VIOの処理におすすめのヒートカッターは?選び方や処理方法を解説

VIOのムダ毛は濃く太いので、他の部位よりも気になってしまいますよね。カミソリや電気シェーバーで剃ると数日後にはチクチクして、痛くて処理をするのも億劫に感じている方もいるのではないでしょうか。

そんなVIOの処理後のチクチク感を防ぐことができるのが、ヒートカッターです。この記事では、ヒートカッターでのVIO処理に興味がある方のために、ヒートカッターのメリットデメリットやヒートカッターの選び方、使い方、注意点について解説していきます。

ヒートカッターとは

ヒートカッターは、電熱で毛を焼き切るムダ毛処理アイテムです。毛を剃るカミソリや電気シェーバーと異なり、刃を使わずに熱線を使って毛を焼き切るので、毛先がチクチクしない仕上がりになります。

毛を焼き切る部分の熱線はコームで覆われているので、肌を傷つけることがなく、比較的安全にムダ毛を処理できます。

ヒートカッターでVIOの処理をするメリットデメリット

VIOを処理するのに、カミソリや電気シェーバーしか使ったことがないという方もいるのではないでしょうか。実はヒートカッターはムダ毛が濃く長いVIOのムダ毛処理におすすめの方法です。

仕上がりもカミソリやシェーバーとは異なるので、人によってはヒートカッターでの処理のほうが向いている場合もあるでしょう。ここでは、ヒートカッターでVIOのムダ毛処理をするメリットデメリットについて紹介します。

メリット

ヒートカッターは刃ではなく熱を使って切るため、切ったあとの毛先がチクチクしないのが大きなメリットです。手触りが良くなるだけでなく、下着や水着から剃ったあとの毛が飛び出すことも少ないです。水着を着たときの見た目や毛の触り心地を良くしたい方、処理後のチクチクとした不快感を軽減したい方にはヒートカッターがおすすめです。

また、肌に直接刃を当てることがないため、皮膚が痛みにくく、肌がデリケートな方でも安心して使えます。根元から切るわけではないのでツルツルにはなりませんが、自然な感触のままVIOを薄くしたい方にはぴったりです。

デメリット

ヒートカッターは毛の根元から処理をすることができないので、完全にツルツルにしたい方には不向きです。毛が表面に残っている分、毛が伸びるのが早く、高頻度で処理をしなければいけないのもデメリットといえます。

処理後のチクチク感がなく手触りが良いのがメリットですが、毛が薄くなったり柔らかくなったりする効果はないので注意してください。

また、VIOなどの処理しにくい部分をカットするにはコツが必要なので、慣れるまで時間がかかるでしょう。無理に押し当てすぎたり、不適切な使用をしたりすると、ケガやヒートカッターの故障につながる危険もあります。

VIOの処理に利用するヒートカッターの選び方

一言でヒートカッターといっても、さまざまな種類があります。ここでは、VIOのムダ毛処理をしたいときのヒートカッターの選び方を紹介します。

  • 処理したい部位
  • 電源方式
  • 機能

上記の3つのポイントから詳しく見ていきましょう。

処理したい部位

ヒートカッターは、さまざまな部位のムダ毛処理に対応できるように、商品によって形状などが異なります。VIO全てに対応しているヒートカッターもありますが、部位ごとの処理に求められる機能や形状が少しずつ異なるので、予算や希望に合わせて自分に合ったヒートカッターを選びましょう。

Vライン

Vラインには、ヘッド部分が幅広いタイプのヒートカッターを選ぶと良いでしょう。Vラインは毛が濃く、I・Oラインに比べると範囲が広いです。ヘッドが幅広いタイプであれば、短時間で簡単にムダ毛の処理ができるでしょう。

I字カミソリのような形で側面から毛を切るタイプや、T字カミソリのように持ち手と処理部分が直角になっていて先端から毛を切るタイプなどがあります。自分が普段使用しているカミソリやシェーバーに近い形のものを選ぶと使いやすいでしょう。

Iライン

Iラインは粘膜に近くデリケートなので、繊細な処理ができるようにコンパクトなサイズで小回りがきくヒートカッターを選ぶと良いです。IラインはVラインに比べると肉眼で仕上がりを把握しにくく、無理をしてケガをしてしまう恐れもあります。鏡やLEDライトがついているタイプのものを選ぶと処理部分が見やすく、より安心してムダ毛の処理ができるでしょう。

Oライン

OラインもIラインと同じく、粘膜に近くてデリケートな部位です。VIOの中でも特に処理の難易度が高いため、やけど防止などの安全機能がついているヒートカッターを選ぶと良いでしょう。また、Iラインと同じように小回りがきくコンパクトサイズで、鏡やLEDがついているものを選ぶと処理をしやすくなります。

電源方式

ヒートカッターの電源方式には、大きく分けて電池式と充電式の2種類があります。それぞれの特徴を把握して、どちらが自分に合っているのかを検討してから購入するようにしましょう。

