ショート動画って作っても全然伸びない…。
そもそも「なにを意識して作ればいいかわからない!」 「サイズ設定ってどうすればいいの?
アップしたら画質がボケボケになるんだけど…」
このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか? ショート動画は手軽に投稿できる反面、サイズ・構成・演出を少し間違えるだけで、再生されずに終わってしまうという落とし穴もあります。
本記事では、そんな初心者の方でも安心して始められるよう、動画のサイズ設定、冒頭の作り方、ツールの使い方、よくあるトラブルの対処法まで丁寧に解説しています。
ショート動画は一度作れば、TikTokやInstagramなど他SNSにも使い回しができて、集客や発信力アップに繋がるのも魅力。
迷ったらまずはこの記事を読んで、正しいステップで動画制作を始めましょう! ぜひ、最後まで参考にしてみてください。
Youtubeショートとはなに?
Youtubeショートは、最長60秒の縦型動画を投稿できるYouTubeの短尺動画機能です。
TikTokやInstagramリールと同様にスマホで撮影・編集しやすく、誰でも気軽に動画投稿が始められます。
拡散力が高く、YouTube内で新たな視聴者にリーチできるのが特長です。
特に登録者が少ない段階でもバズる可能性があり、集客・認知拡大の第一歩として有効です。
Youtubeショートの動画サイズは?
Youtubeショートを投稿する際、最適な動画サイズを理解しておくことは非常に重要です。
視聴者のスマホ画面にぴったりフィットするように、縦長のアスペクト比9:16が推奨されます。
また、画質を保ちつつ再生速度にも影響しにくい、1080×1920ピクセルの解像度が最適です。
このセクションでは、Youtubeショートで採用すべき動画の「縦横比」と「解像度」について詳しく解説します。
◼︎2つの基本設定
- アスペクト比は9:16
- 解像度は1080×1920ピクセルがおすすめ
アスペクト比は9:16
Youtubeショートで最も適しているのは、アスペクト比9:16の縦長フォーマットです。
これはスマートフォンの画面に最も自然にフィットし、ユーザーに没入感のある視聴体験を提供できます。
横長(16:9)や正方形(1:1)の動画もアップロードは可能ですが、画面の上下に黒い余白が生まれたり、視認性が下がったりするため、再生維持率が落ちる傾向があります。
特に、情報の表示位置が上下に偏ってしまうと、視聴者に必要な情報が見えづらくなるリスクも。
SNSや縦型プラットフォームが主流の今、動画作成時点から9:16を意識しておくことが、パフォーマンス向上につながります。
解像度は1080×1920ピクセルがおすすめ
Youtubeショートで推奨されている解像度は、フルHDの1080×1920ピクセルです。
このサイズは、スマホでの視聴に最も適しており、画質と読み込みスピードのバランスが取れています。
より高解像度(4Kなど)でのアップロードも可能ですが、ファイル容量が大きくなりすぎると、読み込み速度やアップロード時間に悪影響が出る可能性があります。
また、スマホユーザーが視聴する前提であれば、1080pで十分に美しい映像を提供できます。
動画編集時には、出力設定でこのサイズを選択するだけで簡単に最適化できるため、初心者にも扱いやすい解像度です。
ショート動画の尺の長さは何秒が良い?
