毎日のムダ毛のお手入れって面倒ですよね?そんなあなたにおすすめなのが脱毛です。その中でも光脱毛は特殊な光によって毛根を破壊することによってムダ毛が生えてくるのを抑えることができる脱毛方法で「痛みが少ない脱毛」として良く知られています。
そういった特徴もあって人気の光脱毛ですが、実は知らなければならない重要な注意点がいくつかあるんです。実際の脱毛サロンでしっかりと注意点として伝えられることになりますが、あらかじめ知っておけば安心ですよね?この機会にしっかりと光脱毛の施術前と施術後におさせておきたい注意点を把握しておくようにしましょう。
目次
光脱毛前の注意点
光脱毛の施術前にしてはいけないことは5つあります。それは毛抜き、ワックスでの自己処理、日焼け、薬の服用、予防接種です。ではなぜ光脱毛の施術前にしてはならないのか原因を紹介します。
毛抜き
光脱毛の施術前は自己処理をするように言われますが絶対に毛抜きだけはしないようにしましょう。光脱毛は黒い色素(メラニン色素)に反応する光を照射することによって脱毛する技術であるため毛抜きによって深く抜いてしまうと光脱毛の効果を実感することができなくなってしまいます。
ワックスでの自己処理
光脱毛をするときにはワックスを使って除毛することもNGなので注意するようにしましょう。光脱毛は毛周期と呼ばれる毛の成長に合わせて脱毛をしていくことになります。『成長初期/成長期/退行期/休止期』の4つのサイクルがワックスによって乱れてしまうため光脱毛の効果を発揮できなくなるので注意が必要です。
日焼け
光脱毛をする前に日焼けをするのは危険です。光脱毛は黒い毛根に反応して光を照射し毛根を破壊する脱毛方式であるため、日焼けをした肌への光の照射は大きなダメージとなってしまい肌が炎症を起こしてしまう危険性があります。
薬の服用
光脱毛と薬は関係性がないように感じるかもしれませんが、特定の薬の成分によって光脱毛による光の吸収が過敏になってしまうという危険性があります。このことを光過敏症といいます。肌へのダメージが大きくなる可能性があるため施術前には必ず服用している薬について主治医に確認するようにしましょう。
予防接種
インフルエンザなどの予防接種後の約2週間は光脱毛を行うことができません。予防接種によって肌が腫れてしまっている場合は炎症を引き起こしてしまう可能性があるため危険です。
光脱毛当日の注意点
光脱毛を行う当日には制汗剤やクリームやオイルなどの保湿剤、そして日焼け止めや飲酒はNGなのであらかじめ注意しておくようにしましょう。ではそれぞれなぜしてはいけないのかということについて紹介します。
制汗剤
制汗剤は基本的に汗が分泌されるアポクリン汗腺やエクリン汗腺を微粒子が蓋をすることによって制汗効果を発揮する仕組みです。光脱毛の光の照射を阻害してしまうため制汗剤などの使用は控えるようにとされています。
クリーム・オイルなどの保湿剤
クリームやオイルなどの保湿剤も制汗剤同様、毛穴をしっかりとふさぐことで水分を閉じ込める効果を得られるものです。そのため光が毛根まで届かなくなる可能性があるため使用することはできません。
日焼け止め
美容に気を使っている方だからこそ脱毛サロンに行くはずですが、そのとき日焼け止めを塗ると脱毛することができなくなるため注意しましょう。光脱毛の施術前に肌に塗るもの全般はアウトということを意識しておくことが重要ですね。
飲酒
飲酒をしてから光脱毛に行くという方は少ないかもしれませんが、前日のお酒が残っている時には注意が必要です。飲酒後は血行がよくなり火照った状態になっているため光脱毛による肌への刺激が大きくなってしまう危険性があります。また飲酒が原因で炎症となってしまった場合や、かゆみがでてしまった場合などは施術をしてしまった脱毛サロン側の責任となってしまうためあらかじめ飲酒をしての施術は禁止されています。
光脱毛後の注意点
光脱毛は施術前だけでなく施術後にも気を使う必要があります。施術後にしてはいけないこととして入浴、岩盤浴など血行が良くなるもの、温泉やプールなど複数の人が利用する施設、激しい運動、マッサージ、エステ、サウナ、制汗剤の仕様、保湿クリームがあります。
血行が良くなるもの
血行が良くなるものとして入浴、岩盤浴、サウナ、激しい運動などがあります。
光脱毛後は肌が炎症を起こしやすく過敏になっているためできるだけ冷やしてあげることが大切です。そのため血行がよくなってしまう入浴や岩盤浴、サウナや激しい運動などは控えるようにしましょう。かゆみの原因にもなります。
肌へのダメージとなるもの
肌へのダメージになるものとしてマッサージ、エステなどがあります。
光脱毛は強い光を肌へ直接照射するため施術当日は肌を揉んだりマッサージしたりすることのないようにしましょう。脱毛した部位以外のマッサージなどであれば問題ありませんが施術部位はできるだけ触れないようにしておくことが大切です。
肌へ熱をこもらせてしまう
肌へ熱をこもらせてしまうものに保湿クリーム、制汗剤などがあります。
光脱毛をしたあとに大切なことは保湿だと言われていますができるだけ、保湿クリームを使わず冷やした化粧水などを使用するようにしましょう。保湿クリームや制汗剤は毛穴をしっかりと蓋をしてしまう特徴があるため熱がこもりやすくなります。できるだけ自然な状態で肌を労わるようにしましょう。
雑菌による炎症の可能性があるもの
温泉、プールなど脱毛後に入ると雑菌による炎症が起こる可能性があるものがあります。
肌へ光脱毛の光を照射した後は毛根を破壊しているため毛穴から入る雑菌などは深刻な肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。そのため不特定多数の人が使用する温泉やプールなどは行かないようにしましょう。
まとめ
光脱毛の施術前、施術後に気を付けておきたい注意点についてご理解いただけたでしょうか?これらのことは実際の脱毛サロンで必ず説明されることですがあらかじめ知っておくことで安心して脱毛をしてもらうことができます。
ここで紹介したポイントをしっかりおさえて、ムダ毛知らずの美しい肌を手に入れてみましょう。