女性にとって細い脚は憧れですよね。しかし、「ふくらはぎ痩せしたい」と思っても根本的な原因が分からないと、効果的にふくらはぎ痩せすることができません。この記事では、ふくらはぎ痩せの方法を太くなる原因から詳しく解説していきます。ふくらはぎ痩せで理想の足を手に入れたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
ふくらはぎが太くなる原因は?
スラリとした綺麗な足を目指して「脚痩せしたい」と考える方は多いでしょう。脚を細く見せたいなら、ふくらはぎ痩せが効果的です。では、なぜふくらはぎが太くなってしまうのでしょうか。原因として以下の4つが考えられます。
- むくみ
- 冷え
- 脂肪
- 筋肉の肥大
これらについて詳しく見ていきましょう。
むくみ
ふくらはぎの筋肉は、下半身の血液を心臓に送り返すポンプ機能を担っています。脚のむくみは夕方に感じやすいですが、それは日中に同じ姿勢で仕事を続けたことで、血流が悪くなってポンプ機能が低下し、むくみを引き起こしているのです。
改善方法としては、適度に姿勢を変えるようにすることです。スクワークで座っている時間が長い場合は、意識的に立ち上がって動作を起こすようにしましょう。また、足の浮腫みを抑える着圧ソックスの着用もおすすめです。
冷え
ふくらはぎが太くなる原因に「むくみ」をあげましたが、むくみは水分が停滞することが原因で引き起こされます。冷えによって血の巡りが悪くなると水分の巡りも悪くなります。そのため、冷えとむくみには大きな関係があるのです。
特に女性は冷え性を訴える人が多く、それに伴って男性よりむくみが出やすい傾向にあります。下半身が冷えないように寒い時期はブランケットを活用する、夏場はエアコンの冷たい風で体を冷やさないようにするなどの対処をしましょう。ふくらはぎのストレッチで筋肉を動かす、リンパマッサージで血行を促進するといった方法も冷え防止に効果的です。
脂肪
脂肪が蓄積されることでふくらはぎが太く見えがちです。脂肪がつく原因には食生活と運動量のバランスが関係しています。高カロリーのものを多量に摂取している、運動量が少ないなどの理由で脂肪がついてしまうのです。
また、冷えと同様に脂肪もむくみに関係しています。足のむくみで血行が悪くなると代謝が落ち、脂肪の燃焼が止まってしまいます。燃焼されない脂肪はそのままふくらはぎに定着してしまうので、ふくらはぎが太くなる原因になるでしょう。脂肪が蓄積しすぎるとセルライトを形成し、ふくらはぎが痩せにくくなるので注意が必要です。
筋肉が肥大
本来使うべきお尻や太ももの筋肉をうまく使えていないことが、ふくらはぎの筋肉肥大につながります。ただでさえふくらはぎは歩く・立つといった日常動作で使う機会が非常に多い筋肉です。特に、女性の場合はハイヒールを履くことが多く、ふくらはぎへの疲労が蓄積しやすいため、太くなりやすい部分といわれています。
また、筋肉には瞬発的な運動でよく使われる速筋と、持続的な運動で使われる遅筋が存在します。速筋を使いすぎていると足が太くなる原因になるため、足痩せを狙う場合は遅筋を使った運動を心がけましょう。ふくらはぎの筋肉肥大や疲労改善にはリンパマッサージやツボ押しも効果的です。
ふくらはぎ痩せの方法
ふくらはぎが太くなる原因を解消するためには、それぞれ効果的な方法があります。ここでは、下記の5つの方法を詳しく見ていきましょう。
- マッサージ
- ストレッチ
- 食事制限
- 有酸素運動
- 筋トレ
1つずつ解説していきます。
マッサージ
マッサージはむくみや冷え解消に効果的です。体が温まった状態でマッサージするとより高い効果が発揮されるため、お風呂上りや全身運動後にマッサージを行いましょう。
「すぐに痩せないから数日間マッサージを続けて、途中でやめてしまった」という声をよく聞きますが、即効性があるマッサージは存在しません。脚痩せしたい目標期間を決めて、それに向けて毎日の習慣化することが重要です。その際、痛気持ちいいと感じるくらいの力加減で、リンパが集中している部分を集中的にマッサージすることがポイントです。正しいやり方でマッサージを行えば血行が促進され、むくみや冷えが解消するでしょう。
ストレッチ
むくみや冷えに加えて、ふくらはぎが痩せにくい原因となっているセルライトの解消にはストレッチがおすすめです。ふくらはぎをしっかり伸ばして血行を改善して、モデルのような美脚を手に入れましょう。「ながら動作」としてストレッチを取り入れることで、「何をやっても続かない」という人でも続けることができるはずです。
例えば、床に足を延ばした状態で座り、ふくらはぎを刺激するように足先で物を押すことをイメージして伸ばすのも、ふくらはぎ痩せに効果的なストレッチの1つです。この動作はテレビを見ながらでもできるので、ぜひ挑戦してみましょう。
