脱毛する女性が1番望むことは、「ムダ毛のないきれいな肌」になることですよね。
ムダ毛をなくすだけではなく、美肌効果にも期待して脱毛にチャレンジする女性もきっと多いことでしょう。
そんな美肌にたどり着く前に、肌にトラブルが発生してしまい、赤みや腫れ、吹きでものや傷などができてしまったら、一大事ですよね。
絶対にあってはならないことですが、脱毛はこのような肌トラブルと常に背中合わせです。
では、よく発生する肌トラブルには、どんなものがあるでしょうか。
脱毛リスク
脱毛をする際には、肌トラブルのリスクが必ずついて回ります。
このようなリスクを脱毛リスクと呼び、施術する前に必ず理解を深めることが推奨されています。
どんな人にも必ず発生するというわけではありませんが、発生する可能性は誰にとってもゼロではありません。
脱毛は脱毛サロンや医療クリニックで施術されますが、どこで施術を受けてもトラブルのリスクは必ずあります。
施術の効果や痛み、費用ばかりに気を取られ、肌トラブルのリスクについて何も理解していなければ、トラブルが発生した際に、大きなショックを受けてしまうことにもなりかねません。
事前のカウンセリングにおいて、このような肌トラブルについてしっかり説明するサロンやクリニックほど、信頼の厚い施設であることがわかりますが、サロンやクリニック任せにせず、自分自身でしっかり理解することが、脱毛を受ける際の心構えでもあります。
肌トラブルの内容
脱毛の施術が原因で、実際に引き起こされてしまう肌トラブルとは、どんな症状が現れるのでしょうか。
症状と対処法を一緒にみていきましょう。
赤み
施術を受けた脱毛後の肌が、赤みを帯びる症状です。
施術の光に反応し、軽く炎症を起こした状態に見られるものであり、脱毛後の肌によく起こる症状でもあります。
しばらくすると自然と消えていきます。
<対処法>
発疹や痛み、かゆみがない場合は、ほとんどの場合自然と消えるため、特に治療する必要はありません。
保湿を心がけながら様子を見ますが、他にも何か症状が出てきたら、すぐに脱毛したサロンに相談するか、病院で診察を受ける必要があります。
毛嚢炎
毛嚢炎とは、脱毛後の肌が赤く腫れ、吹き出ものやニキビのような状態になる肌トラブルです。
毛穴の奥にある毛包に、雑菌が侵入することで、起こる炎症です。
脱毛後の肌は、施術で受けた熱の影響により、軽く火傷を負った状態になっています。
乾燥によって肌のバリアー機能が低下してしまい、無防備な状態になっているため、雑菌の侵入を許し、炎症を起こしてしまいます。
<対処法>
ブツブツがあっても、数が少なかったり、痛みやかゆみが無いような時は、自然治癒することが多いため、特別な処置をせずに様子を見ます。
痛みがある場合やブツブツが大きくなる場合、または広がるような場合は、抗菌薬やステロイド配合の軟膏などを使っての治療が必要となります。
多毛化
多毛化とは、脱毛の施術を受ける前より、ムダ毛が多く生えてくる症状です。
原因は不透明な部分が多く、はっきり解明されていませんが、照射された光によって、発毛していなかった毛穴が活性化され、新たな毛が生えてくることが原因ではないかと言われています。
<対処法>
対処法は、施術を行ったサロンやクリニックによって違いがあるため、一概には言えませんが、施術で使う光の波長の種類や、出力を変えて再度施術してみるところが多いようです。
自分にできることは、しっかりアフターケアを行うことです。
保湿を心がけ、増えたムダ毛を自己判断で自己処理をしないようにしましょう。
硬毛化
硬毛化とは、施術後に生えてくるムダ毛が、施術前より太くなったように見える症状です。
多毛化と同じように、施術の光によって機能していなかった毛穴が、新たに活性化されることが原因だと考えられています。
実際には完全に脱毛されずに残ってしまったムダ毛が、黒くて太い毛になることが多いようです。
産毛などの、色素が薄く細い毛に対して照射を行った時に発生する確率が高く、二の腕や背中に発生しやすい肌トラブルです。
<対処法>
対処方法は、硬毛化と同じです。
ほとんどの脱毛サロンが、再施術を行うという対処法を取っているため、完全に脱毛が完了するまでには、時間がかかってしまいます。
効果が現れない肌トラブル
せっかく脱毛の施術を受けていても、一向に効果が現れなければ、焦りを感じたりがっかりしてしまいますよね。
脱毛の効果が現れるのは、個人差があるため、目安となる脱毛回数や脱毛期間が必ずあてはまるわけではありません。
とはいえ、その目安を大幅に過ぎているのに、脱毛の効果が現れなければ、不安になってしまいます。
効果が現れないことを、肌トラブルと言えるかどうかはわかりませんが、脱毛リスクの1つであることには間違いありません。
照射漏れ
脱毛という施術そのものは、優秀な脱毛機器によって行われますが、照射という作業をするのは、あくまでも人間の手です。
脱毛の施術は、狭い範囲内で少しずつ機器をずらしながら、丁寧に照射していく作業ですが、そんな中でも照射漏れが発生するリスクは充分にあり得ることです。
施術する人の技量や技術による差があることは否めませんが、人間の手作業で行われるため、照射漏れというリスクがあることも、しっかり認識しておく必要があります。
<対処法>
無料で再照射してもらえるところがほとんどですが、保証内容にもかかわってくることなので、契約前に打ち漏れに対する対処法を、しっかり確認しておく必要があります。
出力不足
照射漏れでもないのに、一向に脱毛の効果が現れないような時は、出力不足の可能性が考えられます。
施術の経験が無い人は、効果が現れるレベルや、肌トラブルが発生する確率など、すべてが未知数です。
肌が光の刺激に慣れるまで、念のため低い出力設定で施術を始めることがあります。
そのため、初めて脱毛の施術を受ける人に対しては、弱い出力設定された光で施術をすることが多く、出力不足で脱毛の効果が現れないというトラブルです。
<対処法>
照射漏れと同じで、再照射を行うところがほとんどです。
出力をこれまでより高めに設定し、肌の様子をうかがいながら再照射を行います。
まとめ
脱毛という施術には、肌トラブルがつきものです。
誰もがムダ毛のない美肌になることだけを夢見て脱毛の施術を受けるため、このようなトラブルが発生した際、大きなショックを受けてしまいます。
ですが、施術を受ける前に、これらの脱毛リスクも受け入れることができて初めて、脱毛という施術が始まるのです。
肌トラブルは、必ず起こるトラブルではありませんが、万が一発生した際の対応策を常に念頭に置き、実際に発生した時は、冷静に対応することで乗り越えることができます。
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