ショート動画は20〜40秒の長さが最もおすすめです。
この尺なら最後まで視聴される確率が高く、アルゴリズム評価にも好影響を与えます。
60秒以上の動画も投稿できますが、長すぎると離脱されやすくなります。
逆に10秒未満だと内容が薄くなりがちで、拡散しにくい傾向があります。
「短すぎず、長すぎない」テンポの良い動画構成を意識することで、バズのチャンスも広がります。
ショート動画の作り方
ショート動画は、スマホ1台でも手軽に制作できる時代です。
まずは撮影から始まり、編集を加えたうえで各SNSに投稿します。
本項では、3ステップで誰でも簡単にできる制作手順を紹介します。
撮影から投稿までの流れをマスターすれば、SNS集客やフォロワー獲得にもつながります。
◼︎3ステップで解説
- ①動画を撮影する
- ②ツールを使って編集する
- ③SNSに投稿する
①動画を撮影する
ショート動画の制作は、まず「撮影」からスタートします。
最近のスマートフォンは高性能カメラを搭載しており、外部機材がなくても高品質な動画を撮影できます。
YouTubeショートやTikTok、Instagramリールなどのプラットフォームには、縦長撮影に最適化されたカメラ機能が用意されているため、アプリ内でそのまま録画しても問題ありません。
また、照明や構図にも気を配ることで、より魅力的な映像に仕上がります。
自然光をうまく使うだけでも印象は大きく変わりますし、音声もクリアに録ることが視聴維持に影響します。
撮影時は30~60秒の尺を意識して、テンポ良く内容を詰め込むことがポイントです。
②ツールを使って編集する
撮影が完了したら、動画編集ツールを使ってブラッシュアップします。
不要なシーンをカットしたり、テロップ・BGM・効果音を追加することで、視聴者の離脱率を下げる工夫が可能になります。
特にテロップは無音で視聴するユーザーへの配慮としても有効です。
動画の最初の3秒で「結論やインパクトある言葉」を入れるなど、冒頭
③SNSに投稿する
編集が完了したら、いよいよ各SNSに投稿します。
プラットフォームごとに仕様やアルゴリズムが異なるため、投稿時の最適化も重要です。
例えば、YouTubeショートでは「#shorts」のハッシュタグをタイトルか説明文に入れる必要がありますし、TikTokやInstagramではBGMとの相性や投稿時間帯も影響します。
タイトル・サムネ・ハッシュタグの工夫によって再生数に大きな差が出るため、投稿前にしっかり準備しましょう。
一度に複数プラットフォームへ同時投稿するツールもあるため、効率化を図ることも可能です。
分析機能を活用して、伸びた動画の共通点を探る習慣をつけると、次回作へのヒントにもなります。
PCでショート動画の動画サイズを調整できるツール
YouTubeショート動画に適したサイズ(9:16)へ変換できるPCツールがあれば、スマホで撮影した動画も自由に調整できます。
特に、アスペクト比や画質を簡単に整えられるツールは、ショート動画の完成度を左右する重要な要素です。
本記事では、操作が簡単で無料でも使える「Adobe Express」と「EaseUS Video Editor」を紹介します。
どちらも初心者から中級者におすすめのツールで、動画の魅力を最大限に引き出せる機能が充実しています。
Adobe Express(アドビ エクスプレス)
Adobe Expressは、誰でも直感的に操作できる無料の動画編集ツールです。
ブラウザ上で利用でき、PCにソフトをインストールする必要がありません。
そのため、すぐに編集作業を始めることができ、ショート動画用にサイズを縦型(9:16)へ調整するのも簡単です。
テンプレートが豊富で、テキスト挿入やBGM設定もドラッグ&ドロップで可能。
動画初心者でも完成度の高い作品が作れます。
特にSNS向けの出力形式が揃っている点は、ショート動画投稿を想定している人にとって大きな利点です。
ただし、高度な編集や複雑なエフェクトは別のツールが必要になる場合もあるので、簡易編集に特化したツールと捉えるのが良いでしょう。
「手軽に、だけどオシャレに仕上げたい」というニーズにぴったりのサービスです。
EaseUS Video Editor(イーザスビデオエディター)
EaseUS Video Editorは、Windows向けの本格派動画編集ソフトで、ショート動画制作にも非常に適しています。
多彩なフォーマット出力やアスペクト比の自由調整機能により、9:16の縦型動画をきれいに仕上げることが可能です。
さらに、トランジション、フィルター、字幕挿入、BGM設定など、動画に彩りを加える機能が豊富に搭載されています。
特に動画のカットやトリミング作業が簡単で、タイムライン編集にも対応しているため、自由度が高いのが魅力です。
有料プランでは、透かしなしの高画質出力や、さらに多くのテンプレート・素材が利用できるようになります。
スマホ編集に限界を感じた人や、より本格的な編集に挑戦したい方には、非常におすすめのソフトです。
