脱毛しているときでも、自分でムダ毛を処理はしていかなければなりません。しかし、脱毛と、毛抜きは絶対やっちゃダメ! なほど、危険な行為なのです。
なぜ、脱毛に通っているときの自己処理で、毛抜きはいけないのでしょうか。
脱毛中に毛抜きをしてしまった場合にどうなるのかということや、そもそも毛抜きをすると毛穴にどういったことが起こるのか見ていこうと思います。
脱毛と毛抜きの相性とは
脱毛と毛抜きの相性はとても悪いです! 脱毛中に毛抜きを行ってしまうと、脱毛が長引いてしまうことがあります。
脱毛は、毛に沿って毛穴の奥まで光を届けて、熱によって毛が生えるための組織を弱らせていきます。しかし、毛抜きをしてしまうと、毛がなくなってしまうので熱が奥まで届かなくなってしまいます。すると、脱毛の効果がなくなり意味がなくなってしまうのです。
毛抜きをしてしまうと、毛穴から毛がなくなってしまうので、毛穴の奥まで光が届きません。また次にその毛穴から生えてくる毛は、部位にもよりますが3ヶ月~半年後になってしまいます。その間毛抜きをした毛穴には脱毛ができませんので、その分脱毛の期間が延びてしまいます。
脱毛のタイミングが合わなければ、また毛が抜けた状態で脱毛を行うことになるので、またまた効果がない脱毛になってしまいます。これだけで、半年から1年たってしまっているので、本来脱毛の効果によって目立たなくなっているはずの毛が、まだ生き生きとした元気な毛が生えているので「脱毛は効果がない」なんてことになってしまいます。
脱毛前に毛を抜いて処理をしていっていいの? いつまで毛を抜かない方がいい?
脱毛前に毛の処理をするように言ってくるサロンは多いです。しかし、この毛の処理は、剃毛を意味しています。そう、カミソリやシェーバーなどで剃ることです。
間違っても、毛抜きで処理をしてはいけません! 先ほどお伝えしたように、毛を抜いた状態で脱毛を行っても、脱毛の意味がないのです。
脱毛の前もどのくらいの期間抜かないでいればいいのか分からないですよね。
実際最低2週間前から1カ月前くらいから抜かないで準備をしておくと効果が得られやすいです。
脱毛は、毛がある状態で行うことで一番効果が出ます。
毛を少し残し、生えている毛をカミソリなどで剃って、脱毛の期間までに生やしておくことをお勧めします。
実際最初に行くときは、ある程度毛が生えていれば大丈夫です。
毛の周期があるので毛の周期に合わせて2カ月や3カ月に一度の施術になり、何度か施術を繰り返して徐々に毛が細くなり、毛が生えにくくなっていきます。
毛は、成長期→退行期→休止期の繰り返しで毛が生えています。今見えている毛は、成長期から退行期にかけてのほんの一部の毛です。その割合は1割から2割ほどといわれています。しかも、脱毛はこの成長期にしか作用しません。そのため、実際に効果があるのは、その部位の1割にも満たない毛だけです。脱毛を一回したからと安心しても、また同じように生えてくるのは、休んでいた毛が成長期に変わったからなんです。
実際脱毛サロンでは平均12回の施術で効果が出たと実感している方が多いです。
6回ほど通うと、毛が細くなって、毛が薄くなったと感じられるようです。
どの毛の周期にもまんべんなく脱毛の効果を得るためには、12回はかかるということになります。
2~3ヶ月に一回を12回の施術だと、2年から3年です。
その間、毛を抜くのは我慢しなくてはいけません。
といっても、毛を抜くことを習慣としていた人は、毛を抜くなといわれても抜きたくなってしまうものです。中には無意識に毛を抜いてしまう人もいます。
しかし脱毛の前でも、脱毛の後でも抜いてしまうのはよくありません。
実はその中で抜いてもいい毛が一つだけ存在します。
抜いてもいい毛というのは、脱毛後1週間から1か月後に自然に毛が抜けている中の
「引っ張ったらするっと簡単に抜ける毛」です。
ちょっとでも抵抗がある毛は抜かないようにしてくださいね。
しかし、脱毛の後に毛を抜く行為はとても危険です。
毛穴が火傷を負っているような状態で、とてもデリケートになっています。分かりにくいかもしれませんが、肌にも負担がかかっています。
その為、毛を抜く行為だけでなく、ムダ毛のお手入れにも気をつけなければいけません。
毛を抜く行為はもちろん禁止です! ! できれば、カミソリを使った処理もやめたほうが良いです。一番肌にも毛穴にも負担が少ない、電気シェーバーを優しく肌に当てて毛の処理をするようにしてくださいね。
早くて1週間、遅くても1か月後にはこれから生えるはずの毛にも作用しているので自然に毛が抜けてきて、約2週間から1ヶ月ほど綺麗な状態になります。
多分毛を抜く人は、毛を引っ張って綺麗に抜けることが楽しみなのかもしれませんが、脱毛している間は我慢するようにしてくださいね。
毛の周期がずれてしまうことで、通常2~3年ですむはずの脱毛が長引いてしまって、5年以上かかることもあります。
脱毛してなくても毛抜きは危険! NGな理由とは
脱毛しているときに毛を抜いてはいけないのですが、実は、普段のムダ毛のお手入れでも毛抜く行為はやめておいた方がよいです。
どうして毛抜きがNGかというと、毛穴はがとてもデリケートだから。
毛の奥の部分、脱毛をして作用する部分は毛細血管から栄養を受け取り、毛を生やす準備をする毛乳頭や毛母細胞というものがあります。毛を抜くと毛を無理やり肌から毛を引きはがす行為なので、この毛細血管などが傷ついてしまう可能性があります。
毛穴はそのまま開いた状態なので、その毛穴に殺菌が入り込んで炎症が起こり、毛嚢炎になってしまいます。
それだけならいいのですが、色素沈着を起こしたり、埋没毛といって皮膚の下に毛が埋もれてしまったりと、とてもトラブルが多いムダ毛の自己処理方法なのです。
また、皮膚を引っ張るので、実は肌がたるみやすくなってしまいます。
脇もしわになりやすいですが、一番毛を抜かない方がいい部位は、眉毛です。まぶたの皮膚はとても薄く、頬の3分の1の薄さです。
むりやり皮膚を引っ張ってしまうので、まぶたが伸びてしまいます。
ただでさえ、マスカラやアイライン、アイカラーなど負担がかかりやすい部分です。たるんだりしわになったりしますので、ぱっちり目を目指したい方は絶対に眉毛の毛は抜かないでくださいね。
気が付きにくいですが、脇でもどこの部位でも同じで皮膚がたるんでしまいます。
毛を抜いた爽快感や、毛がない綺麗さを実感したいのなら脱毛に行くことをお勧めします。
脱毛サロンであれば肌のトラブルも少なくてすみますし、なんといっても仕上がりが綺麗です。自己処理をしなくてもいいので、毛が気になるから毛を抜くなんてことはなくなるはずです。
まとめ
脱毛をすると、毛抜きでの自己処理はデメリットです!
色素沈着や炎症などの肌トラブルだけでなく、毛の周期も乱すので脱毛に通う期間が長くなってしまうこともあります。効果が出ないと感じてしまうことも。脱毛中は毛を抜くことは絶対にしないようにしてくださいね。
また、脱毛中でなくても毛を抜く行為は本当に危険です。
毛を抜く自己処理をするなら、早めに脱毛して気になる毛をなくしてしまったほうが肌の為にも毛の為にもいいです。
毛が気になったら早めの段階で、脱毛をして綺麗になってしまいましょう。
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