綺麗になりたい方にとって脱毛もネイルも大切ですよね。しかし、脱毛をしている最中は日に焼けてはいけないと注意されてしまいます。
ジェルネイルはジェルを固めるために紫外線のライトに入れて照射する時間がありますよね。その紫外線は脱毛をした後に照射しても大丈夫なのでしょうか?
特に指の毛を脱毛している方にとっては気になる部分かもしれません。
折角綺麗になるためにしているのに、知らなくてトラブルが起きてしまったら大変ですよね。
脱毛している方がジェルネイルをしたときの、影響はどのようになっているのでしょうか。
また、脱毛中にジェルネイルをしてもよい方法なども見ていこうと思います。
目次
ジェルネイルは、そもそもどういう仕組みなの?
まずジェルネイルには種類が二つあって、初めに誕生したジェルネイルはハードジェルネイルと呼ばれるものでした。
ハードジェルの特徴は、その強度です。長持ちをするだけでなく、透明度も高く付け心地も軽いので長く親しまれています。その強度を生かしてハードジェルでは長さを作ることができるのも特徴です。
しかし、落としにくいのも特徴です。ジェルを削ってリムーバーをしみ込ませて落としていくので、落とすときに少し爪に負担がかかります。
もう一つのジェルであるソークオフタイプのジェルは、爪に優しく、リムーバーで簡単に落とせるジェルです。爪にも優しいのが特徴です。ジェルネイルをする方の多くが、自爪が弱くて長く伸ばせない方や、すぐに折れてしまう方、爪をすぐにいじってしまって伸ばせない方などから選ばれているのがソークオフタイプのジェルです。自爪に影響を感じないで伸ばせることで人気があります。
ジェルネイルはゲル状の樹脂をUVライトで照らすことで固まります。光重合開始剤が入っているので、光を吸収することで固まることができます。ジェルの種類によって、光重合開始剤や成分の分量が違うので、固まり方や質感などが変わってきます。
脱毛とジェルネイルとの関係とは?紫外線は脱毛の敵?
では、脱毛ではなぜ紫外線があまりよろしくないといわれているのでしょうか。
実は、脱毛をすると肌が少なからず弱ってしまいます。その弱っているときはターンオーバーが崩れやすくなっていることも多く、バリア機能もうまく働いてくれません。そんな状態の時に刺激が強い紫外線のUVが肌に当たってしまうと、表皮を通り越し肌の奥にある真皮などに光が届いてしまいます。
するとメラニンを作ってしまいやすくなって、日に焼けるばかりか、シミの原因にもなります。
もともと、UVは紫外線AとB波とC波に分けられます。C波は地上に届くことが少ないので、怖いのはこのA波とB波です。
A派であるUVAは皮膚の奥にまで届いてしまいます。また波長が長くオゾン層も通過しやすいため長期的にみると怖い存在です。肌だけでなく、例えばコラーゲンなどに届き変質させてしまうこともあります。
B派は肌の表面で日焼けや炎症を起こしやすく、肌表面を傷つけるエネルギーを持っています。しかし、服や日傘などである程度防げますし、波長が短いのでオゾン層などで遮られるので地上には10%ほどしか降り注いでいません。
A波とB波はどちらも肌老化や皮膚がんやシミなどの原因となってしまいます。
肌が弱っているときには影響が強く出やすくなってしまいます。ひどいときには病院に行って治療するために通うことにもなりますので、できれば脱毛中は日に当たらずにいたほうが良いでしょう。
また、日焼けをすると脱毛の出力を弱めなくてはいけません。場合によっては施術できないこともあります。その分脱毛の効果も遅くなってしまうことにもなります。
知っていた方がよい脱毛の仕組み
毛が生える仕組みは、毛乳頭と呼ばれる毛細血管と繋がっていてそこから栄養を作り出すところに、毛母細胞と呼ばれる毛のもとになる細胞が覆うように存在します。
毛母細胞が正常に反応すれば毛が作られていきます。しかし、毛乳頭と毛母細胞がうまく機能しない場合は毛が作られることがありません。
脱毛はこの毛乳頭に刺激を与え、徐々に毛を生やすための機能を衰えさせていきます。
しかし毛乳頭は毛穴の一番奥にあるため、ダメージも受けにくく丈夫です。
この毛にだけ効率よく刺激を与える方法が光の脱毛です。光が毛の黒い部分に反応して熱が発生します。熱によって刺激を与えられた毛穴は、生える元気をどんどんなくしていきます。
その分肌への刺激も少なからずあります。肌も真っ白ではないので、少なからずダメージを負っています。そのため、紫外線などが肌の奥に届きやすくなってしまい、シミや炎症などのトラブルになってしまうことがあるのです。
しかし脱毛は、一回の施術で終わることができないのは、毛乳頭が丈夫にできているということの他にも理由があります。
毛は生えるときと生えないときがあるのです。
え?生え続けてくるから処理が大変なのにどういうこと?