また、仕事の合間に取り入れるちょっとした全身ストレッチもふくらはぎ痩せに効果的です。立った状態で両手を後ろで組み、背中を伸ばしてゆっくり体を前に倒す、これだけでも全身ストレッチになります。太もも以外にも、凝り固まった前身の筋肉をほぐしてくれるため、リフレッシュ効果も期待できるでしょう。
食事制限
食事制限はふくらはぎについた脂肪をなくすことに効果的ですが、過度な食事制限は逆に体を壊してしまうため注意が必要です。糖質や脂質が多い食生活を改善し、低カロリー・高ビタミン・高ミネラルな食事を心がけましょう。偏った食事ではなく、バランスの取れた食事内容が丁度良い制限になります。
有酸素運動
ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動もふくらはぎ痩せに効果的です。運動が嫌い・苦手な人でも続けられるペースでゆっくり行うことで習慣化しましょう。無駄な脂肪を燃焼してくれて、足痩せにつながるはずです。毎日の生活に有酸素運動を取り入れるのは、健康的な体作りにもなるでしょう。
筋トレ
正しい筋トレには、筋肉量アップで代謝を向上させる、血行促進でむくみを解消するといった役割があります。また、筋肉で引き締まったふくらはぎは、それだけで美脚に見えるでしょう。
ふくらはぎの筋トレで鍛えるべきなのは、アキレス腱からつながるような位置にある腓腹筋、腓腹筋の上部に位置するヒラメ筋です。腓腹筋の鍛えすぎは筋肉肥大につながりやすいので、注意しながら行ってください。筋トレには冷えや疲労解消といった効果も期待できるため、まずは自宅で簡単に取り入れやすい筋トレに挑戦してみましょう。
ふくらはぎ痩せで理想の足が手に入ったら脱毛でより綺麗に
ふくらはぎ痩せで理想の足が手に入ったら、足脱毛でさらなる美脚を目指してみてください。脚は範囲が広く、長ズボンやロングスカートを履いていても、ちょっとしたムダ毛が気になる部位です。せっかくの細い足でも、ムダ毛があるときれいに見えないでしょう。
脚脱毛は膝上、膝、・膝、足の甲・指の4つのパーツで細かく分けて脱毛できます。ふくらはぎ痩せした後の脱毛には、膝下の脱毛施術がおすすめです。パーツごとに区切った脱毛は金額を安く抑えられるので、キャンペーンなどでお試しで脱毛してみるのも良いでしょう。
足脱毛をするメリット
脱毛には、自己処理が楽になる、肌トラブルの防止、肌のトーンをワントーンアップさせるといったさまざまなメリットがあります。特に足は範囲が広い部位なのでこういったメリットを感じやすく、脱毛施術の人気部位の1つです。
露出の高いファッションでも安心
サロン脱毛では、プロのスタッフによる丁寧な施術を受けられるため、自己処理の剃り残しの心配がなくなります。ムダ毛がないと露出の高いファッションも安心して楽しめるでしょう。
夏にかけては短いズボンやスカート、水着を着用する機会が増えてきます。また、冬に自己処理をサボっていて、いざ足見せファッションをするときにムダ毛の処理ができていなかったなどの問題も起こりかねません、こういった事態を避けるためにも、早めにサロンで脱毛をすることをおすすめします。
自己処理による肌トラブルの心配がない
カミソリやシェーバーを使った自己処理は、皮膚を傷つけやすく、間違った自己処理が乾燥や肌荒れを引き起こす可能性があります。繰り返すムダ毛処理で毛が太くなったり、埋没毛や色素沈着で肌が黒くくすんで見えたりすることもあるでしょう。また、除毛クリームによる自己処理は、クリームに含まれている毛を溶かす有効成分が肌に刺激を与え、赤みや痒みといった肌トラブルにつながります。
脱毛をしてムダ毛がなくなれば、こういった自己処理による肌トラブルの心配も必要なくなるでしょう。自己処理による肌トラブルにお悩みの方は、サロンの脱毛を検討してみてください。
足脱毛に関するQ&A
ここからは、足脱毛に関するよくある質問についてまとめていきます。脱毛を検討している人は参考にしてみてください。
- 脱毛完了までに必要な回数や期間は?
- 足脱毛のお手入れの流れは?
- 足脱毛のお手入れにかかる時間は?
- 脱毛前の自己処理の方法は?
- 脱毛前後に注意すべき点は?
- 脱毛に痛みがありますか?
- 日焼けをしていても脱毛できる?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
脱毛完了までに必要な回数や期間は?
脱毛完了までに必要な回数や期間は、毛量や毛質、脱毛する範囲によって個人差がありますが、脱毛サロンで行う光脱毛は平均4~6回で毛量が減り、8~10回で自己処理が楽になったと感じる人が多い傾向です。
12回以上施術を行うとほとんど毛が生えてこない状態になるでしょう。脱毛施術は毛周期に合わせてスケジュールを組み、足脱毛の場合2カ月に1回のペースで脱毛するのがベストです。
脱毛効果を感じるために6回以上の施術をするとしても約1年~1年半、12回以上の施術では2年以上かかることが見込まれます。
足脱毛のお手入れの流れは?