おすすめのショート動画の編集ツール【スマホ版】
ショート動画をスマホで作るなら、操作性が高く初心者でも扱いやすい編集アプリを使うのが近道です。
本セクションでは、スマホ1台で編集できるおすすめ無料ツールを3つ紹介します。
それぞれの特徴を理解して、自分のスタイルに合ったツールを見つけましょう。
◼︎人気アプリ3選
- InShot(インショット)
- VITA(ヴィータ)
- VivaVideo(ビバビデオ)
InShot(インショット)
InShotは、初心者でも直感的に使える動画編集アプリとして高い人気を誇ります。
不要なシーンのカット、テキスト追加、BGMの挿入、速度調整など、ショート動画に必要な機能がすべて搭載されています。
縦横比の変更もワンタップで行え、TikTokやYouTubeショートに最適な9:16サイズの出力も簡単です。
アニメーション付きのスタンプやエフェクトも充実しており、個性を出したい方にもおすすめ。
無料版でも十分な機能を使えますが、ロゴの削除や高度な機能を求める場合は有料プランも検討の価値あり。
広告表示はあるものの、編集作業に支障が出るほどではありません。
操作画面もシンプルなので、編集アプリが初めての人にも安心です。
VITA(ヴィータ)
VITAは、おしゃれで高品質な動画を手軽に作れることで人気の無料アプリです。
編集初心者でも扱いやすく、特に女性ユーザーを中心に支持を集めています。
豊富なテンプレート・BGM・フィルターが用意されており、タップ操作で動画を一気に仕上げられます。
SNSでバズりやすい“インスタ風”のデザインや文字アニメーションも充実。
テンプレートに素材を当てはめるだけで完成するため、編集経験がない方でもプロっぽい動画が作れます。
また、広告表示も少なめでストレスなく使えるのも大きなポイント。
SNSへの直接投稿機能もあるため、制作から発信まで一貫して行えるのが魅力です。
VivaVideo(ビバビデオ)
VivaVideoは、多機能さが売りのスマホ動画編集アプリです。
細かいカット編集やBGM挿入に加えて、フィルター、テロップ、効果音、スローモーションなど、凝った演出も簡単にできます。
YouTubeやTikTok用に特化したテンプレートも多く、すぐにSNSに最適化された映像が作れるのが魅力。
無料版ではウォーターマークが入る点に注意が必要ですが、操作性は抜群です。
一部の高度な機能は有料ですが、月額課金ではなく買い切りも選べるため、コスパも良好。
アプリ内のチュートリアルもわかりやすく、動画編集に少し慣れてきた中級者にもおすすめです。
ショート動画を作る際のポイントを解説
ショート動画は冒頭数秒で勝負が決まると言われるほど、最初の作り込みが重要です。
視聴者がスクロールし続ける中で目を止めてもらうには、インパクト・明快さ・トレンド性の3点がカギになります。
本項では、離脱を防ぎ、視聴維持率を高める冒頭作成の具体的なテクニックを3つ紹介します。
離脱を防ぐために冒頭でインパクトのある演出を入れる
ショート動画は冒頭3秒で視聴されるかスキップされるかが決まります。
このため、最初の一言や一場面に「驚き」「共感」「笑い」など感情を動かす要素を盛り込むことが極めて重要です。
たとえば、「こんな事実、知ってましたか?」といったフックや、BGMの切り替え、映像のズームインなどの演出が有効です。
視覚・聴覚の両方に刺激を与える構成ができると、離脱率が下がり、最後まで見られる可能性が高まります。
何気ない映像の始まりではスルーされがちなため、意識的に「止まらせる冒頭」を作る姿勢が必要です。
「最初が9割」と考え、見た瞬間に引き込まれる演出を常に意識しましょう。
動画の全体の内容がわかるように作成する
ショート動画は短い分、視聴者が「これは何の動画なのか?」を瞬時に理解できる必要があります。
そのため、冒頭では動画全体の要点や結論を簡潔に提示することが有効です。
「この動画では◯◯を紹介します」「最後まで見ると◯◯がわかります」といったフレーズで、見る価値を明確に伝えましょう。
期待値を先に提示する構成は、離脱を防ぎ、視聴維持率やリピート再生にも貢献します。
また、文字テロップやサムネ風のビジュアルも組み合わせると理解度がさらに高まります。
短い中に「伝えたいこと」を詰め込むには、構成力が問われますが、伝え方次第で再生回数が大きく変わるポイントです。
トレンド性(話題性)の高い題材を取り入れる
ショート動画がバズる鍵は「今話題のネタを扱っているか」にあります。
冒頭にトレンドワードや人気コンテンツを絡めることで、アルゴリズムによる拡散や検索流入を狙うことができます。
「最近話題の◯◯について解説します」「◯◯が話題なので試してみました」など、導入でトレンド感を出すと効果的です。
視聴者の興味を引く”今”の要素をうまく取り入れ、旬の空気感を表現しましょう。
トレンドは移り変わりが早いため、日々情報収集しながら動画のテーマを調整する姿勢も重要です。