電池式

電池式のヒートカッターは、乾電池を入れれば処理ができるので持ち運びに便利です。もし電池が切れてしまっても、追加の乾電池さえあれば、そのまま処理を続けられます。旅行先などで使用するために持ち歩きたい方や、充電式のヒートカッターの充電時間が気になる方におすすめです。

また、電池式は比較的価格が安い傾向があるため、初期費用を抑えたい方は電池式を選ぶと良いでしょう。ただし、電池を購入するコストもある点は忘れないようにしてください。

充電式

充電式のヒートカッターは、電源プラグやUSBで充電するタイプのものです。充電用のコードと電源さえあれば何度でも繰り返し使えるので、乾電池を取り替えるのが面倒な方におすすめです。

ヒートカッターは消費電力が大きく、思ったよりも充電がなくなるのが速い場合もあります。旅行先に持っていく場合などは、充電コードも一緒に持っていく必要があるでしょう。

購入前に稼働時間を調べておくようにしてください。

充電式は、電池式よりも価格が高い傾向です。ただし、乾電池の購入が必要ないため、長く使う場合は充電式のほうがトータルでコストが低くなる可能性もあります。

機能

ヒートカッターは種類ごとに機能が異なるので、どのような機能があるかもチェックしておきましょう。

例えば、熱線部分にやけど防止用のカバーがついているものは、ヒートカッター初心者の方にはおすすめです。ヒートカッターは基本的に毛を切る部分が直接肌に触れることはありませんが、押し付けすぎたり使用方法が間違っていたりするとやけどをするリスクもあります。不安な方は、安全機能の有無を確認しておくと安心です。

また、先ほど紹介した鏡・LEDライト付きのヒートカッターは、直接見えにくいVIOラインの処理にぴったりです。LEDライトが付いているものなら、照明の影になりやすいVIOもしっかり見ながら処理できます。

衛生面では、ヘッド部分が水洗いできるものがおすすめです。不衛生なヒートカッターを使用していると、雑菌が繁殖して肌トラブルの原因になることもあります。衛生面を考慮して、簡単に洗えるヒートカッターを選ぶのも良いでしょう。

ヒートカッターでのVIOのムダ毛処理方法

ヒートカッターで処理をする際に、いきなりムダ毛にヒートカッターを当てるのはNGです。ヒートカッターを使うときは準備が必要なので、ここではヒートカッターを使ってVIOのムダ毛を処理する流れを解説します。

  • アンダーヘアをとかす
  • カットをする範囲を決める
  • ヒートカッターでカットする
  • 処理をした部分を保湿する

それぞれ詳しく解説していきます。

アンダーヘアをとかす

まずは、ティッシュやタオルなどでムダ毛を処理したい部分を拭き取って、清潔にしておきます。お風呂に入ったあとに処理をするのも良いですが、その場合は水気をしっかりと拭き取るようにしてください。

処理したい部分を清潔にしたら、電源が入っていない状態のヒートカッターやコームを使って、アンダーヘアをとかしましょう。先にとかして毛の絡みを無くしておくことで、処理をする際にスムーズにヒートカッターのコームが通るようになります。

カットをする範囲を決める

アンダーヘアをとかしてコームを通りやすくしたら、自分が処理したい範囲を決めます。何となく決めておくだけでも良いですが、アイブロウペンシルなどを使って線を引いておくと分かりやすいです。

水着や下着からはみ出す太ももの付け根の毛を根元から綺麗に処理したい場合は、ヒートカッターではなく電動シェーバーなどを使って処理をするのがおすすめです。

ヒートカッターでカットする

カットしたい部分の毛を、ヒートカッターのコームでとかすようにして、熱線を当ててカットしましょう。多くの毛を一度にカットしようとすると絡んでしまうので、一度に切るのは5~10本くらいを目安にしてください。

最初から一気に希望の長さにカットするのは難しいので、最初は長めにカットして徐々に希望の長さに近づけていくのがコツです。鏡付きのヒートカッターではない場合は、床に鏡を置いて上にしゃがみ、鏡を見ながら処理するとやりやすいでしょう。

処理をした部分を保湿する

最後に、ムダ毛の処理をした部分を、保湿クリームなどを塗って保湿してください。肌に直接刃が当たっていないとはいえ、コームが擦れて刺激になっている場合もあります。後々の肌トラブルを避けるためにも、保湿して肌を保護しておくと安心です。

ヒートカッターを使用するときの注意点

自宅で手軽にVIOのムダ毛を処理できるヒートカッターですが、注意点をしっかり守らないと、思わぬケガやトラブルにつながるリスクがあります。ここでは、ヒートカッターを使うときに注意すべきことを解説していきます。

  • 毛が濡れている状態で使用しない
  • 浴室での使用は控える
  • 肌に押し付けない
  • 取扱説明書をよく確認する

失敗のリスクを避けるために注意点を確認してから使用するようにしましょう。

毛が濡れている状態で使用しない

毛が濡れていると、ヒートカッターの熱が毛にうまく伝わらずカットしにくくなるだけでなく、感電してしまう危険性があります。

そのため、入浴中や入浴後すぐの状態でヒートカッターを使うのはおすすめできません。ヒートカッターを使うのは、VIOが乾燥しているときにしましょう。入浴後にヒートカッターを使いたい場合は、タオルで水分を拭き取ったあとにドライヤーで乾燥させると安心です。

