近年、美容脱毛をする女性が急増しています。
その背景には、目覚ましいほどの美容業界の発展と、そのサービス内容によって激化する価格競争があるでしょう。
ここ数年に限ってみてみると脱毛は、女性だけではなく、若い男性の間でも浸透するものとなりました。
多くの人が、美しくありたいと願うために脱毛という行為を行います。
特に、美容皮膚科などの医療機関や、エステサロンで行われる脱毛が、美容脱毛と呼ばれています。
美しくあるために行われる美容脱毛の実態とは、いったいどんなものでしょうか。
まだまだ知られざることが多い、そんな美容脱毛の実態について詳しく迫ってみましょう。
目次
脱毛の目的
女性も男性も脱毛をする時代ですが、なぜ人は脱毛をするのでしょうか。
目的は人それぞれであり、性別や年齢によっても変わってくるものです。
病気が原因で、衛生面への配慮から仕方なく脱毛するというケースもあれば、介護などで誰かに介助になる人が、お世話の負担にならないようにと脱毛するケースもあります。
ですが、脱毛をするほとんどの人の目的は、「見た目が美しくあるため」です。
特に見た目を重視する女性は、その多くの人が脱毛を経験するでしょう。
女性はいくつになっても見た目を重視することから、美しくありたいと願う気持ちは一生続くものです。
そんな女性にとって体毛は、美を邪魔する存在のようにさえ感じられたりします。
だからこそ、自分の体からできるだけ体毛を排除したくなるのです。
ムダ毛を自分で処理する人もいれば、美容皮膚科やクリニック、エステサロンなどの専門家にお願いする人もいます。
これらの脱毛のプロにお願いする脱毛を「美容脱毛」と呼びますが、では、美容脱毛とはいったいどんな脱毛方法なのでしょうか。
美容脱毛の種類を知る
現在、専門家やプロの手によって行われる脱毛方法は、大きくわけて2つの方法が主流となっています。
脱毛方法が2つに分かれるのは、脱毛を専門的に行う施設が大きく2つに分けられるからでもあります。
医療クリニックの「医療レーザー脱毛」
美容皮膚科や医療クリニックで施術されるのが「レーザー脱毛」です。
レーザー脱毛は、レーザーの光を照射し、毛根の組織を破壊して脱毛する行為です。
体の組織や細胞を破壊する行為は医療行為とみなされることから、医療レーザー脱毛は、医師免許を持った人間にしか施術できません。
毛根組織を破壊するほどの高い出力のレーザーを照射することで、永久に脱毛の効果を得ることができるものです。
エステサロンの「光脱毛」
エステサロンで施術されるのが「光脱毛」です。
こちらも、光を照射することで脱毛するという根本的な仕組みは、医療クリニックでの施術と同じです。
決定的な違いは、使用する光の種類と出力の違いです。
エステサロンで使用する光はレーザーとは違い、出力が弱く、それぞれ異なる波長からなる複数の光を広範囲に照射することで脱毛するものです。
光脱毛は、毛根細胞を破壊するほどの力ではなく、ダメージを与えることで抑毛するものであることから、資格がなくとも誰でも施術することが可能です。
2つの脱毛の効果の違い
では、この2つの脱毛方法にはどのような効果が期待できるでしょうか。
レーザー脱毛
レーザー脱毛は、毛の黒い組織に反応する強い出力の光を照射して、毛根細胞を破壊します。
破壊してしまうことから、永久的に脱毛することが可能です。
レーザーという出力の高い光を使い、毛周期に合わせて効率よく施術することで、短期間で脱毛をすることができます。
また光の出力が強いことから、多少なりとも痛みを伴うことがほとんどです。
光脱毛
光脱毛は、レーザーほどの強い出力の光を使用できません。
そのため、毛根細胞にダメージを与えながらの脱毛となり、一時的な抑毛や除毛という形で、脱毛していくことになります。
抑毛や除毛になるので、永久的な脱毛の効果はなく、いずれまた毛が生えてくることを充分認識しておくことが必要です。
光が弱い分、肌への負担が少ないというメリットもありますが、その分脱毛が完了するまでには、レーザー脱毛に比べると時間を要します。
美容脱毛のリスクとは
脱毛行為は、自分で処理したり、専門家にお願いしたりとその方法は人それぞれです。
そして、ほとんどの女性が経験するものでもあります。
美意識のため、日常的に脱毛をする人もたくさんいることでしょう。
ですが、あまりにも日常的な行為となりすぎていることから、脱毛に関する意識もほとんどないまま、当たり前のように脱毛している人も多いものです。
そのため、気づきにくいことかもしれませんが、体毛は皮膚が変化したものであり、立派な体の一部なのです。
無意味に存在するのではなく、肌を守ったり、汚れや皮脂を排出したりするという機能を担っています。
そんな体の一部を体から排除するのですから、それなりにリスクが伴うものであるということを忘れてはいけません。
それは、どんな脱毛方法をとっても同じですが、美容脱毛を行った時に起こりうるリスクをいくつか見てみましょう。
<やけど>
レーザーの光を照射するため、肌が軽いやけどを負った状態になります。
ひどい場合だと、傷跡が残ってしまったりすることもあるため、施術後はしっかり冷却することが大事です。
<毛嚢炎>
脱毛後の毛穴に雑菌が侵入することで、炎症をおこしてしまう病気です。
脱毛期間は、しっかり消毒をし、乾燥しないように保湿することを心がけます。
<ケロイド>
脱毛で傷ついた肌が治るときに盛り上がってしまう現象をケロイドといいます。
もともとの体質が原因となることも多く、ケロイド体質であると発生する確率が高くなるので、脱毛前の相談が必要です。
まとめ
脱毛にリスクがあるのは、美容脱毛だけではありません。
自己処理でも正しい脱毛方法でなければ肌を傷つけてしまい、肌トラブルを招くという大きなリスクが伴います。
脱毛のプロに任せる美容脱毛でも、自己処理による脱毛でもそのどちらでもリスクは避けて通れないのです。
意味があって存在する体の一部を排除するということに対する認識と、そのリスクを常に念頭に置いて脱毛しなくてはいけません。
ですが、医療クリニックやエステサロンで施術する美容脱毛は、毛穴や肌、体毛のことを知り尽くしたプロの手によるものです。
ある程度のリスクがあることを理解しながら、これらのプロの手による美容脱毛をすることができれば、きっと、より美しい理想的な素肌を手に入れることができるでしょう。
ビー・エスコートでは、国内最新機器の光脱毛を使用しております。お痛みもほぼなく、ローン契約が高くないことから、学生さんから年配の方まで幅広くいらしていただいています。パーツごとの照射範囲が広いため、より効率的に脱毛することができます。
少しでも脱毛に関してお悩み・ご相談等ありましたら、お気軽にビー・エスコートまでお問い合わせください。