ニュース、SNS、流行りのドラマやアニメなど、視聴者が身近に感じやすい話題を冒頭に使うと高い効果が期待できます。
Youtubeショートでショート動画を投稿する方法
ショート動画は、YouTube公式アプリやPC版YouTube Studioを使って簡単に投稿できます。
投稿方法を理解しておくことで、動画の品質や再生回数にも好影響を与えることが可能です。
このパートでは、スマホとPCそれぞれの投稿手順を詳しく解説します。
◼︎投稿方法を使い分けよう
- スマートフォンのYoutubeアプリから投稿する方法
- PCから投稿する方法
スマートフォンのYoutubeアプリから投稿する方法
スマホからYouTubeショートを投稿するには、YouTubeアプリを使えば数タップで完了します。
まず、アプリを開き、画面下部の「+」ボタンをタップします。
「ショート動画を作成」または「動画をアップロード」を選択し、縦型動画(最大60秒)を選択してください。
編集画面でテキスト・音楽・フィルターを加えることも可能です。
その後、タイトルを入力し、説明文に「#Shorts」と明記することで、YouTube側がショート動画として認識してくれます。
投稿の際は、公開範囲を「公開」に設定し、ターゲット層や内容に応じたハッシュタグを追加すると再生回数が伸びやすくなります。
スマホアプリではその場で撮影して即投稿もできるため、速報性のあるコンテンツや日常系動画に向いています。
PCから投稿する方法
PCからショート動画を投稿するには、YouTube Studioのアップロード機能を使用します。
まず、YouTubeにログインし、右上のカメラマーク「作成」から「動画をアップロード」を選択。
縦型かつ60秒以内の動画を選び、タイトルか説明文のいずれかに「#Shorts」を含めることが必須です。
これがないと通常動画として処理される可能性があるため注意が必要です。
サムネイルやタグ、再生リストへの追加もPCのほうが細かく設定しやすく、SEOを意識した投稿に向いています。
また、PCからの投稿では高解像度データも扱いやすいため、編集ソフトで作り込んだ動画を投稿する際におすすめです。
予約投稿や分析ツールの利用など、管理面でもPCは優れています。
ショート動画についてよくあるトラブル
ショート動画では「画面が見切れる」「画質が悪くなる」などのトラブルが頻繁に発生します。
これは動画サイズの設定ミスや圧縮処理の影響によるもので、初心者がつまずきやすいポイントです。
事前に回避方法や対処法を知っておけば、クオリティの高いショート動画を安定して投稿できます。
ここでは特によくある2つのトラブルについて、原因と対策を詳しく解説します。
なぜショート動画が見切れてしまう?
ショート動画が見切れてしまう主な原因は、アスペクト比(縦横比)の設定ミスです。
YouTubeショートは9:16の縦型(1080×1920px)が推奨サイズで、それ以外の比率で作成すると上下や左右が切れてしまいます。
特に横長動画(16:9)を流用する場合、スマホで再生されたときに画面中央しか表示されないため、重要なテキストや顔が見切れることがあります。
また、字幕やテロップを画面端ギリギリに配置すると、UIの被りで隠れてしまうことも。
編集段階で「スマホ画面での表示範囲」を意識することが大切です。
対策としては、編集ソフトであらかじめ「縦動画テンプレート」を使う、またはガイドライン表示機能を活用するのが有効です。
アップすると画質が悪くなるのはなぜ?
動画をアップロードした際に画質が悪化する原因の多くは、自動圧縮処理によるものです。
YouTubeではアップロード時にデータを軽量化するための圧縮アルゴリズムがかかります。
この処理はユーザー側で制御できず、元動画のビットレートが低い場合や、圧縮を繰り返した動画は特に画質が劣化しやすいです。
また、アップロード直後は低画質で表示されることもあり、時間が経つと高画質に切り替わるケースもあります。
事前に高ビットレート(例:8Mbps以上)・高解像度(1080×1920)で書き出すことで、劣化を最小限に抑えることが可能です。
「綺麗に見せたいのに画質が悪くなる」と感じたら、まずは出力設定とアップロード形式を見直してみましょう。
まとめ:ショート動画のサイズは9:16がおすすめ
ショート動画は基本的に9:16の縦型サイズ(1080×1920)で作成するのが鉄則です。
この比率にしておけば、YouTubeショートだけでなくTikTokやInstagramリールなど複数のSNSでそのまま使い回しが可能になります。
編集工数を抑えつつ、最大限のリーチが狙える点で非常に効率的です。
逆にサイズ設定を間違えると見切れや画質劣化の原因になりかねないため、最初にしっかり設計することが重要です。
「うまくサイズが合わない」「テンプレートの使い方がわからない」など不安がある場合は、ぜひ一度弊社へご相談ください!