って思いますよね。
毛周期を知っておこう
じつは、毛は休んでいるときがあるのです。しかも休んでいる間は目に見えない状態になってしまいます。
これは毛の周期によるもので、周期には「休止期」「成長期」「退行期」に分けられます。
しかも、成長期の毛は全体の30%ともいわれています。
休止期中の毛は、毛穴を最小限まで閉じていますので脱毛の光が届きません。成長期の毛にのみ脱毛の効果があります。
成長期の毛にしか効果が出ませんので、2~3ヶ月に1回、2年ほど通う必要が出てきます。
また、一つの部位で2カ月後に来てくださいね、といわれるところと、3カ月後に来てくださいね、といわれるところがありサロンによって違ってきます。
これは、人によってサイクルが違ってくるところと、そのサロンの方針も違います。また、機械の種類によっても変わってくるからです。
一番効果が高い頻度で来てくださいといわれるはずですので、そのサロンの方針に従ってくださいね。
ジェルネイルは脱毛後いつごろからできる?
ジェルネイルは近い部分でUVが当たることから、脱毛をしている最中はあまり近くで当たるのはあまりよくありません。
人にもよってしまいますが、光が吸収されやすい肌の場合ですとその光だけで日に焼けてしまう可能性があります。それはそれだけ肌に刺激があることがあげられます。
しかし、今ではジェルネイルを硬化させるランプにもUVランプとLEDランプというものが出てきました。
しかし、波長が違ってきますので注意してください。波長が違うと手持ちのジェルネイルの相性が悪くて固まらなくなることがあります。
- UVライトの波長は、350~400㎚(365㎚が主流)
- LEDライトの波長は、385~415㎚です。
LEDライトは400㎚以上で可視光線LED、400㎚未満で紫外線LEDと呼ばれています。硬化が早く、消費電力も少なく済むのはLEDランプです。
紫外線のUVAは315~400㎚、UVBは280~315㎚ですので、UVライトとLEDライトどちらもあまり変わりませんが、できるなら波長が低い方を選んでおく方がよいかもしれません。
また、脱毛をした指の毛の部分までは入れないなどの工夫をしてできるだけライトの光を脱毛にしたところに当たらないようにしましょう。
また、脱毛後1週間はなるべくジェルネイルを避けて下さいね。一週間を過ぎても肌に異常を感じたり、なんだかひりひりするなどの違和感があったりする場合は無理しないでくださいね。
ジェルネイルって脱毛の天敵?どちらかやめないといけないの?のまとめ
脱毛した後は肌が弱っている状態なのでなるべく紫外線に当たらないでいたほうが良く、ジェルネイルを硬化するためのUVランプの機械も紫外線の波長と近いのでできれば脱毛直後は避けたほうが良いことが分かりました。
脱毛中でも、ジェルネイルを硬化しているときでも熱を感じて痛くなるようであれば肌が弱っている証拠です。
遠慮せずに施術者に伝えてくださいね。
ビー・エスコートでは、無料カウンセリングを実施しております。何か少しでも脱毛に関してお悩み・ご相談などありましたら、ビー・エスコートまでお問い合わせください。
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