ぶため、広い範囲を脱毛したい人にも推奨します。
さらにカウンセリングは、医師が診察して脱毛スケジュールを提案してくれるので安心です。
顔脱毛コース | 顔脱毛 5回 81,600円 全身脱毛 5回 (顔&VIOつき) 228,000円 全身脱毛 5回 (顔orVIOつき) 252,000円 |
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それ以外のコース | VIO脱毛 5回 81,600円 脇脱毛 5回 19,800円 全身脱毛 5回 192,000円 |
脱毛マシン | ジェントルヤグプロ(ヤグレーザー) ラシャ(蓄熱式/熱破壊式ダイオードレーザー) メディオスターネクストプロ(蓄熱式ダイオードレーザー) |
シェービング | コース料金内で行ってくれる |
アフターケア | 追加施術・トラブルが起きた際の処方箋費・治療費もコース料金内で対応 |
診療時間 | 午前10時~午後2時/午後3時~午後8時 |
全国のクリニック数 | 25カ所 |
エミナルクリニック:痛みの小さい蓄熱式脱毛マシン
エミナルクリニック
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- 痛みの小さい蓄熱式脱毛マシン
- 全身脱毛メインの分かりやすい施術コース
- 脱毛完了後の皮膚の確認は看護師が行う
エミナルクリニックでは、痛みの小さい蓄熱式脱毛マシン「クリスタルプロ」を用意しています。
クリニックが独自開発した医療脱毛マシンであるクリスタルプロには、「ほぼ全ての毛質OK&皮膚への負担が小さい」という特徴があります。
また、全身脱毛メインですから、「身体中の産毛をなんとかしたい」という人に特に向いています。
さらに施術後は看護師が皮膚の赤みなどトラブルがないか確認してくれるので安心です。
抗炎症剤など塗り薬の処方も無料なので、肌荒れなどの不安がある人にもおすすめです。
顔脱毛コース | 全身脱毛 5回 (顔&VIOつき) 144,000円 全身脱毛 5回 (VIOつき) 76,000円 全身脱毛 5回 (顔・VIOなし) 76,000円 全身脱毛 (顔脱毛つき) 144,000円 |
---|---|
それ以外のコース | – |
脱毛マシン | クリスタルプロ (蓄熱式ダイオードレーザー) |
シェービング | 1カ所 1000円 (セルフケアが困難な場所のみコース料金内で行ってくれる) |
アフターケア | 照射後に看護師が皮膚を確認、抗炎症剤を出してくれる、場合によっては医師の診察・治療も |
診療時間 | 午前10時~午後8時 |
全国のクリニック数 | 62カ所 |
TCB東京中央美容外科:トラブル保証の質が高い
TCB東京中央美容外科
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- 料金内で皮膚トラブルに対応してくれる
- 顔脱毛コースが5タイプもある(1~12回)
- 全国89カ所のクリニックをどこでも使える
TCB東京中央美容外科では、肌にトラブルが起きた際でも、治療・処方箋・追加施術を追加料金なしで行ってくれます。
また、顔脱毛のコース(回数)が幅広いので、少しだけ試したい人からしっかり脱毛したい人にもおすすめです。
さらに全国89カ所の系列クリニックをいつでも移動できます。
特に都内近郊では、近隣のクリニックで予約を取りやすくなるため、スケジュール通りに通いやすいです。
顔脱毛コース | 1回 48,000円 3回 78,000円 5回 102,000円 8回 1148,000円 12回 218,000円 |
---|---|
それ以外のコース | 手足脱毛 オーダーメイド 5回 138,000円 VIO脱毛クイック 5回 48,000円 全身脱毛クイック 5回 98,000円 |
脱毛マシン | ラシャ(蓄熱式/熱破壊式ダイオードレーザー) メディオスターネクストプロ(蓄熱式ダイオードレーザー) |
シェービング | 1カ所2000円~ |
アフターケア | 追加施術・トラブルが起きた際の処方箋費・治療費もコース料金内で対応 |
診療時間 | 午前10時~午後7時 |
全国のクリニック数 | 89カ所 |
フレイアクリニック:顔脱毛と全身脱毛のセットがある
フレイアクリニック
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- 痛みの小さい蓄熱式脱毛マシン