足脱毛を施術する際の流れとしては、まずサロンスタッフによる剃り残しや肌状態のチェックから始まります。脱毛をできる肌状態であれば、剃り残しのムダ毛をシェービングしてから照射を開始します。
ジェルを塗布するタイプの施術方法の場合は、施術部位にジェルを塗布してから照射をします。施術部位全体に順に照射していき、照射後にアフターケアとしてローションなどを塗布したら完了です。
足脱毛のお手入れにかかる時間は?
足脱毛の1回当たりの施術時間は、脱毛器の種類や脱毛範囲によって大きく異なります。一般的には、足全体で大体45分〜1時間ほど、太ももの脱毛なら20分程度、ひざ下脱毛で約20分程度です。ジェルの塗布が必要な脱毛方法の場合はジェルの塗布時間が必要、自己処理不足によるサロンスタッフのシェービング処理にかかる時間が必要など、状況によってはさらに時間がかかる可能性もあります。
脱毛前の自己処理の方法は?
脱毛施術前には、脱毛する部位を自己処理していく必要があります。多くのサロンでは肌にかかる負担が少ない電気シェーバーでの自己処理を推奨しています。カミソリや除毛クリームでの自己処理は乾燥、肌荒れ、炎症などを引き起こす可能性があり、こういった部分には脱毛施術が行えません。自己処理後はしっかり保湿し、きれいな肌状態で施術を受けましょう。
また、施術当日の自己処理も避けたほうが良いでしょう。電気シェーバーは肌への負担が少ないとはいえ、全くないという訳ではありません。自己処理による負担と脱毛による負担が、同時に肌にかかることで肌トラブルにつながります。数日前に自己処理を行えば、その時は炎症が起きていても沈静化している場合が多く、毛が伸びてしまっても2~3ミリの長さであれば問題なく施術を受けることができます。
脱毛前後に注意すべき点は?
脱毛前後は日焼けに注意し、激しい運動や飲酒、薬の服用は控える必要があります。光脱毛器は毛に含まれるメラニン色素に反応して脱毛効果を発揮します。
そのため、メラニン色素が含まれている日焼けした肌に光脱毛器を照射すると皮膚に直接熱が発生し、やけどを引き起こす危険があります。日焼けした肌への施術は断られる場合が多いので施術前の日焼けはNGです。
また、激しい運動や飲酒は血行を促進させる作用があり、これによって施術後の炎症リスクが高まります。服用している薬がある場合も、事前確認で施術を受けても問題ないか相談しましょう。風邪薬、抗菌薬、抗不安薬、抗がん剤、抗うつ薬などは光脱毛器が照射する光に反応して皮膚炎を誘発する可能性があります。
脱毛施術後は施術前と同様に激しい運動、飲酒、薬の服用を控え、肌の乾燥を防ぐために、普段より入念な保湿ケアを心がけましょう。
脱毛に痛みがありますか?
足は範囲が広いので、部分的に痛みを感じることがあります。特に毛が太く密集している脛や脂肪の少ない膝に痛みを感じやすいようです。しかし、サロン光脱毛は照射力の強いレーザー脱毛と比較して痛みが少ないため、足脱毛で耐えられない程痛みを感じることはほとんどありません。
もし強い痛みを感じた場合は遠慮せずスタッフに相談しましょう。照射力を弱くするなどの対処をしてくれます。最初に痛みを感じても、施術を繰り返すことで毛が細くなり、メラニン色素も減っていきます。自己処理が楽になる程度の脱毛効果がある8~10回以降の施術は、痛みを感じることがなくなるでしょう。どうしても痛みが不安な人はパッチテストの実施をおすすめします。
日焼けをしていても脱毛できる?
前述の通り、日焼けしている肌には脱毛することができません。脱毛を予定している場合は、なるべく早い段階から紫外線対策を行い、日焼けを最小限に抑えましょう。冬場でも外にいれば日焼けします。脱毛している期間中は1年を通した紫外線対策が必須です。
まとめ
ここまで、ふくらはぎが太くなる原因を踏まえた上で、ふくらはぎ痩せの方法を解説しました。ふくらはぎが太くなる原因としては、むくみ、冷え、脂肪、筋肉の肥大などが挙げられます。それらを解消するためには、下記のような方法が効果的です。
- マッサージ
- ストレッチ
- 食事制限
- 有酸素運動
- 筋トレ
また、さらなる美脚を目指すために効果的なサロンの足脱毛についても紹介してきました。足の脱毛をすれば、露出の高いファッションも気兼ねなく楽しめますし、自己処理による肌トラブルが起こるリスクもなくなります。綺麗な足を手に入れたいという方は、ぜひ脱毛も検討してみてください。