浴室での使用は控える

ヒートカッターは基本的に水気に弱い製品です。乾いた浴室で使用するのは問題ありませんが、浴槽にお湯を張った状態の浴室や入浴後の浴室など、湿気が立ち込める環境での使用は、ヒートカッターの故障の原因になるので避けるようにしてください。

肌に押し付けない

ヒートカッターは熱線がコームに守られており、肌を傷つけにくいのが特徴です。しかし、肌に押し付けすぎると熱線が肌に触れてしまう恐れがあります。やけどを防ぐためにも、処理中に熱を感じたらすぐに肌からヒートカッターを離すようにしましょう。

また、ムダ毛を処理していると、ついつい短く切ってしまいたくなるものですが、ヒートカッターが切れる長さには限界があります。毛を短く処理したい場合は電動シェーバーなどの他の手段を選ぶか、ムダ毛を無くせるVIO脱毛を検討してみてください。

VIO脱毛については「人気のVIO脱毛とは|メリットデメリットや人気のデザインを解説」の記事で解説しています。

取扱説明書をよく確認する

ヒートカッターの使い方や毛の長さの下限などの注意点は、製品によっても異なります。ヒートカッターを使用する際は、取扱説明書をよく読んで製品の注意点を確認してから使用するようにしましょう。使い方を間違えていると、ケガやヒートカッターの故障につながる恐れがあります。

ヒートカッターによる処理が大変なら脱毛もおすすめ

ここまで、VIOのムダ毛をヒートカッターで処理する方法を紹介してきました。ヒートカッターでの処理は自宅で簡単にできますが、一方で少しずつ処理をしなければいけないので手間がかかります。

根元からムダ毛を処理することができない、処理をしてもすぐに生えてきてしまうなどのデメリットもあるので、VIOを綺麗に処理したい場合は脱毛を検討してみてください。

サロンの光脱毛は、毛の黒いメラニン色素に反応して脱毛効果を得るものなので、毛が濃くて太いVIOは効果を得やすいです。美肌効果も期待できるので、VIOの黒ずみなどに悩んでいる方も安心です。

サロンでVIOを脱毛するメリット

VIOはサロンの光脱毛で特に人気がある施術部位です。では、サロンでVIO脱毛をするとどのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは、サロンでVIOを脱毛するメリットを3つ解説していきます。

  • 自己処理にかかる時間や手間がなくなる
  • VIOのデザインを綺麗に保てる
  • 全体の毛を薄くすることもできる

順番に見ていきましょう。

自己処理にかかる時間や手間がなくなる

ヒートカッターや電動シェーバーなどでの自己処理の場合、処理をしても数日後にはムダ毛が生えてきてしまいます。数日から数週間に一度といった頻度で処理する必要があるので、面倒に感じる方も多いのではないでしょうか。

脱毛の場合、サロンで施術を重ねるごとにムダ毛が薄くなっていきます。そのため、だんだんとムダ毛処理の必要がなくなり、ムダ毛を気にするストレスから解放されます。自己処理にかかる時間や手間を軽減できるので、泊まりで出かける前の日に慌てて処理をするなんていうこともなくなります。

VIOのデザインを綺麗に保てる

VIOを自分で処理する場合、Vラインの形やI・Oラインの毛の長さなどを自分で整える必要があります。VIOは自分の目で見にくく処理するのが難しい部位なので、綺麗な形を保つのは難しいでしょう。

脱毛では、VIOのデザインを決めたら、脱毛のプロがそれに合わせて毛を処理してくれます。Vラインの形を綺麗に整えられるだけでなく、全体をツルツルにするハイジニーナにすることも可能です。脱毛の施術を重ねていけば、希望のデザインのままキープできるので、いつでもVIOの形に自信を持てるようになるでしょう。

全体の毛を薄くすることもできる

VIOの毛を自分で処理する場合、毛が濃く太い状態のまま短くカットするので、毛が短い状態でも目立ってしまいます。しかし、脱毛をすれば全体的に毛が細く薄くなっていくため、自然な柔らかい毛が手に入るのです。

毛を薄くしたいけど無くすのは抵抗があるという方は、全体的に毛を薄くするように施術をしてもらうと良いでしょう。

まとめ

ヒートカッターは、熱で毛をカットするムダ毛処理アイテムで、毛先の仕上がりがチクチクしないのが特徴です。デリケートで処理が難しいVIOに使う場合は、処理したい部位や機能などをしっかりと確認してから選ぶようにしましょう。

ヒートカッターを使用する場合は、処理する範囲を清潔にして、アンダーヘアをコームでとかしてからカットをします。いきなりカットをしたり肌に押し付けすぎたりすると、肌トラブルにつながる恐れもあるので注意してください。処理が終わったらしっかり保湿をするのも大切です。

ヒートカッターでの処理が面倒な場合は、サロン脱毛もおすすめです。自己処理にかかる時間や手間を省けるようになるのに加えて、VIOのデザインや毛の薄さをコントロールできます。

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