- VIO、顔、全身脱毛など様々なコースがある
- 顔脱毛のコースは3タイプ(1~8回)
パーツ脱毛から全身脱毛まで様々なコースがあります。
顔脱毛には8回、5回、1回の3種類があり、産毛をしっかり処理したい場合は8回を推奨します。
さらに「1回1時間全身脱毛+顔セット」もあります。セットコースを利用すれば、時間的にも金銭的にもお得になるかもしれません。
顔脱毛コース | 1回 41,800円 5回 99,000円 8回 149,600円 全身脱毛 5回 (顔つき) 245,520円 |
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それ以外のコース | VIO脱毛 5回 99,000円 手足脱毛 5回 159,500円 全身脱毛 5回 (顔&VIOつき) 316,030円 全身脱毛 5回 173,800円 全身脱毛 5回 クイックコース (VIOつき) 149,600円 |
脱毛マシン | メディオスターモノリス(蓄熱式/熱破壊式ダイオードレーザー) メディオスターネクストプロ(蓄熱式ダイオードレーザー) |
シェービング | 剃り残しは無料でシェービング |
アフターケア | 医師による診察、状態によっては治療 |
診療時間 | 平日 午後0時~午後9時 休日 午前11時~午後8時 |
全国のクリニック数 | 15カ所 |
アリシアクリニック:うなじから額まで顔脱毛できる
アリシアクリニック
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- うなじから額まで広い範囲の顔脱毛
- 2タイプの蓄熱式レーザー脱毛マシン
- 全身脱毛メインの分かりやすい脱毛コース
アリシアクリニックは、全身脱毛のコースに顔脱毛が含まれており、「顔のみ」のコースはありません。
全顔セットでは、うなじから額まで幅広く脱毛できるため、全身のムダ毛・産毛を一気に脱毛したい人に向いています。
また、3タイプの脱毛マシンを採用し、そのうち2つは産毛を処理しやすい蓄熱式レーザーです。
全顔セット (全身+顔+VIO)5回 | 163,000円 |
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それ以外のコース | 全身脱毛 5回 (VIOつき) 88,000円 |
脱毛マシン | ライトシェアDUET(熱破壊式ダイオードレーザー) スプレンダーX(ヤグレーザー/アレキサンドライトレーザー) ソプラノチタニウム(ヤグレーザー/アレキサンドライトレーザー) |
シェービング | 1カ所 4000円 (剃り残しは無料でシェービング) |
アフターケア | クリニック内で皮膚トラブルに対処 |
診療時間 | 午前11時~午後9時 |
全国のクリニック数 | 22カ所 |
医療脱毛で産毛を処理するメリット
産毛脱毛によって「ムダ毛が減る」だけでなく以下の効果が望めます。
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- 産毛のセルフケアの労力が減る
- 毛穴が引き締まり、目立ちにくくなる
- 皮膚が明るくなる
では、それぞれについて解説していきます。
産毛のセルフケアの労力が減る
産毛脱毛を行えば、定期的にシェービングをするなどお手入れの手間がかからなくなります。
何年も自己流のセルフケアを行っていると、繰り返し肌にシェーバーを当てることになり、肌へのダメージが大きくなってしまいます。
さらにシェーバーを用いたセルフケアでは、処理時に発生する汚れやゴミが、毛穴に詰まり込む恐れもあります。
医療脱毛で産毛が抜ければ、肌の負担になるセルフケアの回数を減らすことが可能です。
5~8回くらい脱毛することで、ほとんど自分でお手入れが必要なくなるくらいの状態になるでしょう。
毛穴が引き締まり、目立ちにくくなる
産毛の脱毛をすることには、「毛穴から毛が出てこなくなる」「セルフケアで、毛穴にゴミや汚れが入るリスクが激減する」などのメリットがあり、これにより毛穴が引き締まります。
毛穴が引き締まれば、額や小鼻・頬の目立ったボツボツの改善や、ニキビや肌荒れができにくい肌づくりなどの効果が期待できます。
また、毛穴のボツボツから産毛が生えると、黒ずんで見えることもあるため、肌を美しくしたい方にも産毛脱毛はおすすめです。
皮膚が明るくなる
産毛脱毛は、肌のトーンアップが期待できます。
