脱毛したら赤いぶつぶつが出来る原因と対処法  

発疹脱毛の施術を受けると、施術後はすぐに、ムダ毛のないきれいな肌になれるような気がしますよね。

そんな期待とは裏腹に、残念ながら脱毛は、1回や2回施術を受けただけでは完了しません。

毛周期のリズムに合わせた施術が必要であることや、脱毛の仕組みをきちんと理解していれば、施術後すぐにムダ毛が消えてなくならなくても、決して焦ることはないでしょう。

 

ですが、施術を受けた後の肌に、赤いぶつぶつができてしまったとなれば話は別ですよね。

施術後すぐにムダ毛がなくならないだけではなく、赤いぶつぶつなんてできてしまったら、施術が失敗だったのかもしれないと、一抹の不安さえ覚えてしまいます。

 

では脱毛後の肌に、赤いぶつぶつができてしまうのは、いったいどんなことが原因なのでしょうか。

考えられるその原因を、探ってみましょう。

 

脱毛の後にできる赤いぶつぶつの正体

発疹

それでは、脱毛後にできる発疹は何なのでしょうか。

 

≪正常な反応≫

赤いぶつぶつができてしまうことは、実は脱毛の施術後の肌にはよく発生することであり、決して珍しいことではありません。

施術に対する肌の正常な反応でもあるため、赤いぶつぶつができてしまっても焦ることはないのです。

 

脱毛の施術の仕組みは、レーザーなどから発せられる光を、毛根部の組織に照射することから始まりますが、この光にこそ赤いぶつぶつの原因が隠されています。

光から発せられる熱を利用し、毛根部の組織にダメージを与えたり、もしくは破壊することで発毛のサイクルを断って、脱毛する仕組みです。

 

照射された光はムダ毛だけではなく、肌にも刺激を与えてしまいます。

そのため、光の熱が原因で肌が軽い火傷を負った状態となり、赤く腫れ、やがて「ぶつぶつ」として私たちの目に触れることとなってしまいます。

 

このぶつぶつは、脱毛の施術を受けた肌に見られる、ある意味正常な反応でもあり、ほとんどの場合において1週間程度で赤みがひいていきます。

 

≪異常な反応≫

問題なのは、1週間程度で赤みが引かないぶつぶつです。

軽く火傷を負った状態として認識される赤いぶつぶつは、通常1週間程度で赤みが引いていくものですが、それ以上の期間にわたってぶつぶつが引かない場合は、異常な反応と判断されます。

 

異常な反応とは即ち「肌トラブル」を起こしてしまっている状態です。

軽い火傷も肌トラブルと言えますが、赤みがなかなか引かないぶつぶつとは、治療が必要となってくるほどの肌トラブルのことです。

 

脱毛後の肌に、なかなか引かない赤いぶつぶつができてしまった際は、「毛嚢炎」という症状を引き起こしている可能性が高く、きちんとした治療が必要になります。

毛嚢炎とは、脱毛後のデリケートな状態の毛穴に雑菌の侵入を許してしまい、毛根部の毛包と呼ばれる部分に、細菌が感染することで炎症を起こしてしまう病気です。

 

赤いぶつぶつの中心部に膿がたまったり、かゆみや痛みを覚えることもあります。

 

脱毛後に赤いぶつぶつができる可能性

悩む女性

赤いぶつぶつは、どんな人にも必ずできるものではありません。

また反対に、どんな人にもできないと言い切れるものでもありません。

では、脱毛後の肌に赤いぶつぶつができてしまう可能性は、どんな場合に高くなってしまうでしょうか。

 

≪レーザー脱毛≫

レーザー脱毛は、光脱毛と比較すると施術後に赤いぶつぶつができてしまう可能性は高くなります。

その理由は、レーザー脱毛で使用する光にあります。

現在の脱毛業界において主流となっている脱毛方法は、光脱毛とレーザー脱毛です。

 

どちらも脱毛の基本的なメカニズムは同じですが、使用する光の強さと種類に決定的な違いがあります。

特にレーザー脱毛は、医療機関として認められた医療クリニックや、美容皮膚科でしか施術できない脱毛方法であるため、光脱毛に比べて出力が高く、強い光を使用できる点が、強みでもあります。

 

