家庭用脱毛器でVIO脱毛を行う方法は?注意点と合わせて紹介

VIOは自分では見えづらいため、家庭用脱毛器を使って処理をする場合はいくつかのポイントや方法を事前に確認しておくことが重要です。

この記事では、家庭用脱毛器でVIO脱毛をする方法や注意点を解説していきます。VIO脱毛ができる家庭用脱毛器の選び方なども解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

家庭用脱毛器でVIOの脱毛はできる?

家庭用脱毛器でVIO脱毛をすることは可能です。家庭用脱毛器にはいくつかの種類があり、たくさんのメーカーから販売されています。VIO脱毛ができない家庭用脱毛器や形状などが適さない家庭用脱毛器もあるので、VIO脱毛をしたい場合は事前に可能かどうかを確認しておきましょう。

また、VIO脱毛は元々の毛が濃い分時間がかかります。家庭用脱毛器の使用方法と使用頻度を守りながら、根気強くお手入れをしていきましょう。

家庭用脱毛器でVIO脱毛をする方法

VIOは非常にデリケートな部分なので、家庭用脱毛器を使用する際は注意しなければいけません。ここでは、家庭用脱毛器で安全に満足のいく仕上がりになるように、家庭用脱毛器でVIO脱毛をする方法を紹介します。脱毛の流れは下記の通りです。

  • デザインを決める
  • 長い毛を先にカットする
  • 脱毛部位をクーリングして照射
  • 再度クーリングをして保湿

それぞれ詳しく見ていきましょう。

デザインを決める

VIOには、さまざまなデザインがあります。全体的に薄くしたい、全てなくしたい、IOラインはなくしたいけどVラインは残したいなど人それぞれで好みは大きく異なるでしょう。毛が生えてこなくなると形を変えたくなっても変更できません。VIOのデザインは脱毛開始前に決めておくようにしてください。

温泉に行ったときや婦人科健診のときに恥ずかしいので、Vラインは残して小さく形を整えるという方や、最近ではVIO全てなくすという方も増えてきています。丸い形に整える、四角い形のデザインが良い、ハート型に残したいなど、人によってさまざまなので、自分の好みのデザインを探してみてください。

長い毛を先にカットする

家庭用脱毛器を使用する際は、毛根まで毛が届くように、あらかじめシェーバーでムダ毛を処理しなければいけません。しかし、VIOは体の毛に比べて長く硬いので、自己処理の際にシェーバーの刃に毛が絡んでうまく剃れないことがあります。そのため、毛を短くハサミでカットしておくとその後の処理が楽になります。

また、デリケートな部分なので、肌負担の大きいカミソリは避け、電気シェーバーを使用するようにしましょう。カミソリは肌を傷付けやすいのはもちろんですが、深剃りになりやすく脱毛効果が落ちる場合もあります。

毛の長さがありすぎるのはやけどなどの肌トラブルの原因になりかねません。逆に、剃りすぎてしまっても脱毛効果を得にくくなるので、剃った後はチクチクザラザラするくらいで十分です。

脱毛部位をクーリングして照射

VIOは毛が濃い分、痛みを感じやすい部位です。家庭用脱毛器の種類やレベル設定によって痛みは異なりますが、照射前は必ずクーリングを行いましょう。クーリングは、痛みの軽減はもちろんですが、その後の肌トラブルを防ぐためにも必須です。

家庭用脱毛器によっては、ヘッド部分に冷却機能が付いていて保冷剤が不要なものもあります。取扱説明書に従って使用するのが一番ですが、初めてで痛みが不安な場合などは合わせてのクーリングもおすすめです。また、照射が完了した後も、やけどなどのリスクを軽減するために、全体をクーリングしてください。

Vライン

ここからは、家庭用脱毛器を使ったVラインのお手入れ方法について解説していきます。まずはVラインから見ていきましょう。照射をする前に、デザインを考えておくようにしてください。

まず、照射したい部分の毛を剃ります。椅子に楽に腰掛けて目で見ながら処理をするか、立った状態で鏡と目で見ながら少しずつ毛を剃りましょう。形を作る場合は、白いマスキングテープなどで毛の周りを囲っておくと安心です。深く剃りすぎると脱毛効果が下がるリスクもあるので、ツルツルにする必要はありません。

剃り終わった後は、剃った毛が皮膚に付着していないかを十分に確認します。剃った毛が皮膚に付着したまま照射すると、やけどの危険性があるので注意してください。照射面に関しても同様で、毛や布繊維などの付着がないかを照射前に確認しておきましょう。こちらもやけどを防ぐためです。

続いて照射をしていきます。レベル設定を十分確認し、サングラス等で目の保護をしてクーリング→照射を繰り返していきます。このとき、光が漏れると脱毛効果が落ちてしまうので、しっかりと照射面を肌に密着させてください。