産毛がたくさん生えていると、光の反射によって肌が暗く見えることも少なくありません。しかし、顔の産毛脱毛をすると、肌全体のトーンが上がり綺麗に見えるのです。
さらに産毛がベースメイクを浮かせて、メイク崩れを招く可能性もありますから、「化粧ノリが悪い」「保湿クリームや化粧水が浸透しにくい」と悩んでいる方も産毛脱毛を検討してはいかがでしょうか。
医療脱毛で産毛を処理するデメリット
医療脱毛で産毛処理をするデメリットは下記の3点です。
デメリット
- 痛みを感じやすい
- 効果を実感するまでに時間・お金がかかる
- 毛嚢炎や硬毛化のリスクがある
それぞれについて、詳しく解説します。
痛みを感じやすい
産毛の生えている部分は、皮膚が薄いパーツが多いため、レーザーを照射した際の痛みを感じやすいです。
また、手足の指や甲など骨に近い皮膚は、レーザーの熱が伝わって比較的強い痛みを感じることがあります。
医療脱毛クリニックでは、麻酔を用意しているところが多いため、事前に希望を伝えましょう。
効果を実感するまでに時間・お金がかかる
産毛脱毛では、脱毛の効果を実感するまでに1年~1年半程度かかります。
施術回数が5~8回、またはそれ以上になることもあるため、契約する際の費用の負担がかかることも考慮しましょう。
費用をできるだけ安く抑えるためには、麻酔やシェービング、キャンセル代など追加料金がかからないところもおすすめです。
毛嚢炎や硬毛化のリスクがある
産毛脱毛では、毛嚢炎や硬毛化など肌トラブルのリスクがあります。
毛嚢炎とは、毛穴に炎症が起こり赤く腫れたりニキビのように膿が溜まったりする疾患のこと。
自己処理で肌が傷ついてバリア機能が低下していると施術後に毛嚢炎ができることがあるのです。
また、硬毛化とは、施術後に毛が太く濃くなる症状のこと。
はっきりとした原因が明らかになっていませんが、レーザーの刺激で発毛が促進されているのではないかといわれています。
硬毛化は、顔やうなじ、腕などの産毛に起きやすいトラブルです。
このような肌トラブルがあった際には、速やかに医師の診察を受けて適切な処方や追加照射を受けましょう。
産毛脱毛の施術を受ける際の注意点
産毛脱毛を効果的に行うためには、3つの注意点に気をつける必要があります。
注意点
- 間違った自己処理は肌を痛めやすい
- 期間を空けずに施術スケジュールを守る
- 施術前にはメイクを丁寧に落とす
それぞれについて、詳しく解説します。
間違った自己処理は肌を痛めやすい
産毛脱毛の前の自己処理は正しい方法で行わなければなりません。
最も肌に優しい自己処理の方法は、電気シェーバーを使用することです。
カミソリや脱毛ワックスは、肌表面を傷めやすいため、危険です。
背中など剃りにくいところは無料でシェービングしてくれるクリニックを選ぶと安心でしょう。
自己処理を誤ると炎症が起きやすくなってしまうので、無理せず丁寧に行ってください。
期間を空けずに施術スケジュールを守る
産毛脱毛に限らず、医療脱毛では、決められた施術スケジュール通りに脱毛することで一定の効果が得られます。
数日~一週間程度のズレは全く問題ありませんが、通院が大変になり何カ月も間隔が空いてしまうと毛周期にあったタイミングで照射できない事態になるからです。
産毛脱毛では、1~2か月に1回が適した間隔です。
根気強く通って、産毛をきれいに脱毛しましょう。
施術前にはメイクを丁寧に落とす
産毛脱毛の中でも特に、顔や腕などのパーツは日焼け止めやメイクの影響で毛穴が塞がっていることがあります。
スキンケア以外は何もつけていない状態の皮膚でないと、通常のレーザーの効果を得られにくいため注意しましょう。
仕事帰りに産毛脱毛をする際は、化粧室で洗顔するか、拭き取りタイプのクレンジングシートがあると丁寧に落とせます。
まとめ:産毛の医療脱毛では脱毛マシン選びと施術回数が重要になる
産毛脱毛(医療脱毛)のためのクリニックを選ぶポイントを改めてまとめます。
まとめ
- 蓄熱式脱毛マシンがあるクリニックを探す
- アフターケアの質が高いクリニックなら安心
- 産毛の医療脱毛なら5~8回は通いたい
特に「どの脱毛マシンがあるか」「脱毛コースは何回か」に注目しましょう。
通常のムダ毛に比べると、産毛脱毛には期間を要します。
ですが地道に通い続けることで、肌荒れをケアしたり、メイクノリを高めたりすることができます。
良さそうなクリニックがあれば、まずはカウンセリングを受けましょう。
※医療脱毛には基本的に保険が効きません。