強い光を照射できることにより、脱毛の効果が早く現れることが大きなメリットですが、その分肌にかかる負担が大きくなることがデメリットです。

そのため、強い光の刺激を受ける肌に大きな負担がかってしまい、光脱毛と比較すると、毛嚢炎などの肌トラブルを引き起こす可能性が高くなることになります。

 

≪敏感肌≫

もともと肌が弱い「敏感肌」の人も、脱毛の施術を受けた後は赤いぶつぶつができる可能性が高くなります。

敏感肌の人は、もともと刺激に対して肌が弱いため、通常の人と比較すると受けるダメージも大きくなってしまうことが原因です。

 

事前のカウンセリングにおいて、自分が敏感肌であることをしっかり伝えたうえで、施術が問題なくできるかどうか、判断する必要があります。

 

赤いぶつぶつが出たときの対処法

保湿

脱毛後の肌に、赤いぶつぶつができてしまった際は、ひとまず何かしらの処置が必要となります。

軽い火傷程度の赤みであれば、放置しておいても自然と消滅する可能性が高いものですが、それでもアフターケアの1つとして、自宅でできる対処法を実践することで治るまでの期間を短くしたり、それ以上の悪化を防ぐこともできます。

 

脱毛後の肌に、赤みのあるぶつぶつができた時は、まず保湿を心がけることが大事です。

赤みが強いときやひどいとき、かゆみや痛みがあるときは、サロンやクリニックに相談のうえ、沈静化するための治療に入ります。

 

施術したのが脱毛サロンであるか、医療クリニックであるかにより、治療する場所や治療方法に多少の違いはありますが、ほとんどの場合は、まずは治療薬を塗布することになります。

症状に合わせて抗菌薬やステロイド配合薬、抗真菌薬などを塗布して治療します。

 

この肌トラブルを悪化させないためには、必ず乾燥から肌を守る必要があるため、できるだけ保湿や薬で肌を乾燥させないよう注意が必要です。

 

赤いぶつぶつを予防するには

≪清潔≫

脱毛後の肌は施術の光の影響により、一時的にバリアー機能を失ってしまいます。

無防備な状態となっているため、とても敏感で些細な刺激にも弱く、細菌などの雑菌にも感染しやすい状態なのです。

 

刺激に弱い施術直後の入浴は控えつつ、かいた汗を放置しないなど、できる限り清潔を保つことが大事です。

 

≪食生活・生活習慣の改善≫

肌の生まれかわりのサイクルを「ターンオーバー」と言いますが、生活習慣や食生活が乱れると、自律神経の乱れを招くこととなり、必然的にターンオーバーのサイクルも乱れてしまいます。

ターンオーバーが乱れた肌は脱毛が難しいだけでなく、肌トラブルを起こしやすくなるため、悪い生活習慣や食生活を見直す必要があります。

 

≪ホルモンバランス≫

女性の体は、女性ホルモンと切っても切れない関係にあります。

ホルモン状態が不安定な時に脱毛の施術を受けると、脱毛の効果が出にくいうえに、赤いぶつぶつのような肌トラブルが多く発生してしまいます。

 

ホルモンバランスが不安定な生理前の施術より、生理後1週間の安定したホルモンバランスの時に脱毛の施術を受けることをおすすめします。

 

まとめ

せっかく脱毛した肌に、突如として赤いぶつぶつが現れたりすると、本当にがっかりしてしまいますよね。

施術が失敗だったのではないかと思ったり、ちゃんときれいに治るのか不安になったりします。

ほとんどの場合がやがて消失するものですが、なかなか引かないぶつぶつや、痛みやかゆみを伴う赤いぶつぶつは、きちんとした対処が必要です。

 

そのうち治るだろうと軽視して放置せず、抗菌薬での保湿や治療薬を使っての治療が必要となります。

このような肌トラブルをできるだけ未然に防ぐためにも、脱毛後のアフターケアは怠らず、しっかり清潔と保湿を心がけることが何よりも大事です。

 

脱毛は、施術を受ければ終わりなのではなく、自宅で行うアフターケアも含めて「脱毛する」ということであることを、忘れないようにしましょう。

 

ビー・エスコートでは、国内最新機器の光脱毛を使用しております。ほぼ無痛なので、安心して安全に脱毛することが可能です。また、肌トラブルを避けるために、テスト脱毛も実施しております。お肌の水分値を計測し、基準値に満たなかった場合は施術をお断りさせていただいております。

脱毛に関するお悩みやご相談などがありましたら、ぜひお気軽にビーエスコートまでお越しください。

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