少し皮膚が沈むくらいで、痛くない程度で密着させていきます。重ね打ちをし過ぎると肌トラブルの原因になりますので、当て漏れのない範囲で少しだけ被るぐらいで照射していきましょう。

IOライン

続いて、IOラインのお手入れ方法について解説していきます。大まかな流れはVラインと同様ですが、IOは体の中で特に自己処理が難しい部位になるので、注意が必要です。

Iラインは、まず下に新聞紙等を敷いて、毛が落ちても問題がない環境を作ってください。そこにお尻を付けて座り、体育座りのような形から足をM字に開きます。前に鏡を立てかけて、鏡と目で見ながら剃っていきます。

Oラインは鏡を床に置いて、そこにまたがるようにしゃがみ、鏡を見ながら剃っていきます。

また、どちらも特に敏感で傷付きやすい箇所なので、慎重に自己処理を行いましょう。照射時に関しても同様の体勢で照射していきます。

再度クーリングをして保湿

照射後は、脱毛後の肌トラブルを防ぐために必ずクーリングと保湿を行ってください。肌の火照り感にかかわらず、肌トラブルを防ぐためにもクーリングは必須です。

保湿は、肌トラブルを防ぐのはもちろんですが、脱毛効果を高める効果も期待できるのです。肌が潤い、水分量があるほうが光が届きやすく効果が出やすくなります。肌の乾燥は痛みが増す原因にもなりますので、日頃からの保湿が重要です。

VIO脱毛をする際の注意点

お家で手軽にVIO脱毛ができるのは魅力的ですが、デリケートで傷付きやすいVIOの処理には、いくつかの注意点があります。肌トラブルを防ぐためにも、下記の注意点について確認しておきましょう。

  • クーリングは十分に行う
  • 粘膜には照射しないように注意する
  • まずは全体的に照射する

それぞれ解説していきます。

クーリングは十分に行う

VIOは他の箇所に比べて毛が濃い分、痛みが伴い肌トラブルが起こりやすいです。痛みや肌トラブルを防ぐためにも、しっかりとクーリングを行いましょう。

また、脱毛では段階を踏んで無理のない照射レベルに設定にすることが大切ですが、クーリングで痛みを軽減できればレベルを上げられる可能性もあります。効果を出しつつ、肌トラブルを防ぐためにもクーリングは十分に行ってください。

粘膜には照射しないように注意する

VIO脱毛は自分では照射しにくい上に、一番粘膜に近く肌を傷付けやすい箇所です。粘膜には照射しないようにしなければいけませんが、自分で行っていると誤って粘膜部分まで照射してしまう可能性があります。見ながら照射することが難しい部位なので、事前に光が出ない状態で練習するのもおすすめです。

不安な方は、粘膜部分に白いマスキングテープなどを貼って保護しておくのも良いでしょう。この方法ですと、粘膜に近いところまで当てられます。粘膜に近いところまで毛が生えている方も多いので、しっかり当てて綺麗な仕上がりにするのは理想的ですが、粘膜には照射しないように注意しながら行ってください。

まずは全体的に照射する

形を整えるだけで毛は残したいという場合でも、最初の間は全て剃って全体的に照射すると良いです。最初から形を整えてしまうと真ん中部分の形を作ったところだけが硬く太く長い毛のままになります。

残す場合でも、ある程度は照射して毛が柔らかくなってからでないと、毛がないところと毛があるところの境目がくっきりできてしまうのです。また、形を小さくしていると余計に真ん中に密集してゴワッと感が出るので、最初は全体に照射して全体的に薄くするのがおすすめです。後から馴染ませようと思っても大変なので、最初から全体照射するのが良いでしょう。

VIO脱毛ができる家庭用脱毛器の選び方

冒頭でも紹介しましたが、家庭用脱毛器にはVIO脱毛が可能なものとそうでないものがあります。下記では、家庭用脱毛器を選ぶポイントをまとめたので、参考にしてみてください。

  • 脱毛方式
  • 脱毛範囲
  • 機能性
  • コスパ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

脱毛方式

家庭用脱毛器には、主にレーザー式とフラッシュ式の2種類があります。

レーザー式は、医療クリニックのレーザー脱毛と同様の仕組みが使われたもので、照射面が比較的狭いです。痛みが出やすい反面効果が高いといわれています。

フラッシュ式は、レーザー式に比べると痛みが少なく効果の出方は緩やかな場合が多いです。脱毛サロンでの光脱毛と同様の仕組みが使われており、比較的照射面は広いとされています。肌への負担が少ないことと安全性の高さから、家庭用脱毛器はフラッシュ式が多く出回っています。

照射面が狭いと1回の脱毛に時間がかかりますし、効果が緩やかな場合はその分脱毛回数は必要になります。それぞれの特徴があるので、自分に合った家庭用脱毛器を選びましょう。

また、どちらも家庭用として出力が抑えられて、一般の方も安全に使えるようになっています。しっかりと使用方法や使用頻度を守っていれば、効果を感じることができますが、VIOは毛が濃いため根気強く続けていくことが必要となります。

