全身脱毛と聞くと、顔から手足の指先まで全てが脱毛できると思うかもしれませんが、実はサロンによって施術できる範囲が異なります。
「思ったよりも料金が安かった!」と思ったら、脱毛したい範囲が含まれていなかったとならないように、全身脱毛を選ぶ前には必ず「全身」の範囲がどこなのかチェックする必要があります。
目次
サロンによって含まれないこともある「うなじ」
全身脱毛の範囲で、サロンによって最も対応が異なる部位が「顔」と「VIOライン」です。
顔とVIOラインは人によって、脱毛の必要を感じる、感じないが分かれる部位。さらに、この2つの部位をカットすることで料金も大幅に抑えることができるので、サロンによってはあえて全身の範囲に含まず、オプションとして追加する形にしているところも少なくありません。
顔とVIOラインはプランによっても含まれる、含まれないが変わってくることも多く、全身脱毛の範囲に含まれていなくても自分で気付きやすい部位。しかし、全身の範囲に含まれていないことが多いものの、意外と気付きにくい部位としてあげられるのが「うなじ」です。
うなじは、顔とVIOラインと同じように脱毛の好みが分かれる部位。さらに、産毛が多いので脱毛が完了するまで時間がかかるので、あえて全身に含まないサロンも少なくありません。けれども実は、うなじは脱毛をするメリットがたくさんあるパーツなんです。
うなじを脱毛するメリット
普段自分の目で直接見ることのない「うなじ」。実際脱毛するとどのようなメリットがあるのか見てみましょう。
色々なヘアスタイルを楽しめる
うなじには、実は産毛がしっかりと生えています。自分の目で直接見ることができないので気付きにくいかもしれませんが、アップスタイルにすると後ろから他の人にバッチリ見られてしまいます。中には、うなじのムダ毛が濃い人も多く、コンプレックスに感じて髪の毛を下ろしている人もいるのではないでしょうか。
脱毛すれば、いつ誰に見られても平気な綺麗なうなじが手に入ります。髪の毛で隠す必要もなくなるので、色々なヘアスタイルを楽しむこともでき、ファッションの幅も広がります。
首が長く綺麗に見える
うなじにはそれほど濃い毛が生えていないという人でも、産毛はしっかり生えているのでどうしても肌はくすんでみえがちです。
うなじを脱毛すれば、肌に影を作り出している産毛がなくなるから肌がワントーン明るくなります。さらに、首周りもスッキリして、首も長く見えます。清潔感もアップして他の人にも良い印象を与えます。
理想の襟足を作ることができる
うなじは、自分で綺麗にすることが難しい部位です。特に襟足は左右対称に作らなければならず、思うような形に仕上がらないことも。
うなじ脱毛なら、理想とする襟足を作ることができます。「アーチ型」や「MW型」、「U型」など色々なデザインから好みのものを選ぶことができるので、理想の襟足を手に入れることができます。
自己処理で肌を傷付ける心配がない
うなじの自己処理をする場合、鏡で後姿を見ながら行わなくてはなりません。凹凸も多く、直接目で見ながらの処理ができないので、カミソリで肌を傷付けてしまう可能性もあります。また、シェービングをしてもすぐ生えてくるため、頻繁に自己処理をしなければならず、肌荒れや毛嚢炎などのトラブルを起こす危険性も。
脱毛をすれば肌を傷付ける恐れのある自己処理から解放されるので、肌トラブルを起こす危険性もなくなります。
全身脱毛をするならうなじも一緒がおすすめ
うなじの脱毛にはメリットがたくさんあるので、全身脱毛はうなじも脱毛範囲に含まれているものを選ぶことをおすすめします。
全身脱毛で背中の脱毛をしてツルツルにした場合、うなじだけ手を付けていないと、うなじと背中の境目がはっきりして不自然な仕上がりになってしまいます。また、肌の色も他の部分よりもくすんで見えてしまいます。
また、後からうなじの部位脱毛を追加すると脱毛の料金も割高になることや、脱毛完了までにも時間がかかるため、初めからうなじを含めた全身脱毛を行うことをおすすめします。
部位数に惑わされずに脱毛範囲をしっかり見極めよう
全身脱毛の範囲がサロンによって違うように、部位の分け方も違います。何ヶ所と記されていても、1つ1つの部位の範囲が違うので、多いからより広い範囲を脱毛できるとは限りません。少なくても広範囲を脱毛できる場合もあります。
全身脱毛を選ぶ際は料金だけで選ばず、自分の脱毛したい部位が範囲に含まれているかどうか、うなじのように見落とされがちな部位がしっかり含まれているか事前にチェックするようにしてください。
まとめ
全身脱毛はサロンによって脱毛できる範囲が異なります。特に「うなじ」は脱毛できる範囲に含まれていないことも多い部位ですが、うなじ脱毛にはたくさんのメリットがあるため、全身脱毛するならうなじも一緒に脱毛するのがおすすめです。