脱毛範囲

Vラインまでなら脱毛ができるものやVIO全ての脱毛ができるものなど、家庭用脱毛器によって脱毛範囲が異なります。あらかじめ自分が脱毛したい範囲と、購入を検討している家庭用脱毛器の脱毛可能な範囲を確認しておきましょう。

Vラインを脱毛すると、形が小さく整うことでIOラインの毛が気になってくる場合があります。Vラインの脱毛を考えている方は、元々IOラインはあまり生えないという方でない限り、VIO全てに対応している家庭用脱毛器のほうが無難です。

機能性

家庭用脱毛器によっては、冷却機能や連続照射機能が搭載されています。

VIOは痛みが出やすい箇所なので、冷却が必須の箇所になりますが、ヘッド部分に冷却機能が付いているものだと冷やす手間は省けるでしょう。もしくは、セルフのクーリングと合わせてダブルの効果が期待できます。

連続照射機能は文字通り連続的に照射できるもので、脱毛のお手入れ時間を短縮できます。VIOは範囲は広くないですが、処理が難しい部位なので自分ですると意外と時間がかかります。他の胴体部分なども同じ家庭用脱毛器での脱毛を考えているのであれば、連続照射機能があったほうが便利です。

また細かくレベル設定できるものは、段階的にレベルを上げていくことができるので、痛みを感じやすいVIO脱毛にはおすすめです。このように。家庭用脱毛器によって機能はさまざまなので、色んな脱毛器を比較して検討しましょう。

コスパ

家庭用脱毛器は、一度購入するとずっと使い続けられるというわけではありません。脱毛効果を維持できる、ショット数が決まっています。家庭用脱毛器によって、使い切りタイプと照射部分のカートリッジを交換することによって使い続けられるタイプがあります。

家庭用脱毛器の本体の価格だけを見るのではなく、ランニングコストを計算してみるのがおすすめです。本体が安くても、ランニングコストでみると他の家庭用脱毛器のほうが良かったということになりかねません。

家庭用脱毛器でのVIO脱毛が不安ならサロンの光脱毛

ここまで、家庭用脱毛器でのVIO脱毛について紹介しましたが、自分で脱毛するのが不安という方はサロンの光脱毛もおすすめです。サロンでのVIO脱毛は、経験豊富なプロのスタッフが施術を行ってくれるので、デザインの失敗や肌トラブルの心配が少なくなります。

また、寝ているだけで施術してもらえるので自分で照射をする手間を省けます。最後に、サロン脱毛のメリットも紹介するので、自分に合った脱毛方法を選んでみてください。

形を綺麗に整えられる

サロンでのVIO脱毛だと、スタッフに形を綺麗に整えてもらえます。家庭用脱毛器で自分で処理をしようとすると、見えにくい中で綺麗な形に整えるのが難しいです。たまご型などの丸みのある形は特に難しいでしょう。

しかし、サロンならそういった手間もありません。一度形ができるとその部分の毛が生えなくなってしまうので、自分でやって失敗したまま修正できないという心配も少なくなります。形を綺麗に整えたいが、自分でやるのはあまり自信がないという方は、サロン脱毛が良いでしょう。

​肌トラブルのリスクが低い

先ほども紹介した通り、VIOはデリケートで傷付きやすく、粘膜に近い部分です。見づらいので、カットや照射に失敗して肌トラブルにつながるリスクが高い部位でもあります。

しかし、サロンならそういった肌トラブルのリスクを軽減できます。粘膜に照射してしまう、パワーを上げすぎてやけどしてしまうなどのトラブルが不安な方は、サロン脱毛を検討してみてください。

効果が出るのが早い

家庭用脱毛器は、家庭でも安全に使用できるように作られています。一方で、業務用の機械はしっかりと研修を受けたプロのスタッフが使うことを想定された機械なので、家庭用脱毛器よりもパワーがあるのです。

そのため、家庭用脱毛器と比べるとサロン脱毛のほうが効果を早く感じられます。自分ですることに不安があり、効果を早く実感したいという方にはサロン脱毛がおすすめです。また、サロンでは脱毛後のアフターケアも充実しているので、肌の乾燥が防げて、より高い効果が期待できるでしょう。脱毛効果が出やすい肌状態を作るサポートやアドバイスも期待できます。

まとめ

家庭用脱毛器でVIO脱毛をすることは可能ですが、自分で照射をするのが難しく、肌トラブルのリスクも高いという点に注意が必要です。また、VIOは硬く濃い毛質のため、脱毛には時間には時間がかかるというデメリットも存在します。

自分でVIOの処理をするのが不安、早めに効果を得たい、脱毛の手間を減らしたいという方は、サロンでの脱毛がおすすめです。プロが施術してくれるので手間がかからず、肌トラブルのリスクも軽減できます。また、家庭用脱毛器よりも照射のパワーが強いため、より高い効果が期待できるでしょう。

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